期間限定公開と1巻まるまる無料はどちらが良いのだろう
最後に漫画の単行本を購入したのはいつだろうか
かつてニートになってしまい収入が大幅に減った後、単行本を購入する機会はめっきり減ってしまった
今や漫画は完全に電子書籍だし、ライトノベルも完結した作品に関してはほぼ電子だ
ライトノベルを電子で読むのはやはり不便だし違和感があるけど、漫画に関しては徐々に電子に移行してたのでもう馴染んでしまった
自宅にある単行本も状況次第で電子に完全に移行してしまうかもしれない
そんな漫画だが自分が思うに、紙媒体よりも電子媒体の方が気軽に新しい作品に出会いやすいと最近感じている
その要因は無料版の存在
電子書籍サイトに入っている方ならご存知だと思われるが、電子書籍は定期的にセールが行われる
そのセール品や電子書籍サイトのクーポンと組み合わせることによって破格の値段で購入することが出来るのだが、ここに単行本が一部無料で公開されたりすることがあるのだ
ただこの無料版も2つ種類がある
1つは期間限定無料
基本的に試し読みページ増量となっていたりするのだが、たまに1巻まるまるケースがあるのである
もう1つは1巻無料
こちらは1度購入したことにしてしまえば余程のことがない限り、ずっと単行本を無料で読むことができる
期限はもちろんない
後者を積極的に取り入れているのは講談社
自分がこのブログに感想を載せている「EDENS ZERO」や「彼女、お借りします」は単行本が一部無料だったことを契機に読み始めた作品である
無論、前者を取り入れているの会社の方が多いが「トリニティセブン〜」は一時単行本8巻まで期間限定無料公開する大盤振る舞い
シリーズものの作品の大量期間限定公開は新規読者にとってありがたいものであるのは説明不要だろう
さて読者からすればどちらがありがたいか
期間限定無料で大量に公開してくれるのであれば、物語の大まかな流れを把握することが出来るが、期間限定なので数日経過したら手元には残らず消えてしまう
逆に1巻無料
とりあえず無料期間だし、キープして後から読もうと確保する方は割と多いのではないだろうか
キープさえしてしまえば好きなタイミングで読めるし新規開拓にはもってこいだろう
ただ、何らかのセールをやってないとまとめ買いすることに躊躇してしまう気もするが
ちなみに自分は後者
無料でキープして時間が出来たら一気に読むタイプである
…故に読んでない漫画が蓄積している
しかし個人的に気になるのは無料で購入された場合は作者に利益が入るのか
もちろん逆も然り
無料公開中に閲覧された回数は利益に反映されるのだろうか
これで利益が入ってなければ作者が損するだけではないだろうか…
音楽のサブスクリプションサービスなどはしっかりアーティストに利益は還元されている
しかし本の無料販売などはどうなのだろう…
気にならずにいられなかったのでこうして書きました
では