Reflectionの前日談、なんだけど…〜「魔法少女リリカルなのは Reflection THE COMICS 1 感想〜
タイトル「魔法少女リリカルなのは Reflection THE COMICS(1)」
原作:都築真紀
漫画:藤真拓哉
魔法少女リリカルなのは Reflection THE COMICS (1) (角川コミックス・エース)
- 作者: 藤真拓哉,川上修一,都築真紀
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/06/25
- メディア: コミック
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アニメ15周年を迎え、着々と何かを匂わせているリリカルなのはシリーズ
本作は2017年に公開された劇場版の前日談になります
- なのは達の日常
この巻は大きく分けて2つに別れており、1つはなのは達の日常
Strikes以降出番が減ってしまうアリサやすずかが描かれている場面が多いのは初期から見ているファンは嬉しいのではないでしょうか?(一応INNOCENTもそれなりに出番多いけど…)
はやてが実はなのはより足速くなっていたり、時空管理局の東京臨時支局が昼飯について会議していたりと…
シリアスっぽい雰囲気はほとんど感じませんね(笑)
ただ本編に繋がる要素も出てきていて…
①フェイトとリンディの関係
前編ことReflectionのテーマの1つにもなる親子の絆
この時点ではそこまで問題視されてませんが映画になることがこれがクローズアップされていきます
僕、昔弟や妹が欲しいと思ったことがあったんですが、養子縁組になった方からすれば馴染むのって相当苦労するんですね
そこを映画では丁寧に描かれることになります
②電磁兵器
僕はForce読んでないなので、知識は少ないのですが、そこに出てきていたらしい電磁兵器に結構触れられています
しかもフェイト、これに反対していたのか…
やっぱり無印(映画では1st)のことがあったから?
特に命の部分に敏感になっているし
誰も傷つけてたくないんでしょうね…
フェイトの優しさを感じられる一面です
③なのはの危うさ
そして後編のテーマになった「なのは」という人間について
はやては事件が起こる前からなのはの危うさを感じていたようで
それはDetonationの終盤でも出てきましたが、なのはって自分をあまり大切にしていない感じがこの時出ていたんですよね
自分≦救いたい人みたいな
それが中学時代のあの悲劇に繋がるんだろうな…
…というかStrikesって結局映画やるのかな?
なんかパンフレットでやらないみたいなこと言ってた記憶が
- 惑星エルトリア
そしてもう1つが事件に至るまでのエルトリアについて
というかこれが大半を占めている訳ですが、Detonationを見た後だと見解がかなり変わる
この時のイリスって自分の欲望のためにキリエを利用していた訳ですが、この時のイリスは山d…失礼、マクスウェル所長に操られていたことを気づいてない
だから無意識に悲劇へ向かってしまっているんですよね…
キリエとアミタの溝もかなり早い頃から生まれていたみたいだし、イリスもユーリへの憎しみが…
もう悲しみしかないよこの惑星
しかもイリス気づいてるし、グランツやエレノアが昔研究所にいた子だって…
そのうえで思い出すのがコメンテータリーで、もしイリスを見つけていたのがグランツかエレノアがだったかということ
そうすればイリスはグランツ一家と幸せに暮らすことが出来た
でもそうするとユーリとの関係は修復されないまま(コメンテータリーで「ごめんねユーリ…」って謝ってましたね(笑))
結局ぶつかる運命だったんでしょうね
…なんだこのジャンプ展開は※なのはDetonationのコメンテータリー参照
さて、第2巻は本編軸に追い付くとのこと
どんな展開なんだろうか
ちなみに執筆時点で作者は2巻を手にしていません(汗)