行き着いた惑星は50年前の惑星!? ~「EDENS ZERO(2)」~
タイトル:「EDENS ZERO(2)」
作者:真島ヒロ
前巻の感想から半年以上経過してしまいましたが、「EDENS ZERO」の2巻感想
アニメも始まっ(てしまっ)たのでここから急ピッチで感想を掲載していく予定です(要は去年、かのかりの感想を連発したみたいにペースを上げるということ)
1巻でシキと出会ったレベッカはハッピーを治してくれたワイズ博士に会うために惑星ノーマに来たのですが…
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たどり着いたのは50年前の世界!?
シキ達はワイズ博士と遭遇したもののワイズ博士には面識ない
しかもシビルという人物を中心とする盗賊集団に追われているというのもあって逃走!?(その何者の手下はシキが撃退してます)
でも面識がないのは無理もない
何故ならシキたちが訪れたのは50年前の惑星ノーマなのです
ドラえもんみたくタイムマシンを使ったわけではありません
でもこの惑星が50年前の世界にいる認識で間違いないと思われます
そうなると現代に戻るための方法を探すしかないのですが、宛になるであろう50年前のワイズ博士が盗んでいたEMピーノ(以下ピーノ)が今回の話の鍵
ピーノは未来で製造されたアンドロイド
それをシビルが悪用しようとしているのです
しかもシビルはアンドロイドをいじめまくる…
アニメが放送されたので初期のエピソードを思い出した方もいたと思われますが、シキは昔アンドロイドのメンテナンスをしてました
なのでアンドロイドをいじめるやつは敵同然というわけです
最終的には撃破することは出来たものの、ピーノはエーテルギアを封じ込める何気にチート級の能力を持っています(FAIRY TAILでもいましたよね、魔力を吸いとるとんでもない魔導師が)
今後、ピーノは戦闘で重要な役割を担いそうです
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タイムパラドックスは起こらない!?
しかし、倒したとしても脱出するのは簡単ではない!!
何故なら脱出しようと試みても前に進めないのです汗
それを救ったのはワイズ博士(50年前)ですが、レベッカの船をポンコツはないだろ(笑)
まあワイズ博士のお蔭で改造されて脱出に成功しますが、どうやらワイズ博士もエーテルギア持ちだったようでリアルタイムで改造しまいましたw
そんなのありかよw
そんな描写、他のSF映画でもないから(ガルパンだとレオポンチームが移動しながら戦車を修理する荒業に出ていたな汗)
で脱出するに成功すると現代のワイズ博士と連絡
これに「え?」となる方もいるでしょうが、その理由はノーマが時喰みという現象によって時を食われたからです
時を喰われた星は時が巻き戻ってしまい、もう元に戻ることは出来ません
要はもう時を進むことはないのです
ちなみにワイズ博士を含め多くのノーマ人は脱出したとのこと
しかもタイムパラドックスが起こらない…
つまり2つの時系列が存在するということです
なんかひぐらしみたいだな…
よって50年前のワイズ博士も問題なく生き残れているというわけですが、ストーリーが進むにつれて時系列がごちゃごちゃしそう
「宇宙の大いなる厄災」と現代のワイズ博士が称したのも気になります
これも今後のキーになるのか?
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宇宙海賊の贈り物
しかし、現代のワイズ博士と通信していると宇宙海賊エルザエルシー・クリムゾンが電波妨害
船ごと囚われ人身売買されそうに…
ですが、シキは「海賊船を略奪する!!」と言い出したり、宇宙海賊(?)と思われる船員をレベッカのぶちギレモード(ハッピーの武器化です汗)で一掃したりとなんやかんやで暴れてる
でもエルシー(?)と思われるタコ人間には苦戦を強いられます…
それでも重力を活用した「重彗星」で倒すのですが、実はこれ大掃除という名目の茶番です
エルシーは元々海賊船を譲渡する予定だったのです
なんでもエルシーは魔王(シキがいたグランベルにいた機械)と面識があったようで、その時にシキにも出会ったようです
シキにこの船を渡したのはその時の約束だとか
でも海賊は終われる宿命にある
なので宇宙政府軍からシキ達を逃がしますが、最後に気になることを
「マザーにたどり着いたものは もう一度生まれる」
これは一体…
そして船内格納庫には「E4」の文字
え?
これって?
作者の真島先生によることここまでは世界観を広げるエピソード
つまり序章です
次から物語が本格的に始まるそうですが、気になるのは
- シキはどこで生まれた?
- 「もう一度生まれる」って?
- 最後の「E4」って?
気になる点多い…
けど真島先生は伏線回収上手いのでそのうち分かるでしょう
というわけで3巻の感想も早めに載せます
よろしくお願いします