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一度ついた嘘はやがて引き返せなくなっていく 〜「僕が僕であるために。(2)」感想〜

タイトル:「僕が僕であるために。(2)」

作者:葉月抹茶

 

僕が僕であるために」の2巻
購入当初は「一週間フレンズ」のその後のために購入していたので、感想を書くにあたってようやく本編を読んだ次第です

 

  • 拡大する嘘の使用用途

本巻は前巻の終盤に登場した康平駿紗奈と雑談する場面からスタート
久々に康平と話せるだけに紗奈は興奮しております(笑)
ですが、康平は駿が昔と変わってしまったことに気付き…

 

その後、の提案で康平の目の前でも入れ替わることになるのですが、康平曰く昔の駿は今の歩のような人物だったようで…

 

自分の知らない自分を知るために入れ替わりを今後も続けていくことになるのですが…

 

ちなみにこのエピソードの直後、歩に入れ替わりを頼まれて紗奈と買い物に行くことになりますがオチが…(笑)

 

  • 新たな登場人物

入れ替わりを続けていく関係で駿はコンタクトレンズを購入
その翌日(といってもコンタクトを購入した日に見かけられているのですが)に遭遇したのが菜嶋美雪原千尋
駿と紗奈の同級生で紗奈曰く、駿が帰ってきたときに何かやろうとしていたとか

 

その後歩に扮した駿の提案で紗奈や康平ととも再会(駿は歩として参加)
ただここで康平が言ってしまうんですよね…

 

昔とはもう 違うんだよ

 

 

また、千尋が駿に何か気がありそうなのこと、美雪と康平の間に何かあったことも匂わせてますが、注目すべきは「タイムカプセル
これが今後に影響してくるのは間違いないでしょう

 

1巻の時点でも爆弾を抱えていたのに更に爆弾を抱えてしまった2巻
この物語の結末は一体どうなってしまうんでしょうか…?

 

願わくば1巻終盤に掲載されたあの悲劇からの逆転劇が起こることを祈って…

あ、「一週間フレンズ」の後日談は平和なので安心を