悲惨だし胸クソ悪いし辛すぎる…〜「EDENS ZERO(7)」〜
タイトル:「EDENS ZERO(7)」
作者:真島ヒロ
ここのところ、漫画感想が「「EDENS ZERO」だらけじゃねーか!!」とツッコまれる方
申し訳ございません
また「EDENS ZERO」の感想です汗
アニメの放送ペースが早すぎて急ピッチで書かないと追いつかれてるんだもーん
一応「カノジョも彼女」は5巻の感想執筆終わっていつでも掲載できるわけですが汗
そんな訳で「EDENS ZERO」7巻の感想
過去、動画投稿者たちが誘拐され石化される描写がありましたがそれがマシに見えるくらいこの巻はエグいです
6巻でヴァルキリーの手がかりが惑星サン・ジュエルにあることを知り、サン・ジュエルに乗り込んだシキ達ですが…
-
労働区へ送られたシキとホムラ
6巻の終盤にて、サン・ジュエルの富裕層が住んでいるゴールドパレスに着いたシキ達
ですがカジノに乗り込んできた犯罪者たちが紅婦人によって仕向けられた(と書くべきなのかこれは?)光線によって消される凄まじいものを見せられることになります
これによりレベッカ達はこの星の雰囲気に違和感を抱くことになったわけですが、今度はシキとホムラが準罪人と認定され労働区へ…
罪人が労働区へ送り込まれるシステムはフィクションの世界では割と珍しいことではありません
遊戯王とかでもあったような
理不尽にも労働区へ送られてしまったシキやホムラが脱出するためにはメタルを採掘しなければならない(メタルを得るためには鉱石生命体と呼ばれる魔物を倒す必要あり)
しかもシキやホムラが課せられたのはなんと10万ルビー(転送される際に首輪が付けられ、そこに数字が記載されています)
10万ルビー分、紅婦人のために奉仕しなければならないというわけですよ
これで解放されるという保証はありませんが…
しかもたちの悪いは紅婦人の側近であり、監視官である鞭罪天ギャレットと遭遇してしまったこと
ギャレットによってホムラが攫われてしまうのです
ギャレットの武器は麻痺属性の鞭
おそらく戦闘することになると思うけど、接近戦はやりづらそうと思われますが、後にシキによって速攻で倒されることに汗
シキはそう簡単に負けないと言う訳ですか
ちなみにこの間、紅婦人はエデンズゼロに興味を示している描写が見られますが、彼女はあのドラッケン・ジョーを出し抜いてでも全て自分のものにしようとしています
ドラッケン・ジョーが怖くないのか?
-
非道なラビリア
一方ハッピーやピーノと共に取り残されたレベッカはシキやホムラに取り残されたレベッカは2人の居場所を捜索中
ですが妨害作業によって捜索は難航しています(エデンズゼロ艦内からも通信が繋がらない様子)
そこに現れたのはラビリア
ラビリアは「私とコラボ動画を撮れば労働区への行き方を教える」と約束するのですが、彼女がそんな親切な訳がない
魔法少女のコスプレをさせてレベッカを馬鹿にするドッキリを行います
案の定、といればそれまでですがピーノは悲しみハッピーは怒り心頭
ほんとこのラビリアって胸くそ悪いよな…
シンデレラを虐めていた意地悪姉妹を思い出す
でも真島先生のことだ
必ず天誅を下しそう
しかし、レベッカの行動は無駄にはなりませんでした
というのもニノという人物が労働区への行き方を手引してくれたのです
一応紅婦人サイドの人間で拳罪展ニノと呼ばれているようで、本当ならレベッカを捕まえる予定だったのですが魔法少女のコスプレを見て気が変わったようです
いいのかそれで!?
でもシキ達と後にバトりそうな雰囲気がするのも事実
レベッカとニノでバトル展開にはなってほしくないです
レベッカは直後にヴァルキリーの弟子を名乗るポールにB・キューブやパンツを奪われる被害に会いますが汗
一方、シキ達はギャレットからヴァルキリーの情報を引き出そうとするもギャレットの手によって洞窟に転送
そこで大型の鉱石生命体と遭遇するのですが、流石の2人でもキツい…
がそこにレベッカが助太刀したため撃破には成功します
けれども首輪は0になったと思いきやリセット
やっぱり解放させる気はないようです
これだから上級貴族は!!
ポールによって首輪は外されますが
しかしここからがエグい…
-
真実
何がエグいかというとヴァルキリーにまつわる真実
ホムラとヴァルキリーは5年前まで一緒に暮らしていたのですがある事件を皮切りにヴァルキリーはホムラの本当の母親を探すことを決意
シャオメイに会って彼女の母親を特定したのですが、その母親がクレナイ・コウゲツ
紅婦人だったのです
ヴァルキリーが出会った頃のクレナイ・コウゲツは労働区の囚人だったのですが、そこにはポールの姿もありました
すなわち首輪を外すこともできる
ですがクレナイ・コウゲツはカジノで借金を作ってしまい、首輪を外したとしてもホムラが狙われる可能性がある
だから脱出できないのです
そこで、ヴァルキリーが肩代わりすることにしたのですが問題はここから
このクレナイ・コウゲツ、当時の惑星サン・ジュエルトップだったモルド男爵に取り入って正妻になっていたのです
さらにはモルド男爵を暗殺し紅婦人に
ようはこの星の権力を握ったという訳です
これに激怒したヴァルキリーは紅婦人の元に向かおうとしますが、このタイミングで鉱石生命体を刺激
労働区の人々を守るために命を落としたのです…
真実を知ったホムラのショックは測りきれない
しかもこれって四煌星は揃わなくなったことを意味します
すなわちエデンズゼロの目的も果たせない…
ですが、シキは立ち直れないホムラを
「きっと前に進める」
と励まします
シキがここまで来れたのは仲間や友達がいたから
ホムラにもシキやレベッカ、ワイズといった多くの仲間がいます
だからホムラも前を進めると励ましたのです
そして、シキが向かった先は…
「紅婦人てのはどいつだァ!!!!」
この第7巻に爽快感というものはありません
残ったのは悲しみや苦しみ、そして怒りです
シキの怒りは頂点に達しています
またヴァルキリーの魂はヴァルキリーの仲間たちに受け継がれてるようで8巻はサン・ジュエルが激しい戦地となるでしょう
ところで紅婦人の元ネタにはギャンブル依存症とかも含まれていると思いますが、真島先生
FAIRY TAILやRAVEのパチンコ出してましたよね汗
これは触れちゃいけないかな?
波乱必須の8巻
7巻には出てこなかったドラッケン・ジョーも何か企んだりレベッカ覚醒の気配を漂わせますが、鋼鉄の戦士って誰だよ!?
アニメより先にこのサン・ジュエル編の結末を見届けに行きます