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アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

今となっては星のカービィが笑えない

皆さん、「星のカービィ」の漫画を覚えているでしょうか?
コロコロコミックで長期間、連載されたひかわ博一先生による漫画です
自分と同じ世代の方は懐かしいと思う方多いのでは?

 

僕も好きで一時はコミックス大量に所有していました
知らない間に断捨離して、売ってしまいましたが…

 

なんで急にカービィの話題が出てきたかというとあるお話が今となっては笑えなくなってきたからです

 

それは13巻に収録されている「とつぜん大蔵大臣!!」というエピソード

 

星のカービィ―デデデでプププなものがたり (13) (てんとう虫コミックス)
 


デデデ大王が金欠ということで税金と称して、お金を国民から巻き上げる(カービィも加担)という話なのですが、その時に出てきたのが以下の通り↓

 

・大空飛行税
・おしゃれ税
・おヒゲ税
・武器所有税
自動車税
・吸い込み税
・お城税
・えらい人税
・くちびるあつい税
・おこると恐い税
・おでかけ税
・転倒税

非常にユニークですね(笑)
昔は大笑いしたものでした 

 

でお金を巻き上げたのは良いですが、その後デデデとカービィが無駄遣いして、国王はカービィに交代
税金も食べ物に代わるというオチ

 

ただ、この話が何故今笑えないか

 

今、どんどん新しい税を増やそうとしているからです

 

僕が耳にしているだけで、

 

・走行税
・貯金税
・死亡税

 

を創設しようとしている噂があります

状況が似ているんですよね
カービィの世界と(こちらのブログではそこまで踏み込まれないので、詳しくは自分で調べてください)

 

もしかしたらそのうち、ゴミ捨て税や立ち読み税、試着税とかまで出来てしまうかもしれない…
現実になってしまったら…

 

時間が変わると見方が変わることがあるとはよく言いますが、まさかカービィでそれを痛感するとは思いもしませんでした

風穴!!風穴!!/「緋弾のアリア」感想

タイトル「緋弾のアリア

著書:赤松中学

イラスト:こぶいち

 

アリアAAのレビューを3巻まで掲載していきましたが、次の4巻に進む前に満を持して原作第1巻のレビュー
というのはAAの4巻は原作1巻と密接に繋がってくるんですよ

 

  • 序章〜1弾

物語は作中を代表すると言っても過言ではない「空から女の子が降ってくると思うか?」からスタート
ここは導入ということで武偵とは何か、キンジ達が通う武偵高について説明が

 

(まだヤンデレ成分を微塵も出してない綺麗な)白雪さんが手伝いに来るという誰もが嫉妬するプロローグからアリアとの最悪な出会いまで 


この時のアリアは今とは髪型が微妙に異なっているのが特徴
AA読むとそれが良く分かります
そしてポンコツ(笑)

 

AAのアリアはあかり達からリスペクトされる存在ではありますが、こっちが本来のアリア
「武偵殺し」事件に巻き込まれたキンジを救うべく、現れたのはいいですが、そこからハプニングによってキンジがヒステリアモードへ(分かりやすく言えばスイッチが入った状態です)
その姿に呆然としつつも、例のハプニングは許しておらずキンジを捕らえようとしますが…
ヒステリアになったキンジは覚醒状態
アリアの手の内はほぼお見通しなのです
更にアリアのポンコツぶりで確保失敗
ここからアリアとキンジの物語(というか因縁?)が始まり…

 

  • 2弾

アリアとの最悪な出会いを果たしてしまったキンジ
こうなるともう元の日常には戻れないわけで…
キンジのクラスメイト武藤、本性を出す前の理子りんはここで登場(要するにお馬鹿キャラを演じてる)
理子りんがヤバい奴だという伏線はもうこの章で出ているから隠すことはしません

 

更にはアリアがキンジの部屋に乱入してくるわキンジは散々…
今でこそアリアはキンジの良き相棒(ってどっかのサイトに書いてあった)ですが、この頃のアリアは会話のキャッチボール不能
精神的にアレなのです
それはアリアに時間がないというのもありますが、キンジもこの生活を脱出したいようで…

 

脱出するためにはアリアを振り切るのが必須
そこでキンジが考えた策は…?

ちなみに現在稼働中の「P 緋弾のアリアⅢ」に登場する「太陽はなんで昇る?月はなぜ輝く?」はここから
藤商事、良くここから引っ張り出してきたな…

 

  • 3弾

そこでキンジは一時的に強襲科に復帰することに
それはアリアと一度だけ事件を組んで今の自分の実力を見れば諦めるだろうと判断したからでした

 

途中でゲームセンターでアリアのためにUFOキャッチャーマスクでぬいぐるみを取ってあげるほんわかした一面もありましたが、バスジャック事件が起こると状況は一変し…

 

人気キャラのレキはここで初登場
レキはAAでも原作でも違いはほとんどありません
後に良い意味で崩れていきますが

 

このバスジャックでアリアは負傷
その後、喧嘩割れしてしまうのですがなぜアリアが「独唱曲」と言われているか、キンジが武偵をやめたがっているもう1つの理由もここで判ります
そして犯人が誰かに繋がるヒントもこっそりと

 

  • 4弾

そのバスジャックの直後、キンジは偶然見かけたアリアを尾行(ここでお馴染みの髪型に変化)
アリアが焦っていた理由は冤罪で収監されている母親を助けるためでした
しかも「武偵殺し」の件も絡んでいるから尚更
アリアが母親と面会した翌日、理子と会うのですが…

 

  • 5弾

その理子があるキーワードを言ったことで状況は一変
強引にヒステリアモードになってアリアが搭乗する飛行機に殴り込んだのですが、そこにも爆弾
そしていよいよ黒幕が姿を表すのですが、その黒幕こそ理子りん

 

実はこの「武偵殺し」、3件目で相手を始末している法則があり、今回が本番だったのです
そして理子とアリアが対峙する訳ですが理子は謎の能力の持ち主で…
更に「イー・ウー」という今後のキーワードも登場
アリアも危機に追いやられますが、「ラッツオ」という復活薬で復帰し理子を追い込むまでは行きますが…

 

一難去ってまた一難の如く、今度は飛行機が墜落寸前に
どういうわけかミサイルが飛行機に発射されたようで、墜落を阻止すべく武偵校の仲間が協力してくれるのですがキンジさん…、なんで聖徳太子並のことを出来るのですか
そして普通に運転できてるアリア、コナンくんですか?(笑)

 

なおこのシーン、初代アリアでは信頼度の高いリーチだったりする※初代はチャンスアップがかなり重要でした 

 

  • 最終弾

なんとか墜落を阻止できたキンジとアリア
アリアとの約束通り、これで関係は終わりになるはずでした
しかしアリアは離れたくなかった
それを目撃したのです

 

だからアリアが帰国しようとした日にある行動に出ます
アリアの味方になるために…!!
まあシリーズ続いてるからアリアが戻ってくるのは誰もが予想できるでしょう
しかし、アリアとキンジには次なる苦難が…

 

そうです、あのヤンデレです

 

 

感想
昔から読もうとはしていたのですがなかなか読めず、ようやく読了


スピーディーで分かりやすい展開
しかも熱い、こりゃヒットしますよ
未だに人気が根強いのも納得

でもこれまだ序章なんですよね
実はアニメ化された部分ってまだ序章に過ぎないんですよ
どこから始まるからって?
僕より早く読めば判りますよ

勿論2巻も掲載予定です


でもその前に…その頃あかり達は?

さあここからが本番…!! 「緋弾のアリアAA(3)」感想

タイトル「緋弾のアリアAA (3)」

原作:赤松中学

漫画:橘書画子

 

緋弾のアリアAA3巻
まずは前巻から続く麒麟&ライカの掘り下げエピソードの後半戦
男女と呼ばれていたライカの本来の姿はまあアレで…
ギャップが凄いとは思いますが、確かにあの学校規律厳しそうだもんな…
よく白雪や理子りんは理性保ってられますね
あ、それは経験の差?
とりあえずアニメから入った方はこれでようやく麒麟=ストーカーのイメージが消えたかな?

 

続いて高千穂、愛沢シスターズ登場
彼女達(しれっとキンジの戦姉妹、風魔も入ってる)とカルテットで対決することに
ここで満を持して理子りん登場です
一見優しい先輩に見えますがその正体は…※原作ファンは黙っておきましょう、時間軸が時間軸だし


理子りんの指導を受けて勝負に臨みますが、やっぱりここもあのキャラが持っていく!!
ただのストーカーじゃないのよ、彼女
なおしれっと中空知も登場
まさか原作でキンジとあれをすることになるとは…

 

更にヤンデレヤンデレが交差するとき、「破滅が始まる」的な志乃のエピソードも
原作では同時に登場したことあったかな…?

そして最後…というかこの巻の中盤辺りから不穏な気配がしてましたが、いよいよ物語はシリアス局面へ…!!


この次の4巻を読む際は原作1巻を読むことを強く進めます!!
もしくはアニメ!!
そうすると4巻をより楽しめますよ

 

え、AAのアニメ?
ソンナモノナカッタヨー、何言ッテルノカナ?

キンジが出たりあの人の元戦姉妹が出たり 「緋弾のアリアAA(2)」感想

タイトル「緋弾のアリアAA (2)」

原作:赤松中学

漫画:橘書画子

 

緋弾のアリアAA2巻
ここもまだウォーミングアップと言ったところですね
だってメインキャスト出揃ってないもん

 

この巻の大きな見所は2つ
まずはキンジの登場!!
あかりが主人公である以上、こちらではそれほど出番はありません
しかしこちらのキンジはクールです
そりゃ女難ネタはほとんど出てませんから
ちなみにキンジのエピソードの一部分は本編1巻を見ればどんな感じか分かりますよ
執筆当時、紛失したため再購入検討しているけど

 

そしてもう1つは麒麟の登場!!
彼女、理子りんの元戦姉妹
ですがこの制度って1年経過したら終了してしまうんですよ…
なので新しい戦姉妹を探すのですが…
あまりネタバレしないように書きますが、この子かなりクレバーです
後に彼女はかなり重要なキャラになります
なおあかりはというと…

「なんでそこで転ぶですの!?」

本編でお馴染みのあの人も登場です

 

終盤ではいよいよライカの掘り下げも
「男女」と言われている彼女の実態は…?
まあ、この後ライカが一番ぶっ壊れていくんですけどね(笑)

 

そしてウォーミングアップはこの巻まで
いよいよ次の巻から本番です
あの人とかあの人も出てきますよ…!!

 

え、ロボット?
少し頭を冷やそうか

「天気の子」を見てきました※簡単な感想です

話題だから見てきたんじゃない

前作「君の名は。」を見たから今回も見た

安心してください、ネタバレは一切話しません

 

最初に浮かんだ感想は、とりあえず好き嫌い別れそうだなってこと

前作と比較すると暗い部分、やや出てきますから

あるキャラの設定とか舞台にあの荒れてる町が出てきたり…

シリアスさは前作より上かな…?

 

更に終盤

あの決断をどう見るか

これ以上話すとネタバレになってしまうので口を封じますが、AorBの選択であれを選ぶって…

人によっては「そりゃないよ」と思うかもね

 

補完するためにはパンフレットが必要なので今度自分もパンフレットを購入しますが、優れたラブストーリーだなと自分は思いました

見て損はしないと思います

 

また今回の舞台は東京

特にある町に住んでいる方は「お、ここは?」となる方も

そのうえ、「君の名は。」を見た方なら興奮するシーンもありますよ

 

そしてRADWIMPSの主題歌も良かったけど、それは「music freedom」で

 

…これ感想になっているのか?

 

 

小説 天気の子 (角川文庫)

小説 天気の子 (角川文庫)

 

アニメよりもパチよりもこっちを見ろ!!〜「緋弾のアリアAA (1)」感想~

漫画初レビュー
今回は既に完結している「緋弾のアリアAA」の1巻です

 

タイトル「緋弾のアリアAA (1)」

原作:赤松中学

漫画:橘書画子

 

緋弾のアリアAA (1) (ヤングガンガンコミックス)

緋弾のアリアAA (1) (ヤングガンガンコミックス)

 

 

この作品、アニメ化されパチンコにもなるなどそれなりにメディアミックスには恵まれました
しかしながらあれらは全て原作とは別物
あかりとアリアが対決するのは最初だけだし、敵対することもない!!
それにロボットも出てこないから!!

という訳でここからのレビュー、基本的にアニメ版には一切触れません
忘れているというのもありますが

 

まずこの作品の主人公は間宮あかり
一応原作でもたまに出てきています(P 緋弾のアリアⅢでも出てきてますね)
本編の主人公、キンジは元エリートですがこちらは初期ランクはE
つまりキンジとは正反対です(関連してアリアもこちらではポンコツな一面はほとんど出しません)

ただキンジにヒステリアモードという武器があるようにこちらにも武器が
それはカウンター
あかりはカウンターを武器にしているのです(その理由は後々)!!
ヒステリアモードと比較するとインパクトにかける気がしますが…

 

この巻に収録されているのはあかりがアリアの戦妹(簡単にいうと師弟制度)になるまでの話、あかりの特徴、そしてあかりの親友かつヤンデレ2号こと志乃ちゃんの紹介話まで
理子りんもレキも白雪もまだ出てきません
盛り上がりにもまだ欠けます


ここはまだ導入部分ですので
しかしながらある巻から一気に面白くなります
そこまでは生暖かい目で

最後のページ、AAだけしか読んでない人には悪役にしか見えないかも(笑)

青ブタの映画を見てきた

本来、このブログは月に1回
それはまだ更新数を増やすほど余裕がないから

なので、本来次の更新は来月上旬の予定でした
ただ、今回は勢いで書きたくなったので書いてます

ついさっき見てきました
本来見る予定なかったんですよ
ところが、ガルパン最終章を見に行った日、やたら売店が並んでまして
恐らく原因はガルパンのパンフレットを買おうとファンが集まったからでしょうが、青ブタのパンフレットが完売していることに衝撃を受けまして
予定を変更して、今月2度目の劇場入りに踏み切ったわけです

テレビシリーズは当然前日までに全話見た
じゃないと、ストーリーが分からなくなる
本当なら原作も途中まで所持しているから比較して、テレビも見たかったけどそれはしょうがない

で感想から言うと素晴らしい以外に言葉は出ない
というかネタバレしたくないんです
最後のあのギミックが分かったとき、静かに心に来ますから

でも映画が終わって感じたことがあって
「鴨志田先生、良かったね」

知らない方もいるかもしれませんが、鴨志田先生は「さくら荘のペットな彼女」の作者でもある

あ、アニメには触れなくていい
というかアニメが逆にこの作品の評価を狂わせたから
この作品のアニメはほんと不運すぎたから
例のまとめサイトよ、恨みは未だに消えてないぞ

ただ、問題はそこだけではない
制作者側が心情描写をカットしすぎた
これが原因で作中の人物への印象が変わってしまったんです
例の騒動もあったけど、これも原因となって正当評価されてなかったように見えます

だから今回、青ブタが大ヒットしたことは自分のことのように嬉しいんです
やっと鴨志田先生が評価されたんだって
鴨志田先生の作品って結構シリアスな作風多いんですよ
見ているときもドキドキしながら見てました
原作まだ読んでないからどこが削られたかは不明
ですが、初めて見る方でも満足できる内容だったのでは?

パンフレットを買いに僕はまた劇場に足を運ぶでしょう
そのような方も多いはず
けどどうせならこの際、鴨志田先生の過去の作品にも手を取って欲しいな
今こそ、再評価すべきだと思う
Kaguya」とかも

最後に
鴨志田先生、本当に良かったね