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アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

物語は更に動く。あの人の移住と新しいヒロインの影~「カッコウの許嫁(7)」~

タイトル∶「カッコウの許嫁(7)」

作者∶吉河美希

これを執筆しているのは4/23

そう、カッコウの許嫁のアニメ放送開始日です

 

OP∶吉岡里帆

ED∶三月のパンタシア

良いよな~

某アニメも主題歌がマシだったら…※いつまでも言い続けるからな

 

そんなアニメ放送開始日に執筆したカッコウの許嫁7巻の感想

この巻とこの次の巻が展開が大きく動く巻かな…?

8巻でいよいよあの子出てきますし

 

まずは6巻の感想をこちらで確認してください↓

 

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

  • やっぱり兄はいた!!

6巻の終盤からエリカの別荘で合宿しているひろ

部屋割りが凪と幸、エリカとひろとほぼエリカ1人勝ち状態になったわけですが、何故かツイスターゲームが用意されたり、泡の入浴剤が用意されていた別荘

これらのパーツからエリカは「お兄ちゃんがいる!!」という結論を導きました

 

でもこれは幸も言及しているように「お兄ちゃんと過ごした」という意味

今、この場にいるわけではないのです

ちなみに兄の名前は宗助

エリカの父でホテル王の宗一郎から取られたのでしょう

今日の日本で息子に自分の名前を継がせる方は多いのかな?

 

ホテル王が存在を否定したとしても、別荘の柱には宗助の名前はあるし、エリカが宗助と遊んだおもちゃはある

こうなるとホテル王が宗助の存在を否定したがるのが気になるところ

けれども別の問題も発生

 

発端は別荘にあったスーパーマリオブラザーズをパロったであろう「ニューソバッシーブラザーズ」のセーブデータ

凪たちが別荘に来たのは、前日のはずなのに最新のセーブデータは3日前

つまり宗助が来ていたということです

何のために?

宗助に関する謎は増すばかりです

 

ちなみに凪は捜索を試みますがエリカは静止

疑問に思う方もいるでしょうが、憧れていた人にいきなり会うことになったら心の整理付きませんよね?

それと同じ

探していた人にいきなり会うことになったら動揺してしまいます

経緯を踏んで、エリカは宗助と会いたいんです

色々聞きたいこともあるでしょうし

 

もちろん凪はエリカに協力的で宗助と会うことになった際は側にいることを約束しました

エリカは何故か偉そうでしたが

 

そしてアニメはどこまで放送できるのか?

 

なお、その後凪とエリカは宗助の目撃情報を探しに行ったようですが、見つかりませんでした

彼は一体どこにいるのだろう・・・

  • 凪とひろが宿でふたりきり!?

そんなこんなで6巻の終盤からいろいろあったエリカの別荘への旅行はあっという間に終了

読者にとっても4話なので速攻で終わり

この時点では長編を挟むことなくストーリーを進めていたのでしょうか※マガジン本誌は読んでないので、今はどうなっているか分かりません

 

ただ迎えの車で別荘から帰宅しようとしたところ、ひろが凪と電車で帰ると言い始めました(笑)

しかも凪との打ち合わせもなし(笑)

ホテル王の思考は読めにくいけど、ひろの思考も読みにくい!!

 

けれども決してやましいこと目的でひろは凪を誘っていません

御朱印集めが目的です

そういえばその設定あったな…(1・2巻辺りだよね?これ掲載される頃にはアニメで放送しているかな?)

ミュージシャンでもツアー中に御朱印集めする方もいますし、やっぱり遠方に出向いたら御朱印集めしたくなるんでしょうか?

その頃エリカは車内でひろがエリカに「海野君もらってもいい?」と話したことを共有して、少し動揺していた模様

ひろの行動は読めないからね…

 

ただ、御朱印集めしていた凪とひろは強風で電車が不通になったがために帰宅できなくなりました汗

天候って本当に怖い

自分は1月の大雪で普段使っている電車が線路内に竹が倒れて不通になりましたから汗(マジです)

加えて駅で絡んできたチンピラの大半をひろが撃退する色んな意味で恐ろしい光景を凪は目の当たりにしましたが、今度は大雨

流石に野宿はまずいです

寝れないし、体調崩すからね

 

その結果、凪とひろは夫婦を装って旅館に宿泊することにしました

普通バレるだろ(チェックインの際に本人確認するよね?)

しかもひろはこの状況を楽しむ強心臓ぶり

エリカと幸は絶賛嫉妬中ですけど!!

 

ですが男女が同じ部屋で一夜

何も起こらないわけないです

あれを連想する方もいるでしょう

安心してくれ、ひろは凪に1000円を渡してお酒を買おうとしていただけ…いえ、法律違反だから!

絶対やらないように

凪もひろを珍しくしかっていますが、

 

「ずっと優等生は疲れるよ 一度でいいから大人を騙して 怒られるようなこと したかったんだ。」

 

と言われたら、怒るどころか凪はひろのフォローに入りました

甘すぎるぞ、凪

ひろが優等生を演じるのが辛いことも分かりはするけどね

 

ただ、ピンチはやっぱりくる

凪とひろが問題を出し合っている最中に「警察です!!」なんて言われたら誰でも動揺します

凪は退学も覚悟し、ひろが許嫁と結婚してしまう悪夢の未来まで想像するほど、動揺してしまったけど、その警官はエリカと幸でした(笑)

「ハコヅメ?」

凪は上半身裸で2人がドン引きしたことは見なかったことにしましょうね

  • 意味深な少女の写真、そしてひろ移住!!

そしてこの7巻はここから怒涛の展開が待ち受けます(6巻の感想でも似たような表現があったような…)

 

まずは謎の少女の写真

凪の父親の誕生日会(という名のこき使われ大会(笑))に凪やエリカ、幸が半ば強引に参加させられた際、エリカは持ってきたファイルにある少女が映り込んだ写真を見つけます

その少女とは、本誌派の方はすでに知っているであろうあの少女

ここで初めて存在が明言される訳ですがこの前のマガジン、表紙巻頭にも関わらず省かれてました汗

ネタバレ防止のため?

 

その誕生日会で凪とエリカの誕生日が一緒であること、17歳の誕生日に顔合わせする約束をしていたことが明らかに

2人との出会いは必然だったことも判明してます

これもホテル王の策略…?

 

しかしながらその誕生日会の余韻をぶっ飛ばすのはひろが凪とエリカ、幸が住む住居に移住して来たのです

あれ、この展開何処かで

 

原因はひろの親

ひろには会ったことがない許嫁がいるのは皆さんご存知ですが、突然その許嫁と翌日会うことになったようで…

会ったら最後、どんどん話を進められると考えたひろは家出(本人は戦争と言ってます(笑))を決断したとのことです

「親の幸せと私の幸せは一致しない!私の幸せは私が決めます!!」はご尤も

 

なお凪はひろに「無許可はマズイのでは…?」と話すも、「許嫁と結婚していいんだ?」と反撃され、幸も家庭教師を頼んだことを逆手に

そしてエリカはノリノリ(笑)

移住作戦はあっさり成功しました(笑)

徐々にひろが怖くなってきました

いざとなったときのために計画していたんだろうけど、冴えカノの加藤恵みたく重くないか・・・?

 

ただこれによって、部屋割り問題が発生

凪は倉庫に追いやられます(笑)

そりゃあ男子が女子と同じ部屋に居たら何か起こりかねないし、当然です(凪は「なぜこうなった?」と言ってますが無視してください、これは宿命だ)

 

ただ救いなのは、この状況でもこの作品は殺伐としてないんですよね

「彼女、お借りします」はシリアス全開ですし、「カノジョも彼女」は徐々に殺伐化してきた

ある意味、安定して見てられるんですよこの作品

殺伐していたらコックリさんも家事割も出来ない

むしろ楽しそうです

リア充の皆さん、壁ドンはだめだからね

誰も弁償してくれないよ

 

そんな中、エリカは凪とエリカの両親を幸せにする方法で悩んだり、凪の初恋の相手がひろではないことが発覚したりと全てがポジティブに進むわけではありません

でも凪はこの巻の終盤で涙を流しました

凪はエリカやひろ、幸と一緒に生活しているだけなのに

それは他人だと分かっていても、生活を共にする暖かさが凪にとってなにより嬉しかったんでしょう

エリカも「幸せだったんだと思うよ!!」と指摘するほど

 

凪は重い悩みを抱えているわけではありません

でもこの描写を見るに繋がりが欲しかったのかな

 

そんな中で7巻のラスト、なにやら合同勉強会が行われていたようですが、結果を発表した直後にエリカが38.3度の高熱や風で体調を崩してしまいます

無論、看病する流れとなりますがひろも幸も看病らしいことは出来てません

酒を飲ませるな!

サウナに行かせるな!!

 

というわけで看病はうまく行かないのですが、実際の原因は疲労

幸やひろと同居するようになって、毎日が楽しくなってしまい、自分の体調の変化に気づかなかったからとのこと

しかもその体調の変化に気づいたのは凪

なんやかんやで凪はエリカを思いやっています

これが愛なのか、恋なのかはともかく

 

ただ最後、凪の家付近に不穏な影が現れます

この少女は一体…?

 

というわけでまたも大きな動きがあった巻でした

  1. 偽りではなかったエリカの兄の存在
  2. ひろの同居
  3. 突如現れた美少女

 

この作品は常に大きな変化が生じる物語

次の8巻でもまた大きな変化が起こるんだろうなあ

 

というか今回、感想書いていて今のやり方に限界を感じました

次から漫画の感想でもメモ作って、それを元に書こうと思います

じゃないと、上手く書けない…

 

そんなわけで次の感想から少し書き方変えます

その辺りもよろしくお願いします