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ヴァルキリーの手かがりを探す中で闇は忍び寄っていく…〜「EDENS ZERO(6)」〜

タイトル「EDENS ZERO(6)」

作者∶真島ヒロ

アニメの「EDENS ZERO」はまだ5話までしか見れてなくL'Arc~en~Cielが担当した新しい主題歌もまだ聞けてない…

とアニメに関しては完全な周回遅れとなっていますが単行本感想は継続していきます

という訳で6巻

惑星デジタリスでジャミロフとの戦いを制し現実世界の姿であるスパイダーにエデンズゼロが襲われそうになるも、ハーミットの心を開くことに成功

そのおかげで難とかエデンズゼロは難を逃れたのですが…

  • 激闘のあとに…

スパイダーの襲撃を振り切ったあとのエデンズゼロはというとハーミットシスターにいじられまくったり、ピーノは「人間になる」夢を抱くなど少し艦内は明るくなっています

レベッカが艦内を撮影して動画投稿しようとしたらハーミットに阻止されましたが(笑)

 

しかしながらスパイダーはまだ生きてます!!(5巻でシキ達はとどめを刺したわけではないため)

ですが2度も返り討ちを食らったということはプライドをズタズタにされたに等しい…

そんなスパイダーが足を運んだのはあのドラッケン•ジョーのアジト

惑星ギルストを悪党の星に変えた超本人のアジトです

 

どうやらドラッケン•ジョー達はお金の貸し借りを行う闇金業者のようなものを営んでいるようなんですが、返済できない客に対して行うのはガラス瓶の打ち込み

見ているだけで恐ろしいし、借りたぶんを返せないなら体で返してもらう感じ

現実の闇金もこんな感じなんですかね…

恐ろしいシーンだ

 

しかしそれよりも面倒なのはスパイダーがドラッケン・ジョー達にエデンズゼロの存在を伝えたこと

これでドラッケン・ジョー達はエデンズゼロを狙う匂いがプンプンしてします

なおスパイダーは銃殺されました

容赦ねえ…

 

  • シャオメイとの遭遇!!

一方エデンズゼロは魔王4煌星の最後の1人、ヴァルキリーを探している最中

ヴァルキリーの手がかりがない中で当てにできそうな存在として浮上したのが桜宇宙の伝説の占い師

その占い師に会う前にシキ達は衣装替えをしますが、ここで初めてウィッチの素顔が明らかに!

今まではミステリアスな存在でしたが物凄く美人です

顔を隠していたのが勿体ないほどの(本人曰く「魔女たるもの 人前で姿をさらすのは恥ずかしい」とのことですが)

ちなみにホムラはここでとうとうバニー姿に変えられます

これからこの姿で戦闘するのか?

 

そうして衣装替えした後にシキ達は常に時が止まってる時と言われる惑星ミルディアンにたどり着きますが、この惑星の建物にいた人物はまさかのシャオメイ

この作品の語り部です

占い師ではなく時詠みとのことでシキたちの名前や来る理由も知っているとか

そりゃストーリーテーラーはなんでも知ってるだろ(←ん?)

 

しかしなんでも知っているということはヴァルキリーの居場所も知っている

ヴァルキリーに会いたいホムラは当然ヴァルキリーの居場所を開示するよう要求しますが情報提供には当然対価が求められる

という訳でシャオメイが用意したと見られるコロシアムでシキ達はバトル(4勝するのが条件)を求められる訳です(シャオメイは「戦いの勝敗」の未来に関しては知らないため)

 

そこでシキレベッカワイズの順に戦闘に臨みますがいずれも勝利

みんな何かしらのエーテルギアは持ってますからね

そう簡単には負けないのでしょう

 

ですがホムラの対戦相手はなんとホムラの師匠

もちろん本物ではなくヴァルキリーのレプリカですが、偽物を出されたことでホムラは憤慨

そりゃ師匠のコピーを本物の前で出すなんて冒涜もいいところ

 

しかもこの戦いの最中でホムラの過去が明かされるのですが、ホムラは過去にギルストに売り飛ばされかけたことが判明

それを救ったのがヴァルキリーだったのです

言い換えればヴァルキリーは命の恩人でもある

ホムラが激昂するのも当然です

 

それでもなんとかレプリカを倒したことでヴァルキリーの居場所(宝石の惑星 サン・ジュエル)が判明

もちろんシキ達はそこに向かうことを決意しますが、同時にマザーが実際にいること判明

ただ、シャオメイはマザーに関する記憶を失っている…

マザーと出会った記憶は保持されないのかな…?

 

  • 謎の船長と不穏な惑星

こうしてシキ達はサン・ジュエルを目指すことになりますが、その最中に謎の人物と遭遇することに

その人物はキャプテン・コナー

どういうわけか宇宙を彷徨ってました

 

葵宇宙と呼ばれる別の宇宙から来たようですが女湯に入ってきたり、勝手に衣装替えするなどやりたい放題…

しかし腕は確かなようで3日はかかると言われたサン・ジュエルまで1日で着いてしまいました

このおっさん何者?

それにエデンズ・ワンって何?

 

そしてたどり着いたサン・ジュエルはヴァルキリー曰く「華やかな富裕層と労働者の暮らす貧困層に別れている星」とのことですが、シキ達は富裕層の住むゴールドパレスへ

到着早々からホムラはヴァルキリーがどこにいるか気になっている様子ですが、早々に強盗と対面する羽目に

 

ただその強盗、シキ達にボコボコにされたあとに紅婦人と呼ばれる人物によって突如存在を消されます

しかもその紅婦人とドラッケン・ジョーが対面…

嫌な予感しかしない…

そしてホムラを知る人物も…?

 

気になった点は

  1. マスター・ノア
  2. レベッカエーテルギア

まずはなんといってもマスター・ノア

シキ達が占い師と遭遇する前、ヴァルキリーがブルーガーデンに向かったことが明らかになったのですが、シスターが「ギルストの闇の部分と繋がってくる可能性が高い」と推測したのです

しかもその推測通り、ドラッケン・ジョーとマスター・ノアは繋がっています

このマスター・ノアはギルドマスター

つまりB・キューバーの襲撃事件にも繋がってるし、シスターが捕まった原因となる仕事もマスター・ノアからの斡旋

なんかギルドから不穏な匂いがしますな…

 

続いてレベッカエーテルギア

コロシアムでの戦いの際、シャオメイは

 

「あの子のエーテルギア見れると思ったのに…」

 

と謎めいた台詞をモノローグで話します

確かにエデンズゼロの浴場ってエーテルギアを蓄えるものだった気がする

となるとそのうちレベッカエーテルギアが発揮される場面が来るんでしょうか?

真島ヒロ先生の作品のヒロインってエリーもルーシィもそうでしたが、物語で非常に重要な役割を占めしています

だからレベッカにもなにか秘密があるのかな

 

という訳でシキ達がヴァルキリーの手がかりを探す一方でいよいよドラッケン・ジョーが接近中…

次の7巻は惑星ギルストやデジタリスの時のような不穏な空気が漂っています

上流階級と貧民階級に別れている場所って必ずと言っていいくらい闇が存在するわけですが、その闇に何があるんでしょうか

 

なお7巻はこの記事を制作した直後に読みましたが物凄く胸くそ悪いし、あまりに重いです

アニメで見たらなんとも言えなくなってしまいそう・・・