Anime,comic,Light novel...

アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

青ブタのパンフレットの件

現在、ようやく次のサブカルブログ記事掲載の目処が立ってきました
後6話、感想メモれば久々に漫画は感想掲載出来ると思います
保険の意味で、掲載は3ヶ月後と記載しますが

 

さて今回、実に久々なサブカルブログ掲載
「自然消滅した訳じゃなかったのね」とお思いの方が大半でしょう
事の発端は、感想掲載の可能性がある青春ブタ野郎シリーズのパンフレットの件です

青春ブタ野郎シリーズと言えば、今や電撃文庫の代表作
テレビシリーズの続きとなる「ゆめみる少女の夢を見ない」ガルパン最終章とほぼ同時期の公開

にも関わらず、大ヒット

グッズが売り切れ続出となり、一部グッズが再販されることになりました

思った以上にヒットし、在庫切れを起こしたのが原因です

当時は僕も大ヒット想定しなかったからな・・・

 

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

それから4年
楓を主役とする「おでかけシスターの夢を見ない」が公開


www.youtube.com

またもパンフレットは完売しました
学習しろKADOKAWA
青ブタ人気は衰える気配を見せません

 

  • 自分は今日販売だと思っていた

そのため、公式は前回に続いてグッズの再販を発表
受注生産にしろよ
本日、2023/07/15よりグッズを追加販売することを発表したのです

 

これを受けて、自分は早めに出発しました
早めに入手しないと、転売ヤーの餌食になるからです
ポケモンカードと同じです
思い立ったら吉日

寝不足お構いなしに劇場に向かいました

 

  • しかし実際は、"本日発送開始"

ですが桜木町のブルクに到着した際に違和感を抱きます

何故か青ブタのパンフレットは完売のままになっていたからです


自分の理想はパンフを入手し、そのまま五等分の花嫁の映画を見ること
その理想は早々に崩壊しました

 

しかし、こちらは寝不足してでも映画館に来た
戦利品無しで帰るわけにはいかないのです
結果、五等分のパンフレット通常を購入
急遽川崎に出向くことにしました

しかしながら川崎の109にも、高音響サウンドシステムを搭載していることで有名なチネチッタでさえ入荷無し
その際、自分と同じく青ブタのパンフレットを購入しようとした方が質問したのですが、そこで判明したのが「本日発売開始」ではないこと
正しくは、「本日発送開始」だったやようです


なんや、この言葉の綾
これにより、パンフレット購入は叶わず
五等分の映画、パンフレットは購入出来ましたが、肝心の目的は達成ならず
ただただ、疲労蓄積するだけとなってしまいました

 

  • 前回は開始当日に余裕で買えている※ただし昼頃

では前回はどうだったか
残念ながら僕の使用している手帳で当時の行動記録が分かるかと言われたら、詳細はほとんど分かりません
ただ、昼頃に訪問して購入出来たのはTwitterで確認できました

…というか、よく記録残っていたな!!※気になる人は僕のTwitterから確認してください

僕の使用しているスケジュールアプリ、無料だと1年しか残らないよ!!(あるいは前々の機種だから詳細が残ってない)

 

ツイートの時間から考慮するに、購入は正午頃
ということは前回は少なくとも11時頃には、用意できたのではないでしょうか?


それに対して今回
公式の説明不足か、そもそも入荷してないパターンが多く、言葉は悪いですが無駄足になってしまった方がちらほらいました
まあオリンピックでやらかしたKADOKAWAですからね
電通程じゃないけど、やらかすようになってきたな汗

 

炎上までは言ってませんが、これは公式の失態でしょう
何をやっているんだか…

 

これは再再販するか、事後通販しないとどう考えても燃えます
公式が招いた火種はしっかり回収しないと
なお筆者は前日からほとんど寝てません
なので激怒プンプン丸であります(笑)

 

とりあえず、企業側は販売するなら販売
発送なら発送としっかり明示しましょう
この記事執筆終えるまで、11K歩歩いたものより

 

ちなみにパンフは下書き掲載後にようやく買えた

反撃の一手、明かされる事実の数々〜「EDENS ZERO(11)」〜

タイトル∶「EDENS ZERO(11)」
作者∶真島ヒロ

先週更新してないので「また失踪したのか?」と思った方もいらっしゃいそうですが、普通に生きている
ですが現在放送中のアニメの原作感想は、「青のオーケストラ」以外はとにかく早い!!

 

というわけで前回に引き続き、EDENS ZEROの感想です

 

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

前巻10巻は後半が鬱展開
アニメでもその鬱展開が放送され、多くの視聴者が見るのがかなりキツかったと思われますが、この11巻は憂鬱だった10巻と真逆
「反撃」に相応しい1巻です

  • 異なる結末への一歩(87)

さてシキ達は先走った行動が裏目に出て失敗したレベッカの話を受け、今回は全員突入

ただ優先順位はドラッケン•ジョー討伐<<<ラビリア捜索
レベッカラビリアを救出するため、こうして賭けに出ているのだから行動指針は当然こうなります


それにピーノは勝つ見込みがないことを指摘し、ワイズもそれを受けてドラッケンとの戦闘回避と可能性が高い方を優先するのはベターな選択肢です
なおハッピーはラビリアの救出を疑問視(する畜生ペンギンならぬ畜生猫っぷりを発揮)してますが、

 

「あんな子でもヒドイ目に遭ってるのを放っておいたらあたしは自分が許せない」

 

とハッピーを納得させるレベッカ
苦手だとしても、拷問によって傷つけら様子様子をそのまま無視することは出来ないでしょう
しかもいざとなったら、前回の情報を元に取引を検討するクレバーぶり
これぞタイムリープの特権ですね
その特権を自分も使いたい

 

しかしながら、ドラッケンのビルの前にエレメント4の4人!
エレメント4との戦いはやっぱり避けられませんでした


でも戦う相手は大きく異なります
何故なら、ファイがエデンズゼロを撃墜させようとしたら、ハーミットが事前に阻止したり、ハーミットを狙うダイチにはシスターが奇襲
エデンズゼロを追うよう、ラグナに指示されたシルフにはホムラが応戦したりと、今回エレメント4の対戦相手となるのは、四煌星
それも戦闘服にあたるバトルドレスを着用し、前回とは戦闘も全くの別物になってます
簡潔に言えば4VS4です

 

シキ達はというと、エデンズゼロに収納されている小型の飛行機(表現が難しい…)でドラッケンのビルへ
無論攻撃されますが、シキのエーテルギアで弾幕は反射

 

ちなみにドラッケンはエデンズゼロの墜落を心配する部下に対し、

 

「この程度で死ぬようならキャットの力など必要ねえ」

 

そりゃそうだよな!
簡単にやられるんじゃ、何も強化出来ないし!!

 

こうして屋上に着陸は成功しました
しかし到着した箇所にはある人物がいました
なんとマスター•ノアがいたのです!!

  • ノアの目的(88-90)

シスターには警戒され、ドラッケンからも呆れられたりと初登場以来、謎の人物だったノア
エデンズゼロの乗員からすると、現時点では要注意人物
シキが攻撃を仕掛けるのは当たり前のことでしょう
ホログラムだから攻撃通らないけどな!!

 

そんな謎の人物、ノアのエーテルギアは"ゴットギア"
ミリオンゴッド?←打ち消し線
人々の位置"を観測する能力とのことですが、要はこれGPSですよね
なんか最近だと、現在地を共有するアプリもあるようだし、ノア自身も「不要な力」と評す程です

 

ですがこの能力の真髄は、観測の力が「"時"の外観」にも及ぶことにもあります
分かりやすく言えば、レベッカの"時の位置"や"時間の移動"を観測可能なのです
しかも、レベッカ昔から無意識に"時の位置"を変えてきたとのこと
そういえば、昔時間を巻き戻しているような場面があったような…
念のため、レベッカは人間です
アンドロイドを考えた自分が情けない…

 

なおレベッカがこうした能力を使うのは30回目
ドラッケンが10巻のラストで「30号」と口にしたのはそういうこと
レベッカの能力使用回数リミットはノアにも分からないらしいですが、ここなんか後々重要になりそうだな…
タイムリープが限界に達して、危機回避できない場面が来るのかも(GANTZで例えるなら、カタストロフィで再生できない状態のようなもの)

 

でもこの30号世界は、とても重要な世界
何故なら記憶の引き継ぎはこれが初であり、ドラッケンを倒せる唯一の世界だからです

 

その理由はレベッカが既に"キャットリバー"に覚醒していること
ドラッケンはエーテルギアを抽出出来る装置(というより技術か?)を持っています※10巻参照
レベッカが29号世界から、今の30号世界に移動できたのは、レベッカの覚醒がドラッケンの気づかない間に始まったからです
だから隙をつけたのですが、今回は敗北時点で能力が奪われることはほぼ間違いないでしょう
そうなると、ドラッケン主観の2号世界が始ります
つまり最悪なシナリオを阻止できるのは今回が最後
ノアはドラッケンの敵
言うならば、敵の敵だったのです

 

とはいえ、ノアはエデンズゼロの情報をドラッケンに提供しています
ですので、シキサイドは簡単に信用できません
敵に情報提供する人物を信用できるわけ無いでしょ

 

しかし、

 

ノア「あなたたちはまだ ドラッケンの本当の恐ろしさを知らない」

 

で雰囲気は一変


何故か
ドラッケンが闇の錬金術師であることはアニメ派も把握しているでしょう
同時に、「不死身のジョー」でもあります
不死身=ワイト

 

ですがここで通信は限界
その原因は今でも分かりません(これ書いている時点で13巻まで読みました)
ただノアはこう伝えました

 

「ドラッケンの弱点を見つけていること」

 


レベッカも話してますが、ノアって何者何だよ※筆者は13巻まで読んだので知っている
一応今回は「目的同じ」と判断してますが、ワイズが引っ掛かった「不死身」
この原因はすぐに明らかになりますが、本物のノアはというと、

 

「ここでドラッケンを倒せなければ私もこの星(ブルーガーデン)も死ぬことになるのだから」

 

敵ではない、敵では
青の祓魔師でいうメフィストにも見える
なおレベッカはドラッケンの弱点について覚えていなかった模様
なんか不安ですが、とりあえずシキ達はビルの中へ
悩んでいても始まりませんから

 

なお四煌星は、

 

①ウィッチVSラグナ
②ハーミットVSファイ
③シスターVSダイチ
④ホムラVSシルフ

 

と戦闘の真っ最中

 

ハーミットはハッキングしながらファイと戦闘してましたが、途中ファイのエーテルギアにハッキングを妨害
形成逆転されたかに思われ、しかもワイズがラグナとの戦闘終了直後に狙撃されたことの再現を予感させましたが、体温の高さを利用して反撃に出て勝利

シスターはダイチに拷問されかけましたが、四煌星の力がエーテルギアではないため、拷問中に能力を活用して拷問から脱出
ダイチの体を意図的に回復させるオーバーヒートを起こして、こちらも勝利しました
免疫暴走の恐ろしさを見てしまった気がする…

 

そしてウィッチはラグナと善戦
ウィッチはアンドロイドだから、そう簡単に涙は流さないでしょう
ラグナからすればウィッチは難敵ということになりますが、ウィッチに元々役者だったこともバラされます
無論、ラグナが話すように戦闘には関係ないことなんですが、主張を認めつつも

 

「理由もなく戦っている者に私達は負けません」
「私はエデンズの"盾"。家族を守る為ならいかなる敵も排除します。それが私の戦う理由です。」

 

多分、四煌星で1番敵に回しちゃいけないのウィッチだ
情報リサーチから精神攻撃されたらもう敵わん

 

そんな中、レベッカ達はラビリアを無事に見つけました
しかし29号世界と異なり、ラビリアは拷問されてません
おそらくレベッカ達が動かずとも、同じ出来事が起こるわけではないのでしょう
しかもそこには、あのシビルも…

 

  • ドラッケンの正体(91-93)

そのシビル、29号世界ではバーの店員だったと思いますが、30号世界ではドラッケンのビル開発に関わっていたようで、実質ドラッケンの関係者なんでしょうか?
でもインベル•コア内に報じられたニュースにて、ワイズの顔を見つけると以前からの関係でしょうか、シキサイドには協力的
監視カメラの目に届かない場所に案内する辺り、もともとシビルは優しいんでしょうね
ピーノを傷つけたシビルに勘違いされてしまうのは、可哀想な気がしますが

 

ただ、ここでの会話はある人物の正体に繋がることになります
シビルとワイズは50年前に、一緒につるんで悪さをするほど親密な関係
些細な行き違いで2人は対立してしまうのですが、その出来事はワイズがシビルのグループの軍資金を盗んだこと
この出来事、今のワイズの歴史ではピーノのが入っていたケースを指しています(2巻参照)

 

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その軍資金とはDJゾンビという人間のもの
DJゾンビなんて、実際にもいそうなDJですが、ワイズによれば、

 

「オレたちのグループ…つーか町の不良共のケツ持ちの金貸しだ 会った事はねえがオレたち世代は名前聞くだけでビビるくれーの大物」

 

とやばそうな匂いがプンプンする人物

 

そのDJゾンビに、シビルの歴史のワイズ(要はワイズ博士)はお金を盗んだことがバレ右腕を切断
その出来事がワイズ博士の出来事に繋がったのでしょうか
更生して真面目になり、シビルとも仲直りしたとか
シビルは不良の世界から足を洗えずにいた模様です

 

ですが、ここで何か違和感生じませんか?
右腕切断の件、どこかで聞き覚えありますよね?
しかもこのDJゾンビ、後に惑星ギルストで金貸しと成功するものの、ギルストを美しい星から罪人たちの星に変えてしまった張本人でもあります
そう、このDJゾンビは50年前のドラッケンです
ゾンビ=歳を取らないことから生まれた異名ですね
ワイトの元の姿を見てみたい

 

同時に浮かび上がるのは、ドラッケンへの容姿への疑問

 

「現在の医療技術でも200歳を超えて生きるのは不可能に近い」

 

とピーノが考察するように、200を超えて生きるのはほぼ無理です
現実でも100を超える人なんて、そういませんからね
しかしこの疑問が、ドラッケンがキャットリバーを欲しがる理由に繋がります

 

レベッカ「今の体の維持に…限界が来てるんじゃないかな?」

 

 

一方、ホムラとシルフの戦い
ホムラは29号世界での戦いと比較すると、シルフの風の傾向を見切ったことで善戦気味ではあります
が、周囲のものを風に吸収させて攻撃したことをきっかけに、またクラブに誘い込まれるデジャヴのような展開が起こりつつありました

 

シルフは勝負を決めようとしたのでしょうか、風を一段階強めて戦況はシルフ寄りに
そしたらホムラは風に風をぶつける作戦に
なんかゲームだと同属性ぶつけたら、エネルギー高い方が力を吸収するような展開あったよね?
これにより抵抗するのですが、その直後に

 

「ダメなの…私と兄様以外の風はダメなの…風がやんだらドラッケンに吸収される…」

 

とシルフは、突然別人のように怯えだします
その姿は戦闘兵の姿はなく、ただの少女の姿と遜色ないです

 

まあ、髪留めにもなっている感情抑制装置が作動すると元には戻りますが、この「吸収」にホムラは反応
激しい風と風のぶつかり合いとなった結果、ホムラが試合を制するものの、この「吸収」…
これもドラッケンの正体を暴く1つのキーワードになります

 

またウィッチもラグナに無事勝利

 

「四つの煌めく星は…家族を守る為に戦うのです」

 

と告げる、ウィッチの姿はとても凛々しい…

 

しかしながらここで事態が急変します
実はドラッケン、生命維持装置に入っていたのですが、エレメント4が討伐されたことやこれまでの経緯を振り返り、レベッカが"キャットリバー"に覚醒していることにも気づいたのです
加えて、生命維持に限界が来ていることにも触れてました
レベッカの推測、大•的•中(創聖のアクエリオンに出てくるあのお嬢様風)

 

生命維持に限界が来ている
これすなわち、ドラッケンは半永久的にレベッカを追ってくるでしょう
となると、討伐するしかありません

 

ただシビルは生命維持装置の仕組みを一部知っているのか、

 

「あれ(生命維持装置)を倒したところで奴が急激に老化する訳じゃねえんだ」

 

と帰還を推奨
普通、ああいう装置って外れたら次第に老朽化が進むイメージですが、ドラッケンはそうではない模様です

 

けれどもある人物の介入で、ドラッケンの討伐計画はより現実味を帯びます
それはラビリアに化けていたアミラの登場
デジタリスでホムラに化けていたあの人です
再登場するのかい

 

このアミラ、初登場時も謎の人物でしたが、今回はある任務、具体的に言えばドラッケンの弱点を組織に持ち帰る任務で追跡してたとのこと
最初はクラブの踊り子として潜入
その後、情報収集してましたが、ラビリアが1週間前に捕虜として連行され、そのラビリアと入れ替わったとのこと

そのために発揮したのが、エーテルギアの"ミラーフェイス(相手の能力はコピーできないが、コピー元の記憶や思考を得ることが出来る能力)"
だからラビリアをコピーすることで、ドラッケンをより調査しやすくなっていたんでしょうが、シキ達の話を聴いて討伐作戦に加勢したくなったようです
このミラーフェイスのお陰で、デジタリスの件で警戒していたシキの弱点(「「"友達"ってワードに弱いこと」)も突き、シキの警戒も解いてしまうアミラ
こっちも敵に回したくない汗


なおラビリアは生きてます
シルフとの戦闘でボロボロになった着物に変わり、服を探しに来たホムラが発見してます
あまりにうるさくて、ホムラは唖然としていたけど(笑)

 

ですがこういう討伐作戦って、事前にバレることが多い
突然床がタールに変化したのですが、それはもちろんドラッケンの仕業
エーテルが集中しすぎてバレてしまったようです
…今更だけど、エーテルってスター・ウォーズのフォースみたいに気配を出しているのか…?

 

しかも10巻、つまりシキが殺害されてレベッカが監禁されていた際、レベッカはドラッケンへトラウマが出来てました
そのトラウマが今になって出てきてしまい、レベッカはドラッケンに誘拐寸前に

 

けど今回はシキが重力を活用して、なんとか阻止しました
2度も同じ失敗を繰り返す訳には行きませんからね

そしてシキとドラッケンが行き着いたのは、処刑場と呼ばれる最下層
対面する2人が放った言葉は、

 

ドラッケン「前の世界のおまえもおそらくここで殺された」
シキ「この世界のオレは絶対にレベッカを泣かせねえ」

 

いよいよ2人のバトルが始まろうとしてます

 

  • 若さ維持の真相(94-95)

他方、残されたレベッカ
ワイズやレベッカは向かおうとしますが、アミラの指示によって静止
「ドラッケンはみんなの力が無いと倒せない」という判断もそうですし、維持装置への対処は結果的にシキの支援に繋がりますからね

アミラって結構まともなんだな汗

 

なおそれぞれの役割は、

 

ワイズとピーノ→装置への細工
シビル→道案内
ハッピー→レベッカの護衛
モスコは邪険に扱われました(笑)
戦闘でモスコが暴れている所を見たことないぞ汗

 

で、シキとドラッケンの戦闘はというと、エーテルギア"アルケミスト"で腕を鉄に変えたり、シキが投げたガレキや床を爆薬に、更には雷に変えられるドラッケンはやっぱり強い…
物質を変化させられる能力を持つエーテルギア使いだから、簡単には行きません
分かってはいましたが、苦戦しています

 

同じ頃、ホムラもレベッカ達の元へ合流へ
ですがボロボロになったシルフのSOSに答えるように、生命維持装置の現場に踏み入れたレベッカ達の元へジンが来ました…
経緯は違えど、やっぱり遭遇するのか…
そしてジンの元へ向かおうとし、返り討ちになるモスコ…(笑)
役目散々過ぎないか?

 

こうなってしまう原因は、本物のシスターを監禁した偽シスターがジンを騙したことにあるでしょう
あのばあさん、ここまで影響を与えるとはね…※4巻参照

 

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

ジンとレベッカ達は一触即発寸前になってるし…

 

そこに割って入ったのがアミラ
アミラは若さ維持装置の説明をジンに行いつつも、ジンの本名(クリス•ラザフォード)やシルフの兄をリーク
ウィキリークスかい
まあジンって、一応ドラッケンに雇われた傭兵ですからね
身元調査やるのは普通か

 

ですがドラッケンの若さ維持装置、アミラによれば、

 

「これはその土地の人々の生命力を吸い取って自らの力とする装置よ。ここで言えばベリアル•ゴア。その前はギルスト。さらに前はノーマ。今まで何人もの人々が命を奪われドラッケンの生命力となってきた」
「ベリアル•ゴアに住む人々は皆知らないうちに毎日わずかな生命力を奪われているの」

 

つまり、ドラッケンが滞在した惑星にいた人々は生命力を日々奪われていたことになります
エレメント4も例外ではありません
シルフも命を奪われていたということで、ジンも動揺せざるを得ませんでした

 

加えて「生命力を奪われ続けた人は」?というワイズの問いに対して、

 

アミラ「間違いなく寿命は減るわね。運が悪いと死んじゃう人もいるらしいけど…」

 

これにワイズは怒髪天を衝く寸前になり、急に駆け出しました
シビルは何かを察したようですが、アミラは逆流させて、生命力を人々に返してドラッケンの弱体化を狙っていました
それがワイズの予想外の行動で予定が狂ってしまうこととなります

 

そんな時、通信で加わったのはハーミット
プログラムの変更が出来ることを伝えワイズの代わりを担おうとしますが、その前に要望したのがセキュリティ装置の破壊
ハッキングするにはセキュリティ装置邪魔ですからね
物理的破壊をする人員が必要ということです

 

更にシスターも通信に合流
クリーネ(シルフの本名)を助けることを約束する代わりに、ジンに力を貸すよう頼むシスターは頼んだのです
ジンは一瞬、断るように見えました
真実を知っても、ジンはドラッケンの傭兵
簡単には裏切れませんが、

 

「クリーネだけは必ず守ると言った。この命に代えてもな」

 

とセキュリティ装置を破壊
暫定的とはいえ、1番厄介な人物との戦闘回避に成功し、セキュリティ装置も破壊
最高のシチュエーションとなりました

 

そんな状況とは裏腹にシキはドラッケンに苦戦
オーバードライブしたドラッケンに身体を石にされかける程です
またしても万事休すかと思われましたが、そこにアーセナル状態となったワイズが乱入し、

「てめえだったのか。大切な人を殺した奴ァ」

 

というわけで10巻が憂鬱だった分、この巻はスッキリしたのではないでしょうか?
ちなみに僕は既に16巻まで読みましたが、このベリアル•ゴアでの激闘後もとんでもない展開が続きます
「RAVE」好きほど、どんどん熱くなれそうです

 

なお次巻の感想は6月を予定していますが、エレメント4はこの後も一部、ストーリーに関わりますので、名前を覚えておくことをおすすめします
では!!

 

追記

よりにもよって、編集最後で放送時間とぶつかるとは・・・

なお「地獄楽」を見ながら編集してました

6月上旬には公開しないと・・・

絶望から絶望。でもここで終わらない…!!〜「EDENS ZERO(10)」~

タイトル∶「EDENS ZERO(10)

作者∶真島ヒロ

 

普通、感想記事を書く時って余程のことがなければ暗い気持ちになりません
モラルの無い輩が多い交通機関に乗車するよりは気持ちが楽になるはずですから

 

しかし当分の間、漫画感想記事はとにかく重いか気分が悪くなるような展開の感想を書かざるを得なくなると思われます
その1発目が「EDENS ZERO」の10巻
これ掲載されていたとき、マガジン本誌気味はどう思って読んでいたのでしょう
FAIRY TAILでそんなに出てなかった黒い真島ヒロが存分に出ていると書かざるを得ません

※9巻の感想はこちら↓

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

 

 

  • ドラッケンが狙うもの(78-79)

さて前巻のラスト、レベッカシルフによって風に閉じ込められてしまい、レベッカが行き着いたのはドラッケン•ジョーの部屋
どうやらシルフは風を操って、敵をワープさせることが出来るようですね
味方なら助かりますが、敵なら最悪
しかも転送先がよりにもよってドラッケンって、誰が喜ぶんだよ
目の前に死神が現れるも同然だぞ

 

ただドラッケンはレベッカを殺す気はなく、話がしたい模様
大体敵が話を持ち掛けるのってろくなコトない
武器にもコンバートできるハッピーの同伴を拒否している時点でね
レベッカはどう対処すべきか悩んでますし

 

なお情報提供元はやっぱりマスター•ノア
ドラッケンはノアのことを、「あんな男を信用しちゃいけねえ」と評している模様
確かにこの時点はその通りなんですよね
簡単に情報リークしてるし、エデンズ•ゼロを狙う理由が大事なものがあるからってどれだけ情報流しているんだ…
敵からも呆れられる人物です、この時点では

 

一方、シキシルフと交戦している時に、ジンが乱入
ですがジンは、シルフを「クリーネ」と呼んでました
「シルフ」ではなく、「クリーネ」
恐らく後者が本名なんでしょうね
シルフが「ここでは「クリーネ」と呼ばないでと話してましたし

 

状況としては、

 

シルフ→ジンの指示でホムラを追う
ジン→シルフの行動を阻止しようとするシキに立ち塞がる

 

といった感じで、シキ達からすれば想定外
ジンは、シルフの補佐として参戦した模様です
シキにシルフとの関係を「兄弟か」と質問されても無視しますがどう見ても「兄弟」…いや「兄妹」か?

 

とはいえ、エレメント4サイドにジンがいる
→すなわち敵なわけで、ジンにレベッカの居場所を教えるように迫るシキ
けれども「イリーガタワーで戦った時からエーテル力の変化がない」とジンは回避し、しかも体を何やら改造
この200%パワーアップさせる能力がエーテルギアの真の力(?)らしい「オーバードライブ」
でも身体がサイボーグみたいになっているんですが※アニメでは多分披露されたと思う
ビジュアル面…

 

他方、レベッカ
結局ハッピーを連れてきましたが、そりゃそうでしょう
ドラッケンを簡単に信用できるかって話ですし、案内したガラスの向こうにはラビリアが拘束されてましたから
しかもエデンズ•ゼロの大切なものとは、レベッカ
またの名はアニメ見た方ならご存知でしょう、29号です

 

その真実を告げたあと、ガラスが水に変わってレベッカも拘束…
「なんでガラスが水に?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、これこそがドラッケンのエーテルギア、"アルケミスト"
要は物質を変化させる…ってとんでもないなこれ…
液体を固体にすること出来るってことは…

 

しかもラビリアに関しては殺害以外は自由…
なぜ殺害しないか、その理由は、

 

「”人”は財産だ。どんなクズでも金を生む」

 

逆上させる台詞、上位に入るなこれ
皆さんはネタだとしても使わないように
サスペンスドラマは普通に合いそう

 

無論レベッカはラビリアを見捨てるわけがありません
散々馬鹿にされようが、友人ですから
けれどもそこに監視として現れたのがエレメント4、土のダイチ
顔がどう考えてもミュージシャンのMarshemelloです


www.youtube.com


参考にした?

 

シキはオーバードライブによってパワーアップしたジンに防戦一方で、脱出しようにもジンの手で阻止
ワイズを治療する薬を運ぶ最中のホムラは、シルフに見つかって武器も衣類も喪失
状況は悪化する一方です

 

  • 好転の気配、一切なし(80-81)

そんな悪化し続ける状況
それ以前に人間がほぼ裸状態で戦闘できるか、と言われたらほぼ厳しいでしょう
羞恥心一杯で何も集中できない
つまりホムラは「まともに戦えぬゆえ…」と戦闘どころではないです

 

ならどうするか
一時戦闘離脱しかありません
衣類無しで戦闘できませんから

 

なのでホムラは近くの換気扇らしきものを壊してその場しのぎ、もとい変わりに着るものを探しに行きましたが、よりにも持ってたどり着いた衣装部屋はクラブのもの
ホムラも出演者させられそうになりますが、普通、こういうのってスキル確認するんじゃ…
フィクションだから確認しないの?

 

しかもシルフにすぐ見つかると
一時凌にもなってないじゃん汗
それどころか、シルフはホムラと関係ないクラブにいた客や踊り子まで別空間に飛ばすと…
これでホムラはレベッカの誘拐に気づきましたが、ドラッケンの手下って完全な悪に見える
ターゲット以外巻き込んでも構わないってところがね…

 

そんな非道ぶりはダイチにも共通
なにせ、ラビリアにやった行動を「痛みつけ」なんて言ってますからね
やられた当人が「拷問」と感じれば、「拷問」!!
「いじめ」と同じ定理です
ちなみにダイチはレベッカにグループセラピーでもらった拷問60日我慢のコインを見せてますが、現実だろうがありそうなんだよなこれ…
多分これが洗脳に近いんだろうけど

 

そんなダイチがラビリアに手を出そうとしたので、レベッカは反撃に出ようとします
目の前で友人が傷つけられるのをぼんやり見るわけには行きませんし
ですが、ここでダイチのエーテルギア、"ペインズツリー"が発動
「寝食した場所に痛みを与えられる」能力でレベッカは壁に抑えつけられてしまいます…
いかにも拷問だよなこれ…
ダイチも"拷問解禁"なんて言ってるし

 

ただ、この拷問は乱入したアクアに強制終了(レベッカは水にされました)
完全に討伐できてなかったのか…
この乱入にダイチは激怒しますが、レベッカは社長のものとアクアは告げ、

 

「知ってんだろ。あの人の恐ろしさを」

 

と警告
もしかしたら、エレメント4は逆らえない立場なのか…?
だとすればさっきの見解は変わってきます
なぜならば、クラブで交戦していたホムラもワイズへの薬をシルフに吸収され、ホムラ自身も別空間に飛ばされてしまったのですが、その際に告げたのが、

 

「安心してほしいの。社長の前では誰もが無力だから」

 

これ、場合によっては裏切る可能性あるかも
ドラッケンの能力を無力化出来れば話は別だし

 

しかしながらワイズを匿っているシビルの元にはファイが来ますし、ジンとの戦闘で絶体絶命のシキもオーバードライブに覚醒するも、そこにドラッケンが突入
戦闘は強制終了されるどころか、

 

「本当のオーバードライブはエーテル臨界点を突破させるこ事で体を形成しているエーテルに変化が起こる」

 

と真の姿を見せつけられるシキ
絶望は終わるどころか、拡大する一方です

 

  • バッドエンド・・・?(82-84)

レベッカは誘拐され、ホムラもやられ、ワイズもほぼ捕まったも同然
シキは知らぬ間に最後の希望となってしまいました

そんなシキにドラッケンはレベッカの価値を訪ね、シキは「大切な友達」と答えるもドラッケンは予想通りこの回答を一蹴
…というかこの回答って、某人物の思考回路に近いだろうな
誰とはあえて書きませんけどね

 

この反応を受けて、シキは何が何でもドラッケンを滅せなければと思ったのでしょう
全力の"重さ"を載せて攻撃しますが、ドラッケンはほぼ無傷
何故なら手を、ギルストで1番重いドラムール鉱石に変えたから
どんな攻撃もよっぽどのことがない限り、石は耐えますからね
ドラッケン強すぎる…
この時シキのエーテルギアを"サタングラビティ"と評し、マスター•ノアが「"キャット"の力を引き出す鍵」と話していたのが気になりますが…

 

しかしここからが本当の絶望
ドラッケンはシキを石化し、ピーノはEMPを発動しようとするも、ジンが風で妨害…
最終的にシキ達はドラッケンに拘束されてしまいました…

 

ワイズへの薬は破壊され、ハッピーとピーノは町のジャンク屋で売却
「ルールを破ったやつに罰を与える」とシキ達は公開処刑されているも同然です…

 

この光景、多分今週の放送でアニメになると思いますが、ワイズは腕切断されるし、エデンズゼロ艦内に残っていたシスターはマリアに反撃
セスは自爆したと見せかけて、プログラムを掌握するし、ディエゴは光化学迷彩モードになって姿を消す…
こいつら…


よくフィクション作品って、たまに愛すべき悪役とか出てきますが彼らを愛することができますか?
この10巻時点で
こうした極悪キャラを生み出す真島ヒロ

 

挙句の果てに、シキはやられる直前ドラッケンに

 

「いつか必ずお前を倒す。そして友達のいねえお前の友達になってやる」

 

と涙を流しながら告げますが、シキは宇宙暦X492年10月7日に命を落としました

 

嘘じゃないよ

 

主人公死んだよ

 

読んだときは目を疑いましたね
というかマガジンではこの話をカラーで行ったようで…
地獄か?
トラウマ植え付けるレベルでしょこれ!
少年漫画で主人公死ぬって終盤なら分かるけどさ…
これまだ中盤あたりでしょ?

 

しかもこの展開、何が恐ろしいって「呪術廻戦」で虎杖悠仁が乙骨憂太に殺られる展開ありました(アニメ派の方ごめん、憂太は普通に本編でも登場するんだ)が、その次の週で虎杖は反転術式で蘇りました
でもシキは蘇ってません
しれっとシビルも殺されてます

 

それから7日後、どうなったかというとレベッカは拘束されど、部屋は与えられてましたが、レベッカに取り憑いたのは絶望、ドラッケンの恐怖です
なおラグナはレベッカが拘束されている部屋に来た際、「過去を忘れるように」に吐いてくるが、忘れられるわけないだろ
仲間を失った悲しみなんて絶対忘れてはなりませんから

 

そんななか、ここでドラッケンの目的が明らかに
ドラッケンはエーテルギアの力を抽出する装置を持っているようで、レベッカの"キャットリバー"を用いて、宇宙の法則を変えようとしているのです
この時点では詳細不明ですが、レベッカ本人に使われるとまずく、覚醒後にしか抽出出来ない
少なくとも、絶対ドラッケンに渡してはならないことだけは分かります
こんな悪魔にこれ以上、力を与えてはなりませんからね

 

もちろんレベッカはただ抽出を待っている訳ではありません
29号と呼ばれることを疑問に思いつつ、反撃の糸口を探します
しかし…レベッカは四面楚歌も同然
仲間に再会したいレベッカは涙を流してしまいますが、その時にレベッカの力が覚醒
それもドラッケンの狙いを阻止するのかのように…※ドラッケンは捕獲失敗
そして重力に引っ張られるように、レベッカがシスターの部屋で寝ていた場面に戻ってくるのです!!

  • 反撃開始(85~)

というわけでどういうわけか、レベッカはシスターやハッピーと再会し大泣き
ただこの時点で何が起こったか、レベッカは理解してない状況
つまり時間が巻き戻ったという事実を知らないわけです

 

ですがレベッカが気がついた頃には、シキ達がベリアル•コアに乗り込もうとしているところ
このままだと、同じ出来事がフラッシュバックしかねません
なのでレベッカは話を聞くように求め、当然阻止
…というか阻止しないと全滅するぞ!
自爆特攻と変わりないから!!

 

とまあ、なんとか同じ惨劇を回避することには成功
そのうえでレベッカは自身が体験したことを話しますが、シキ達は簡単には信じられません
EDENS ZEROの世界ではこの10巻時点で未来予知能力は出てません
FAIRY TALEだとシャルルが途中、未来予知してしまう場面がありましたが

 

でもハーミットは、レベッカの時間が戻ったんだとしたら説明できるかもしれない」と考察しました
すなわちタイムリープを考慮し始めたということです
どうでもいいけど最近タイムリープ作品多くない?
異世界転生無双よりは良いけど

 

しかもウィッチもレベッカが意識を失っている間、レベッカエーテルに変化が起きたことを確認
具体的には、

 

「つまり未来のレベッカ様の意識がこの時間のレベッカ様に上書きされた事でエーテルに変化が起きた」

 

ハーミットはこれを「セルフ時喰み」と考え、

 

時喰み星全ての時間を巻き戻す。そして対象者たちはその事実を知らない。記憶を引き継げない。
レベッカタイムリープ自分だけを過去に戻す。その記憶を引き継いでいる可能性が高い。

 

と差異を述べています
ですが、

 

時喰み理論上外部からの時の変化が観測できる。
レベッカタイムリープレベッカ以外誰も観測出来ない。

 

と立証が難しいとも
そりゃ、普通タイムリープなんて起こらないから説明は困難だよな…

 

ですが、立証する事象はありました
それはラビリアが捕まっていたことです
ラビリアはドラッケン達に捕まっていましたが、この世界でも1週間更新が止まり、同じ配信者のカウチボに確認しても見かけてないのが確認されました
つまり捕縛は濃厚になりました
要は、シキ達がサン•ジュエルにいた時(6-8巻)から捕まっていた可能性があったということです

 

ここでレベッカは迷います
このままドラッケンの元に乗り込めば悲劇が蘇る
でもドラッケンと元に向かわなければ、ラビリアを見捨てるも同然
すなわち、ジレンマです

 

でもシキは、

 

レベッカの友達なら俺の友達」

 

と告げました


これが、救出を決断する決め手になるのです

 

さあ方針が決まったところで、シキ達はレベッカの情報を元に作戦会議しようとしたところで、マリアたちがエデンズゼロに襲撃
ここは変わらないのか汗
しかも、応戦するのがウィッチであることも変わりませんが、レベッカの情報により、マリア達の作戦が実行不可に
これはあまりにも大きいです
自爆と見せかけてハッキングなんて卑怯な手口はシャットアウト

 

そのうえでここから本格的に作戦会議となり、話し合われたのは

 

①ドラッケンの能力
②マスターノアからレベッカの能力が漏れたこと
③エレメント4+ジン

 

どれも頭を悩ますような問題だらけ
しかもジンが厄介なんですよね
また改造されているかもしれませんから

 

しかしここでまさかの情報提供者がでます
あのモスコです
存在意義ちゃんとあったのか

 

モスコによれば、ジンに弱点はありません
ですが、治療してほしい人がいたとのこと
…ああ、これがシルフなのか?
だとすれば戦闘を回避できる可能性あります
リスクは可能な限り控える
これは戦略を立てる基本です

 

それでも勝ち筋は今のところなし
勝率は出てませんが、まだこれだと厳しいのかな
が、これに作戦があると告げたのはシキ
その作戦とはベリアル•ゴアへの体当たりでした(笑)
嘘だろ(笑)


それもドラッケンがセス達の連絡がないことを怪しみ、エレメント4を呼ぼうとするタイミングで
なんという不意打ち
けれども不意打ちは戦闘の基本なり!!

 

こうして突入には成功しましたが、シビルもそのことに気づいた模様
ワイズとシビルは交わる運命みたいですね
そして、

ドラッケン「30号以外は皆殺しだ」

 

というわけでこの10巻は中盤、とてつもない鬱展開が描かれました
前に僕は「「EDENS ZERO」の作風は「RAVE」に近い」と書きましたが、この巻でそれはほぼ決定的でしょう
というかここに描かれている部分今、アニメでやってるからね
憂鬱な時に見る場面じゃないよこれ

 

ですが次の11巻
このモヤモヤが取っ払われる展開が待っています!!
だからここで読むのは止めないでください!!
次回の感想は5月の予定です!!

 

ちなみに11巻の注目は、この方↓
??「ここまでは私の計算通り さあ…どう動くかな29号」

更新遅れてすいません…

とりあえず生存報告記事

断じてこのブログを放棄したわけではありません

 

なら感想記事公開しろという話でしょうが、次の感想書く作品がどれもエグい展開なんですよ

だから辛くて執筆できないんです

その感想書く作品は、EDENS ZEROなんですが、そろそろエグい話が放送されると思う…

FAIRY TAILよりもエグい話が…

 

その心の準備がようやくつきましたので、今月中には掲載します

並びに今後の予定ですが、順不同で

 

  1. EDENS ZERO10
  2. カッコウの許嫁8(9かもしれん…)
  3. 春アニメの感想
  4. ジャンプの新連載感想
  5. 女神のカフェテラス
  6. 彼女、お借りします
  7. カノジョも彼女

ラノベ感想再開はまだ時間を要しそうです…

5月が更に忙しくなりそうなんだ

ごめん…

 

とりあえず気長にお待ち下さい

では!!

お待たせしました、実に3年ぶりの感想です!!〜「青のオーケストラ(3)」〜

タイトル∶「青のオーケストラ(3)

作者∶阿久井真

4/ 9、それは「青のオーケストラ」のアニメ1話放送日
ということでそれに合わせるように、3巻の感想を用意しましたが、

 

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

anime-manga-lightnovel.hatenablog.com

 

↑ご覧ください、この拙さ
漫画の感想記事を始めたばかりでしたので、もう自分は見るのが恥ずかしくなるレベルです
それに伴い、感想文も大きく異なってしまいますがそこは大目に見てください

 

  • 羽鳥葉という人物(第15曲)

というわけで2巻は終盤に2年の羽鳥が登場し、その上手さに驚いた青野
そんな青野ですが、ある日の昼に母親が寝坊して弁当を作られなかったので購買部で昼食を購入することに
しかし、青野のいる海幕高校は2000人いるマンモス校
当然購買部も混みます(笑)
並んでいる間に昼休み終わることはないのか汗

 

多分アニメでも争奪戦になっている様子が描かれると思いますが、青野もなんとか昼食を手に入れようと必死
けれどもお目当ての焼きそばパンは偶然にも2年の羽鳥が掴んでしまいました
念のため書きますが、偶然です
悪気はありません
なので青野は羽鳥に挨拶してそのまま譲りますが、羽鳥は変わりに青野にサンドイッチをプレゼントしました
チャラいイメージありますが、良いところありますね

 

ただこの後、偶然2年の瀧本裾野と会って、一緒に食事することに(2人は共に1stバイオリン)
そうなると友人がいない青野は慣れないシチュエーションです
正座してます
笑うところかもしれませんが、コミュニケーション苦手な人にはいきなり普段話さない人と一緒になると本当に苦労するんです
何言えば分かりませんし※ちなみに話題が見つからなければ天気の話が無難

 

でも演奏時と違って、接しやすい雰囲気だったことに青野はホッとしてました
演奏になると豹変するタイプは珍しくないので(自分も軽音にいた頃、演奏中完全に別人になってました…、当時軽音に所属していた方々、本当にすいません・・・)

 

なお青野は2年の間でも話題になっているようですが、羽鳥も5歳の頃からヴァイオリン教室に通っていた経験者
なので腕も良く、実際部活では佐伯が意識してしまうような柔らかい音を奏でていました
柔らかい音って奏でるの大変なんですよ
力加減がとても困難ですから
ちなみにダンス部兼部
学年的に今年が最後となる3年の原田と演奏したい想いも強いようですが

 

その日の放課後、青野は個人練習したくとも音楽室で練習する人がとても多い…
なので空き教室を使用して練習するのはよく見る風景ですし、こういう事情があったのと今気づきましたがその空き教室に佐伯も合流してきました(笑)
しかも青野がいることを確認して

 

こうなると個人練習はしにくい
合同練習ならともかく、個人練習で他人の音が聞こえると自分の音が判別しづらくなりますから
でも佐伯は青野の演奏に合わせて練習し、最初に合わせた際はお互いのスキルの見せあいとなっていたものが今回は上手く合わさるように
こうやって音と音が1つに重なるのが演奏の醍醐味ですし、2人とも合わさったことに興奮
最初、ヴァイオリンから離れていたハジメがどんどん音楽への情熱を取り戻しているのが見て取れると思いますが、そこに偶然通ったのが羽鳥
2人の名前を覚えた羽鳥は、

 

「…今年のオーディションは原田さんが出ないからつまんねーと思ってたけど…前言撤回。…めちゃくちゃ楽しみだわ」

 

青野達の加入は2年にも刺激を与えているということでしょうか?

 

  • オーディションに向けて(16曲〜18曲)

そんな中土曜日、音楽室はオーディションまで1週間を切ったのもあって雰囲気はピリピリムード
僕はこういう大会に参加する部活に加わってないので雰囲気を味わってないのですが、殺伐感も凄いのでしょうか?

 

その中で律子もオーディション合格を狙っているものの、経験者と比較したら音楽歴は歴然
故に刺激を受けつつも、上達しているかは不安になってしまうのも当然のことでしょう
同じ1年、初心者の鈴木や豊田、飯塚といった2nd ヴァイオリンチームからすれば成長速度は速いようですが
※補足
1st ヴァイオリン…主に主旋律を演奏
2nd ヴァイオリン…1stの主旋律を支える演奏

 

ただ経験者の立花と律子達初心者はあまり仲が良くない感じ
経験者からすれば、もっと練習するべきという重いあるんでしょうがその日の午後、合同練習で律子をはじめとする初心者組がミスを連発…

実際、立花はミスした律子を睨み付けてましたし・・・
その立花は音楽の強豪校北中学校の管弦楽部で部長を担当し、本来1st ヴァイオリンなのに2ndヴァイオリンをやっているとのこと
普通なら1st ヴァイオリンをやってもいいのに何故か2nd
疑問を抱くのは無理もないですが、

 

豊田「1stに行ってくれたら2ndは平和だったのに〜」

 

と余計な一言を言ったタイミングで立花が来ました汗
口は災いの元の典型例
これは豊田が悪いですが、

 

「ていうかやる気無いなら帰ってくんない?正直、迷惑なんだよね」

 

と立花が言ったので、律子と大喧嘩になりました汗


今思い返すと、この2人初期からそりが合わない感じだったし
3年の米沢が来なかったら喧嘩止まってないぞこれ…

 

しかもその喧嘩の際、律子が立花に言われたのが、

 

「基本ができてないくせにオーディションなんか出てる場合?」
「一つ一つ完璧にしてから次に進むべきじゃないの!?」

 

という現実


分かっていても耳にしたくない言葉の数々
初心者は駄目なところ突かれると、メンタルがね…
しかも追いつきたい願望もあるから
お陰で放課後練習は集中出来なくなりました

 

対して立花
やっぱり彼女も放課後練習していたようですが、事情聴取しにきた米沢によって立花が原田と先輩後輩の関係にあることが分かりました
演奏も上手かった反面、原田から演奏面以外での言葉も欲しかったようですが、律子に関してはというと嫌いなわけではないんです
何故なら「周りの音をよく聴けば、もっと弾けるはずなんです。」と律子を評価しているから

でも今の律子は、「自分の音しか聴いてないんです!!」という状態
アンサンブルを合わせようとしてないと言うことです

 

「どんなに練習して…自分が1人上手くなっても、みんなの音を聴いていなければそれは無駄な欲張りだと思うんです。オケはみんなの音で成り立つから。」

 

と立花も具体的に話してます
バンドで言うなら、ドラムが1人突っ走っているのをイメージしてください
演奏は共同作業です
しかも「中学の頃の自分に似ている」と立花が話していたのも気になりますが

 

ちなみに、2nd ヴァイオリンは自分から希望したもの
押し付けられたものではありません
それに翌日の日曜日、律子と対面した際は気まずくなってしまったものの、律子が上手く弾けない部分を弾くように頼んだら弾いてくれたり、練習前には猫背で演奏していることを指摘してくれたりとなんやかんや良い人です
鈴木達も律子が質問したのをきっかけに教えてましたし、

 

「…オーディション、…出るとは言わないから。」

 

と少しは見直してくれた模様です

 

一方青野
ヴァイオリンの練習に夢中になりすぎた結果、火曜日の授業で居眠りするし、英語の課題を忘れたり数学の補習を受けなければならなかったりと散々
情熱を取り戻しつつあるのはいいことですが、学生の本業は勉学ですから
両立させなければなりません

 

その数学の補習には青野だけでなく、佐伯の姿もありましたが佐伯は12歳までドイツにいた模様

なので漢字の読み書きが得意ではなく、テストに苦戦してしまうのも致し方ないと思います
日本語って言葉多いし、

 

佐伯「その点音楽はいいよね。言葉にしなくても伝わるのも多いし。まだ日本語を上手に話せなくて困ったとき…音楽やってて救われたことも多いんだ」

 

と音楽がいかに素晴らしいか、理解するのも納得です

 

この苦労を聞いたことで、青野は佐伯の補習プリントに読みがなをふって協力
そのお陰で補習も乗り切り、なんとか部活に合流できたのですが、名前を呼ばれた佐伯とは正反対に青野は顧問の鮎川に名前すら読んでもらえませんでした
まあこれは意図があってなんですが青野は、

 

「見返してやる…!!今度のオーディションであいつの記憶に青野ハジメという名を刻み込んでやる…!!!」

 

復讐を決意する人間のように燃え上がってました(笑)

進撃の巨人」?
アニメでどう描写されるか楽しみだな〜
佐伯はマウント取りましたけど(笑)

 

そしてオーディション前日、偶然青野と電車が一緒になった律子は本人の要望で青野の家へ向かうのですがこれ久々ですよね?
初期、この描写よくあったよな…

 

ちなみにオーディションの課題曲は、ドヴォルザーク交響曲第9番新世界より


www.youtube.com


はい、バイオリンパンクで知られるBIGMAMAの代表曲「荒狂曲“シンセカイ”」の元ネタです


www.youtube.com


律子は曲の情報までしっかり調べてきています(ここら辺は漫画やアニメで把握してください、アニメの方が詳しいはず)

 

で、青野と律子は曲を合わせますが、青野から見ても律子は演奏が上手くなった模様
多分これは立花の指摘も活かされたんだと思います
姿勢ってとても大事ですし
一方で青野は律子から高校に入学して変化したことを指摘されたことに驚いてましたが、別人ですよあなた
連載初期、顔が死んでましたし

 

※その頃の青野がこちら


そうでもないと、他の部員に好影響与えませんって

 

なお前日なので佐伯やハルも当然練習していますが、羽鳥はというと帰宅ギリギリまで学校で
そこで原田と偶然出会い、「留年すりゃいいのに」と冗談を話してますが、それだけ原田と少し長くいたいんでしょう

 

「…俺、原田さんの背中しか見てないんですよね。」

 

とリスペクトしてるくらいですから


そのリスペクトがあるから

 

「俺はあんたの後ろにしか座ったことがないってことです。これが最後のチャンスなんで…食わせて頂きます!」

 

と宣戦布告するのですが、

 

「上ばかり見ていると足を掬われるぞ?」

 

と原田は笑いながら去りました


こうなると、青野と佐伯が評価されていることを悟るしかありませんよね…
しかも当の青野は、律子が「別人」、青野の母親が「大暴れ」と称するほど、演奏に磨きがかかってましたから

 

ちなみに今回のオーディション、3年より良い演奏した人は前に座らせることを原田は知ってました
羽鳥への発言はそういうことです

 

  • オーディション本番前後(19〜20曲)

そして迎えたオーディション当日
青野の前に出番を迎える裾野がトイレに行きたいほど緊張したり、ハルもトイレに籠もってしまったりとやっぱりオーディションは特別
普段の部活とは雰囲気も大きく異なります

 

同時に青野と佐伯、羽鳥と誰が前に座るかも話題になっていましたが、青野の出番になると、どうも鮎川と父を重ね合わせてしまうものの、先日の部活で名前を覚えてもらえてなかった悔しさがあったのでしょう
「やられっぱなしじゃ気が済まない。」と反撃攻勢に出ると言わんばかり、青野が行ったのは、「俺を見ろ!!」と言わんばかりの演奏でした
審査の観点から背を向けていた3年部員か誰の演奏かすぐ理解出来るほどに
羽鳥は大いに驚き、鮎川に至っては指揮まで始めてしまうほどの
でもこれ、怒りを込めているだけでなく、青野自身も楽しんで演奏しています
ヴァイオリンへの熱は更に戻ってきていると言っても過言ではありません
佐伯は何かを感じ取っていたようですが…

 

で結果はというと、青野は第2プルト表に、つまり1年では異例のコンマス(原田)後方になりました
羽鳥は青野の後方、佐伯も町井の後方、ネタバレにはなってしまいますがハルも選ばれていたりします
※補足2
プルトとは楽譜を見る2人1組の数え方
青野の場合は第2プルトなので、指揮者に2番目に近い席

 

でも律子は駄目…
自分は選ばれたのに、律子は選ばれてない…
となると青野はどう声をかけるべきか、迷ってしまいますが、

 

「確かに落ちちゃったことはショックだけど、でも今の自分がそう簡単に合格できるほど甘くないことはわかってるつもり!」

 

と現実を受け入れている様子
初心者ですからこうなるのは覚悟していたんでしょう
むしろ青野が律子に喝を入られました

 

でも今回の結果、全てが称賛された訳ではないのです
というのは青野は原田からの伝言で、羽鳥と共に職員室に向かったのですが、オーディション結果を「妥当」と回答した羽鳥は、

 

「お前は口も演奏も軽い。正直俺は今回お前をオーディションには合格させたくなかった。お前を座らせるくらいなら1年を多く入れた方がマシだと思ったからだ」
「もっと今後の自分の立場を考えて演奏しろ」

 

と鮎川にフルボッコ


ここまでとストレートに言うと、反論の余地すらありませんが、青野も全て評価されたわけではありません
今後次第では佐伯と交代する可能性も示唆され、

 

「音程やリズム、音の強弱…基礎的なことは望んでいる以上できている。」

 

と評価されながら、

 

「しかし俺やオーケストラが求めている演奏ではない」
「お前の演奏は「ソロ」なんだ」

 

と今の青野の欠点を付かれてしまいました
ソロプレイヤーならいるんですけどね
オーケストラはそれぞれが協力して1つの音になります
これでは駄目です
しかも追い打ちをかけるのは、

 

「お前の演奏には…お前だけの音色が俺には見えてこない。昔のお前の音色は…そんなものではなかったはずだ」

 

これ、似たような描写を見た方いるでしょう
食戟のソーマです
あれと同じです
今の青野には青野だけが生み出せるものが無いんです
具体的に言えば、表現力がないということでしょう

 

でもこれ、ただ批判しているだけではないです
こうした苦言を呈している理由、それは青野が次期コンサートマスターの候補だからです
つまりは期待されているってこと
かなり凄いことなんです

 

ちなみに佐伯も候補の1人なんですが、オーディション当日に高熱を出したようで、本来のパフォーマンスは出来てないと思われます
だから鮎川は1ヶ月後、演奏会前にどちらがオーケストラに相応しい演奏をするかテストすることを告知しました
これでどちらがコンサートマスターに近いか、見極めるということでしょう
「お前がどう変化していくか楽しみにしている」とエールを送りましたし、鮎川は良い人ですね
青野は「昔の音色」を取り上げられたことで、またも怒りを蓄えてましたが汗

 

そのうえでオーディションの後、鮎川の総括から「3年より良い演奏した人は前に座らせたこと」を明かして、今回の結果は音が証明することを話し、原田も次の演奏会に向けて意気込みを語りました
が、青野を一瞬で奈落の底に突き落とすのはまたも学業でした(笑)
しかも学期末の試験の結果が悪いと演奏会参加は不可
こういう部活きっと多かったでしょうね…

 

青野は律子に助け船を求め、羽鳥は今回のオーディションについて裾野から責められたあと、気合を入れることを宣言したりとオーディションを経て新しい道が始まろうとしてました

 

なお、鮎川は青野が入学することを武田を通して知ったことが明らかになり、武田と鮎川はライバルのような関係だったとか
マジかよ…

 

こうしてオーディションが終わると当然ながら始まるのは新しい日々
ですが、青野は図書館でテスト勉強していたはずなのに、鮎川の言葉をきっかけに、昔の自分を思い出すようになってしまっていました
所謂フラッシュバック、青野は父親のことをなるべく思い出したくありませんから※アニメ1話を見た直後だとそれは尚更感じます

 

そんな昔を思い出してしまった際に佐伯と偶然対面
佐伯はオーディションの件を謝罪しましたが、青野は怒るわけありません
常にベストコンディションで勝負出来るとは限りませんから
余程のことがない限り、また勝負できますからね
1ヶ月後に

 

むしろ青野が気にしているのは、自分の演奏でしょう
鮎川に指摘されたことは事実ですからね
現実でもたくさんの人々が直面していると思います

 

なおオケ部はテスト前は部活停止
当然といえば当然ですが、どうやら海幕高校は練習さえも禁止のようで
なんか厳しすぎる気もしますが、平然と破ろうとする次期コンサートマスター候補の佐伯(笑)
駄目だろ(笑)
それもやるなら音楽室じゃなくて学校!!

 

ただ問題はここで佐伯が青野にオーディションについて、「あれは…全力の演奏だった…?」と問いかけたこと
オーディションで手を抜く人なんているのか…?
死にものぐるいだと思いますけどね
青野が怒りそうになるのも分かりますが、偶然音楽室には羽鳥もいました
だから次期コンサートマスターが(以下略
オケ部の未来の中心人物が何をやっているんだ…
羽鳥は鮎川がいるのを見つけて、自分をスケープゴートに逃がすのは先輩心と言えるけど、羽鳥はまたやろうとしてますけどね
次回のオーディションで今回の分まで取り返そうとするやる気はいいのですが…

 

でこの時、羽鳥は青野が鮎川に何を言われたかを気にしつつも無理に回答を求めませんでした
けれども青野は自分の演奏について、羽鳥に聞いてみました
これに羽鳥は青野の演奏を「つまんなくねーだろ」と言ったものの、

 

「もっと曲のイメージを伝える努力をすればいいのになーとは思う」

 

と助言しました 


具体的には、

 

「俺達の演奏って言うのは…演奏者はいわば仲介人だよな。演奏者は作曲者が想いを込めて書いた「曲」を自分なりに想像して…膨らませて…「ここ」に訴えかける」

 

と言うことなんですが、オーケストラはほとんどが羽鳥の言うように仲介人としての役割でしょう
つまり、今の青野には曲を伝える表現力が足りないのかも知れません

バンドも「上手い」だけでは駄目ですから

 

また鮎川から何か言われたことに対しては、

 

「答えは演奏の中で探せばいいんだし。」

 


結局、答えは演奏していかないと分からないということなんでしょうが、鮎川に関しては「悪意のある言葉は絶対に言わねえ」と信頼しています
この言葉は本当にその通りなんですよ…
4巻から鮎川の株、どんどん上がりますから
なお青野と佐伯はその後勉強も教えてもらいました
羽鳥って意外と出来るんだ… 

 

なおオーディションの件ですが、この日の帰りに青野は全力で演奏したことはしっかり伝えました
同時に一時期演奏をしてないことも
何かを掴めそうな予感もしていることも
こういうことして、信用している人物にしか伝えないはず
青野にとって佐伯は良きライバルなんでしょう
ここで佐伯が伝えようして、辞めたことが悪しき展開を呼び起こしてしまうんですけどね…

テストは無事に乗り切った模様です


とまあオーディションを中心に動きながら、羽鳥や立花、佐伯の掘り下げが行われた3巻でした
鮎川が青野に話した「お前の演奏には…お前だけの音色が俺には見えてこない。昔のお前の音色は…そんなものではなかったはずだ」って、クリエイター全員が突きつけられる課題です
僕も音楽ブログを始めたばかりの頃、相当苦悩しましたし

 

そんなこの作品、先日1話が放送されたと思いますが 

 

次の4巻でエグいエピソードが起こります


この作品、ただの青春音楽漫画じゃないです
なんちゅう話を入れてくるんだと思いましたから

 

次の感想は5月の予定です
その頃にアニメの評価も固まりだすと思いますが、変な改変はするなよ
ありのままを映像にしてくれ…

 

今週の更新はお休みです

どうもsoftmanです

漫画感想の執筆方法を刷新して、ようやく更新ペースが戻ってきました

 

ただ月末はやはり忙しいので今週の更新はお休みです

すいません!!

 

でもただ休み報告するのでは、執筆する意味がないので掲載予定の記事を先バレさせます

候補はこれ↓

 

  1. 青のオーケストラ3
  2. カッコウの許嫁9
  3. 漫画アプリで自分が気に入っている作品

 

このどれかです

お楽しみに!!