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アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

実は1年前に読んでいました〜「継母の連れ子が元カノだった」~

タイトル∶「継母の連れ子が元カノだった」

作者∶紙城境介

イラスト:たかやKi

今回この作品を紹介することに対しては、色々な声があるでしょう

「今更〜?」とか「PV稼ぎ?」とか

 

違います

昨年の春に読んでました

 

ではなぜここで掲載したか?

それはこの作品の感想用のメモを書こうとした際に、前のスマホが狂ったんです

これが現在で今使用しているスマホに変えたのですが、そのままこの本を読破してしまい、メモが途中で終わってしまったというわけ

そしたらアニメ化が発表(読み出したときには既に秒読みでしたが)

キャスティングが、PVと打って変わり、

 

伊理戸結女∶古賀葵日高里菜

伊理戸水斗∶上村祐翔下野紘

 

に変更となったのはビビりましたが(でもキャスティングに違和感なし、あとは主題歌だ)


www.youtube.com

↑変更前

↓変更後


www.youtube.com

というわけで1巻の感想

コミカライズは既に2巻に突入しましたが、そこは生暖かい目で…(そもそもこの作品知ったきっかけはコミカライズだし)

 

  • 元カノが家族になりました

この作品の大きな趣旨、それは元恋人同士が両親の再婚によって義兄妹になったということです

 

昨今はweb発のラブコメが増えてきましたが、この作品はおそらくその古参

当時は元恋人同士が家族になるなんてストーリーそう多くありませんでしたから

 

その恋人同士だったのが、この作品のメインキャラである伊理戸結女伊理戸水斗

最初は親密だったんですが、結女のコミュニケーション能力が高まった結果、対立するようになって別れたのですが、両親の再婚により義兄妹…

 

この手の設定は割と多いけど、元恋人同士で兄妹になるって悪夢です

別れたあとに家族になるって余計に最悪ですから

仲良く生活するなんて難易度高い

ホークスの杉山一樹が完全試合を成し遂げようとするくらい困難

 

だからちょっとやそっとですぐ揉める

兄妹だからどちらが弟か妹で揉めることも日常茶飯事ってわけです(そのため、義理の兄妹らしからぬ言動をしたら負けルールが作られますが、これが割と大事な設定になります)

 

でももしかたら親密なまま、兄妹になっていた可能性も・・・

というのは結女は付き合っていた頃、あの行為(自主規制)をすることを期待していたのですがされず・・・

その原因は水斗のヘタレ…

いや、アレしたあとに兄妹になったらもう(以下略)

 

タイトルはあれですが、決してやましい作品ではないとご理解ください

 

ちなみにこの2人は読書が趣味

どちらが本屋に行くかで喧嘩する場面から始まりますが、結女は以前水斗のものをこっそり集める色んな意味でヤバい趣味を持ってました

引くね

  • 元カノ同士で同じ学校

2人の受難は続きます

学校まで同じだからですし、しかも共に特待生(笑)

2人は離れたくても離れられないのです

赤い糸?

 

ただこの2人、仲が悪いってわけではないありません

なぜなら結女は新入生代表故にクラスから注目されるのですが、そうなると結女に近づくべく水斗を利用する輩が増える

ありがちではありますよね

美少女やイケメンに近づくために側近を利用して仲良くなろうとする手段

邪だし水斗からすればいい気ではない…

 

すると翌日に結女は水斗と腕を組むように登校しました笑

ブラコンをアピールするとんでもない行動ですがこれによって近づこうとした輩はどん引きし水斗から離れる

要は水斗を助けています

 

また後に行われた体力測定では水斗と一緒にされたくないから、結女は念入りに準備して望んだのですが結女は倒れかける

でもそこを水斗が助けたりとなんやかんやでお互いを思いやってるのです

家族だから?

それとも…?

 

とはいえまずい場面もありました

何故なら結女が38度の熱を出してしまい、水斗はクラスメートであり結女の友人、暁月と共に看病するのですが、その際に結女は水斗を昔の名前で読んだりしているんです汗

一応、暁月には聞かれてない…ですが、暁月は水斗に

 

「ただのきょうだいだよね?」

 

と怪しまれました

聞かれてない…よな?

 

水斗の友人、小暮が参加拒否されたのはノータッチで

  • ヤバい人物は身内にいた

しかしながらこの暁月は、相当ヤバい人物です

なぜなら結女が発熱して学校を休んだ翌日に暁月は結女のような容姿になって、水斗にプロポーズしてきたのです

 

恋人を通り越してプロポーズする時点で恐怖ですが、結婚したい理由も「結女の妹になれるから」

ある意味恐怖でしょ

結女の妹になりたいがゆえにプロポーズって発想がぶっ飛びすぎですが、

 

「暁月は昔からこんな感じとのこと」by小暮

 

好きな人間に対して愛を注ぎまくり、可愛がって殺すってヤンデレ並に危険だろ

 

おまけに簡単に折れません

しつこく暁月は水斗にアピール(ハンバーガーショップに水斗と一緒に入るなど。結女はこれを目撃して動揺する事態汗)し、水斗と結女の家にまで侵入しました(ローファー置いたり椅子を4つから5つに増やしたり)

恐怖なんてレベルじゃないよこれ、ストーカー!!

けれども断念させなければ、この恐怖は終わりません

 

そこで水斗が小暮の助言を元に実行したのがデート

暁月に結女を諦めさせるため、結女のブラコンを現実にすることを提案したわけですが、元カノとのデートです

出来ればあまりやりたくないでしょう

それは結女もだけど

 

ところが結女は水斗と対面すると一転メロメロになりました(笑)

この要因は小暮がセットした服装にあるんですが、この時の結女は語彙力崩壊(笑)

コミカライズやこの本を読んでいただけると分かりますが、もう別人

いつもの結女は何処に行った(笑)

なのに、水斗はデートが上手くいってると思ってないが余計にカオスな状況を生み出しています

これを見ている小暮は笑いまくり

暁月も尾行しているけど

 

しかしながら全て上手くいくわけではない

というのは水族館に入ったあと、水斗は小暮に助けを求めるべくトイレに行ったのですが、その際に結女が迷子になってしまったのです

これに対して、水斗は優しくフォローするのですが、結女は思わず「変」と失言・・・

雰囲気が悪くなってしまったのです

2人ともいがみ合いたいわけではないのですが

 

その時に結女が思い出したのが水斗と初デートした夏祭りの出来事

この際も結女は迷子になってしまうのですが、その時に探し出してくれたのが水斗

迷惑をかけたることは罪悪感を生じさせますし、嫌な思い出になる

けれども助けてくれたら忘れらないし、よりその相手を好きになる

ロマンスでよくありがちな光景ですが、それはどんなジャンルでもどんな状況でも変わらない

だから何にも変えがたい思い出になりました

 

でも普通ならそのリベンジをしたいはず

言い換えるなら恩返しをしたいってこと

ただ別れてしまっては出来ないんです…

 

けれども水斗は助けてくれました

皮肉たっぷりとはいえ、また失敗したのに

それに水斗も昨年の夏祭りデートが結女のそばにいたくなった理由

要するに水斗にとってもあの出来事は良い思い出だったということ

なんやかんや結女は大切なのかもしれませんね

 

帰宅してからお互いに自爆して現実に戻るけど

 

さてこのように兄妹でカップルのようなデートを目撃したら、暁月は諦めると思いますよね?

諦めませんでした

なんという執念…

○○並みの生命力…

 

ちなみに小暮は暁月によって以前可愛がり殺された元カレでしたとさ

ある意味、今回の作戦は暁月への仕返しか?

 

紙城先生が↓の作品を書いていたことは以前も触れたでしょう

 

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

 

正直こちらのほうが断トツ面白いです

アニメ化も納得できる面白さですから

 

アニメの放送時期はまだ不明ですが、恐らく秋

流石にここから夏アニメ合流は厳しいでしょうし…

 

現在、他のラノベの感想や漫画の感想も書いているので2巻の感想ははるか先になりそうですが、アニメ始まる前に4巻までは掲載したい

1クールなら4巻までかな

 

というわけで連れカノ1巻の感想でした

1年前のメモと今年のメモから感想作るの大変だった…