新連載は宇宙技術バトルと日常コメディ。最近のジャンプ新連載について〜2022年6月編〜
恒例、ジャンプの新連載記事のお時間
間隔が短いと感じるかもしれないけど、前回1作品だけだからね
そりゃ間隔短くなるよ
ちなみに前回の記事はこちら↓
anime-manga-lightnovel.hatenablog.com
さて今回の新連載は2作
どちらも新人作家による作品ですが、明暗がはっきり分かれる予感がします
-
ALIENS AREA/那波歩才
1作目は「ALIENS AREA」
タイトルだけでも想像できると思いますが、異星人との戦いを描いたバトル漫画
「宇宙戦争」みたいに簡単に殺害されないから安心してください…というか僕はホラーテイストの作品は駄目です。絶叫しましたから
戦いの舞台が大きい作品も久々な気がします
簡単にあらすじを書くと主人公の立浪辰巳は両親を亡くしており、兄妹の2人を1人で養わければならない日々
ただ辰巳の右手は宇宙技術が盛り込まれて、その右手が原因で戦いに巻き込まれ、警視庁に勤務する写楽一の誘いもあって、異星人を扱う部署である公安部外事第5課に所属することになる物語
面白いか、面白くないかで問われたら面白いです
ただ、展開が性急すぎる
なんか情報がごちゃごちゃして頭に入ってこないんですよ
「呪術廻戦」も情報量が多い作品ですが、初期は割とスッキリしていました
「青の祓魔師」もそう
京都編辺りから急に濃くなっていきましたが、最初はとても分かりやすかった
つまりこの作品、人気が定着してからやるべき設定の掘り下げを早くやり過ぎている
これは厳しいかもしれない…
この作品の人気が分かるのは9話目前後の掲載順でしょう
その辺りで新連載の補正切れますから
SAKAMOTO DAYSを最後にバトル作品の新顔が登場しないジャンプ
悪い流れをこの作品は断ち切れるのか!?
-
ルリドラゴン/眞藤雅興
2作目はルリドラゴン
どうやら増刊誌であるジャンプGIGAに掲載され、ボイスコミックで累計200万回再生されたこの作品
つまり満を持して連載に持っていったということでしょう
物語としては、主人公の青木ルリがある朝に目を覚ますとツノが生えてしまい、人間と龍のハーフであることが母親の説明で判明
それから学校の授業中にくしゃみで火炎放射を放出してしまったり、人間じゃなくなってしまったことで学校に行くのを躊躇ったりしてしまいますが、クラスの同級生は受け入れるなど緩い作品
昔の連載作品で例えるなら、現在ジャンプの主力作品となった「夜桜さんちの大作戦」を連載している権平ひつじ先生が以前連載していた「ポロの留学記」を思い出します
僕はこうした日常コメディ好きです
日常コメディ繋がりでは原作は読んでいないとはいえ、「小林さんちのメイドラゴン」大好きですから
ただ生き残れるかと尋ねられるとなんとも言えません
日常コメディに飽きられることは許されず、老舗の名店のごとく一定の味を保ち続ける必要があります
要するに平均点をキープしなければならないのです(「僕とロボコ」や(「ウィッチウォッチ」はそれを維持しています)
出来れば残っていただきたい作品
実績あるからアンケート次第でしょうね
-
一方前回の新連載は…?
一方、前回唯一の新連載だった「すごいスマホ」
やっぱりDEATH NOTEみたいな感じになってきました汗
すごいスマホを悪用する側VS阻止する側のような構図
登場キャラに置き換えるなら全一郎VSQの構図、DEATH NOTEで例えるなら月VSLといったところでしょう
しかしながら油断はなりません
いつQが月みたいになってもおかしくありませんからね
修に関する事件が解決したあと、そこがポイントです
ここで終われば綺麗サッパリなんだけど、完結できなかったら…?
「DEATH NOTE」を僕は欲望に支配される少年の話と考えており、Qだってそっち方向に足を踏み入れてしまう可能性はあります
今後の展開をしっかり見つめましょう
なおこの感想を執筆しているWJ30号(2022年6月27日発売号)時点で、ドベ5は回避しています
早めにセンターカラーを獲得したいところです
-
そして2022年度の連載組は…?
そして他の新連載組
「あかね噺」の一強です
僕も単行本購入しましたが、やっぱり面白い
落語にあまり触れたことがない方でもうまく引きずり込めるテンポの良さがこの作品の売りでしょう
メディアミックスなら早めに動くのがが良案
実写だとキャスティング難しそうだから、アニメが1番かな…
うまく緩急つけられる方、存じている方いませんか?
そして「ドロンドロロン」と「地球の子」は危険水域突入
というか「ドロンドロロン」は既に締めに入りましたね
長期は行かなくともうまく締められるのであれば、大須賀先生の自信に繋がりそう
「地球の子」は…
ジャンプでセカイ系はキツいという現実を開示してしまいましたね…
10年振り返ってもジャンプでセカイ系のヒット作はやっぱり浮かびませんし…
週刊でセカイ系は厳しいのか!?
展開がどう考えても畳んでいるからな…
ちなみに「アンデッドアンラック」ですが、年内終了の可能性が高まってきました
最終決戦間近だし
長くても来年まででしょう
映像化はしないのかな…
してほしかったけど…
なお、「ワンピース」の連載再開は34号
そろそろ「ブラッククローバー」も動くでしょうし、「HUNTER×HUNTER」も再開への準備が進行中
もしかしたら34-36でこの3作品が一気に投入される可能性もあります
そうなったら…
今回はここまで!!
次週の記事をお楽しみに!!