Anime,comic,Light novel...

アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

クラウドファンディング達成のために共同戦線!! ~「彼女、お借りします(14)~」~

タイトル:「彼女、お借りします (14)」

作者:宮島礼吏

最近、最新刊のあらすじをしれっと見てしまい「そうくるか!!」となったかのかりの14巻

前巻に引き続き千鶴の映画を制作するための準備が続きます

  • 難航する脚本探し

前巻13巻の終盤でクラウドファンディング企画にGOサインが出て、企画が動き出した和也達

千鶴の映画のクラウドファンディングは最初から協力者の方が多く上々の滑り出しとなっています

ただ、楽観は出来ません

というのもまだ千鶴の映画の脚本を誰が担当するかは決まってないのです

実際、映画を作るに当たって脚本担当は不可欠ですからね(冴えカノを読んでいた方なら特に分かるでしょう、監督と脚本は別々ですからね。プロデューサーであり物語も書き下ろした倫也はやはりチートです)

 

それを聞いたるかは自身がよく読んでいている小説サイトを和也に紹介しますが、るかは思った以上に千鶴の映画に協力的

13巻の時はてっきり和也が千鶴と一緒に居る時間が増えるのが嫌であるからと思いましたが、るかは千鶴の祖母である小百合の体調のことも知ってますし、和也が千鶴のためにやろうとしていることも叶えたい

何より盲目的で情熱な和也が好きだからこの企画に参加したとのことです

 

初期の頃の和也はすっかり消えつつあるな

1巻の時は「なんだこの主人公・・・」って感じだったけど、2巻の花のエピソードから和也の良さが少しずつ出始めて、千鶴も和也に対する考え方が少しずつ変化

更にはるかも和也のスタンスが心を動かして好きになりましたからね

和也には人を呼び寄せる何かがあるんですよ

まあ、るかはアピールチャンスととも捉えているようだけど笑

 

ちなみに和也はるかが紹介したサイトを元に脚本候補になりそうな方をリストアップ

それを千鶴に紹介してましたが、ひょっとして最近のラノベ新作もこのようにしてリストアップされているのかも

ライターとかも含めて

あー、羨ましい

  • 八重森みにの正体

一方前巻で初登場した和也のお隣さんこと、八重森みに

前巻では「レンカノ」と言う言葉を聞いてしまったので、動向が気になってしましたがこの巻ではいきなり和也を自分の部屋に引きずり込みますw

お隣さんとはいえ、よくそんな行動できるな・・・

 

そんな奇抜な行動を取ったみにですが、彼女の正体はコスプレイヤー

YouTuberでもありツイキャス主、更にはニコ生配信者

いかにも現代的な少女です

皆さんの身の回りにもそうした方はいらっしゃるのでしょうか?

 

その一方で前巻終盤に出てきてしまった「レンカノ」発言をみにはしっかり録音

こうなるとまずいと思ったのか、和也は千鶴の正体を伝えるのですが、千鶴と1年以上もこの関係を続けていることからみには「愛情を課金しまくっている」と考えたようで和也のことを「師匠」と呼ぶようにw(「政宗くんのリベンジ」かな?)

加えてみには

 

「"好き"に決まっているじゃないですか。水原さんも師匠のこと」

 

と言い出すので、和也が千鶴の前で意識するようになってしまいます

 

この子、和也と千鶴の関係を色んな意味で大きく動かしそうな予感がしますw

 

  • 停滞状態を打破せよ

その後脚本が決まり制作にも和也と千鶴が通う大学の映研が関わってくれることが決まったものの、徐々にクラウドファンディングは伸び悩むように

CAMPFIREの清水さんからも心配されるほどです

 

ただ、この事態をすべく動くのはなんとみに

実は彼女、クラウドファンディング経験者でこのままではまずいと考えたのか、千鶴達を集めて作戦会議を行うことを申し出たのです

突然、赤の他人が現れて千鶴とるかは当然困惑しますがw

 

けれどもみにの指摘は的確

  1. 経過報告が足りない
  2. リターンが弱い

1は基本だよね・・・

ソーシャルゲームだって今後の計画を随時発表するくらいだから

特に知名度が低い場合は定期的に更新しないと忘れ去られます

 

ブログだってそうだからね

初心者は毎日更新しようって書かれる理由は存在感を高めるため

最初は地道にやっていくしかないんです

なにをやるにしてもこれは基本です

 

その上で、大事なのは勝つこととのこと

みにも話してますが、クラウドファンディングは目標金額に達することも大事

到達しなかったら全てが無になってしまうのですから

あれ、クラウドファンディング指南漫画でしたかこれ?

加えて千鶴さん、あなた私物を普通に返礼品としていいのか!?

 

とはいえ、みにのお陰で結束したのも事実

もしやみにはこの映画制作編のキーパーソンか?

 

そして数日後、新宿でビラを配っているとき、偶然出会った墨ちゃんもまた・・・

 

というわけで映画制作編は壁に立ち止まりつつ、必死にみんな頑張っています

このエピソードは今もマガジン本誌では続いているのかな?

 

なお14巻最後のエピソードはクラウドファンディングの返礼品を探すためにみにが千鶴の部屋を荒らし捜索しまくりますが、最後にみにがとっておきの爆弾を落としていきます

その爆弾の中身はここまで読めば分かりますよね?

 

15巻では早々にその爆弾が炸裂しますので14巻を読んだらすぐに15巻に飛び込みましょうw