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アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

最近話題になっていた倍速の件について

先々週、アニメや漫画の感想を掲載したかと思いますが、すいません

今回も感想ではない記事です

感想記事のストックが今のところ1つしかなくてね

 

今回のテーマは一時期、SNSでも話題になった倍速再生

…なんで今さら?

昔から倍速再生なんてHDDで出来てたんじゃ…

 

実際、僕もサブスクが普及する前はやってました

あまりに見るコンテンツが多すぎて時間を確保するために再生速度を1.5倍にしましたし

母も韓流ドラマを見る際、よく1.5倍再生してたしなあ…

 

そんな問題ではないと思うんだけど、問題になったのは台詞がないシーンを飛ばすことでしょう

漫画とかでも導入されやすいあの余白の場面

 

ああいう場面ってアニメだと特に大事

場面転換する際に用いたり、心情を描写したりするのにとても必要なんです

作品によっては隠喩で例えたりもしてますが

 

そういう場面すら飛ばしちゃうのが今の世の中なのかなとも思ってしまいます

こっちからすれば台詞続きのほうが疲れてしまいます

集中力を100と考えるならずっと100は保てません、

徐々に0に向かい、最終的に何を言っているのか分からなくなるアレです

 

今ジャンプで「あかね噺」という落語漫画が連載されていますが、その漫画が良いお手本です


www.youtube.com

なぜか

落語と言えば最初から最後まで落語家が終始話し続けるイメージをお持ちでしょう

それは間違ってなく、言葉数も非常に多いです

 

でも落語家って当日の年齢層に合わせて声の速度を変えたり、大きさも調整したりと非常に工夫をしています

ずっと話す一辺倒では飽きられてしまいますからね

 

銀魂だってそうだったでしょ?

作中で台詞長い場面あっても、アニメだと調整していた

それと同じです

 

余白ってとても大事なんですよ

単なる穴埋めではないんです

 

ちなみに劇的なシーンが来ると「疲れるから飛ばす」みたいな話も聞きましたが、そういう場面があるから面白いんでしょ!!

 

日常作品ならともかく、それ以外の作品に安定を求めるのは難しいです

制作側はファンの想像を超えていこうと必死に制作しています

安定すればいいってもんじゃない

常に過去のクオリティを超えてなければならないんです

だとすれば、劇的なシーンは当然生まれます

逃げちゃ駄目です、受け入れないと

 

もちろんシリアスなシーンが苦手な方もいる

そういう方はリアルタイムや一挙放送で見たほうが…

現実だってそう甘くないんだし

 

以上が自分の見解です

では

 

というか倍速再生も今思えば転生無双が流行った理由と似ているような・・・