Anime,comic,Light novel...

アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

花火大会はやっぱり上手くいきません~「カノジョも彼女(6)」~

タイトル:「カノジョも彼女(6)」

作者:ヒロユキ

音楽ブログの方が久々にストックどんどん出来て来ているのでサブカルブログも漫画を中心にストック作り進行中…

しかし、もしかしたら2連続で「カノジョも彼女」の感想となっているかも…

そうなったらごめんなさい!!

 

という訳で「カノジョも彼女」6巻

5巻では咲と渚によるアピール合戦がより本格化してきたのですが、夏休み前の定期テストで渚が絶体絶命のピンチに…

そこで紫乃に助っ人として入っていただきなんとか乗り切ったものの協力の見返りとして夏休みの間、紫乃も直也達の家に住むことになったのです

そんな前巻の終盤で紫乃が咲と出会った経緯や直也を知るきっかけが明らかになったわけですが…

※5巻の感想はこちら↓

 

  • 二股を解消させるはずだったのに…?

今思えば5巻の引きは凄かった

なぜなら紫乃が直也にキスしようとしたところを咲に見られたのです

こうなると友情の危機、並びに昼ドラ展開になることも予想できる…

 

が、この漫画がそんなことになる訳がなーい!!

紫乃「向井くんの…は…鼻毛が出てたから…抜いてだけ!!」と話し、咲も信じてしまうのです

やっぱり咲は(ry

 

しっかし紫乃は風呂場でこの行動を激しく後悔

だってほぼNTR(気になる方は調べてみよう!!)しようとしてましたからね!

友人の彼女とキスしようとする

だからマガジンでなんっちゅうことやっとんねん

なお、直後に直也が風呂場に入って来ましたがこれはスルーでいいや(←え)

 

そんな紫乃ですが、紫乃が直也達の家に夏休みの間だけ住んでいる理由を振り返りましょう

それは当然二股を辞めさせること

…なんですが直也達は普通に歓迎パーティしてます(料理は渚が担当)

おい、敵を歓迎してどうする

 

しかも紫乃は渚の料理は褒めるものの「栄養バランスが悪すぎる!!」と追加料理を作りました

馴染んでませんか?

ミイラ取りがミイラになる日も近くないぞ?

 

ところで、アニメを見た方(これが掲載されるのはアニメが放送終了した後のはず)も原作読者もご存知の通り6巻開始時点では咲は未だに直也と接ぷ…キスしてません

この事実は花火大会編に突入する直前(というか当日)、紫乃と咲の会話によって発覚しました

そのため、紫乃はキスさせようとしますがみんなで見ている中でキスはしたくないでしょ

誰だって人に見られている中でキスとか嫌だよ!

 

そんな流れから花火大会編に突入(咲の目標は直也と良い雰囲気を作ってキス!)するわけですが…

  • 花火大会は理想通りには行かない

その日の夜、咲達は着物に着替えて直也と花火大会へ

しれっと混じっていたミリカは相変わらず扱い雑だけど

 

そんなミリヤはさて置き、直也たちは屋台を満喫

紫乃は直也が咲と上手くやることを望んでいる様子ですが

 

ですが、ラブコメ漫画はだいたい思惑通りに動きません(とらドラ!」しかり「ぼくたちは勉強ができない」しかり。え「ニ」から始まるラブコメなんてあった?)

よりにも寄って咲が迷子になりました(笑)

しかも群衆の中で逸れるのではなく、咲が妄想している間に自然に迷子となる新しいパターンを誕生させました(笑)

※しれっと渚も巻き添え食らいました

 

こうなると直也と紫乃は咲を探すことが最優先なんですが、紫乃が気が付くと直也は迷子の子を背負ってました

しかも紫乃も直後に下駄の鼻緒が切れるコンボ達成

その結果、直也は迷子の子も紫乃も背負って爆走です

すげえ進化してないか(笑)

 

そうして迷子の子は無事に送り届けるのですが、紫乃は直也がなんで二股をしているか疑問を抱くようになります

直也のこのような行動を見ると、誠実かつ真面目

だからこそ二股をする理由が理解できないのでしょう

読者だって最初から二股するなと思っているが

 

世間的に考えれば咲というずっと好きだった幼なじみが彼女にいるし、渚からの告白は断るべきでしょう

でも直也は、

 

「少なくとも自分で考えた答えじゃないとすごく後悔すると思った」

 

と話すように、世間にあまり流されずに自分の考えを大切にするタイプなんだと思います

勢いだけで行動しているように見えて、直也は直也でちゃんと考えているようです

 

加えて「大切なことに隠し事をするのは違うかも」という考えも持っているようですが、紫乃は全力で反論

というか、紫乃は隠しごとしてるから必死に否定したかったんだろうな

繰り返すが、少年漫画で略奪行動をしようとする人物は異例だから

 

紫乃は反論直後に自分から志願して降車

複雑な思いを抱えている様子でしたが、その後直也はミリカと遭遇

相変わらず相手にしたくない様子でしたが、ミリカの動画を見てないことも判明

これにミリカはショックを受けてましたがその理由は「好きになるわけには…いかないから…」

あー、三又現実味帯びてきたかも…

  • ~54話(夏祭り後半)

そんな中で一方の彼女サイド

直也は渚と合流しましたが、危うくクラスメートにバレる寸前に

お祭りだから気が緩んではいかん

 

とりあえず危機は回避

ならびに咲が10分後に来ることも分かったので直也は一安心したのです

 

ですが、ここから渚は積極的なアピールを開始

手を繋いだり直也の膝を枕代わりにしたり、最終的にはお姫様抱っこ

壁ドン用の壁どこにありますか※この壁ドンは昔の意味での壁ドンです

 

でも渚と直也の関係は秘密の関係

だからこうやってこっそりしか付き合うことが出来ないんですよね…

それでも渚は直也と付き合えることを喜び、来年も再来年も直也と一緒に入れることを願う…

良い娘すぎるよ…

頼むから渚が悲しむ結末にはしないで…

 

そして入れ替わるようにして咲が合流しますが、直也と渚が何をしていたかは咲は知りません

しかも直也の服から渚や紫乃、ミリカの匂いを嗅ぎつけるわ…

作中で咲も自覚してますが、マジで咲が可愛そう

というか昔から思ってましたが幼なじみヒロインってどの作品でも酷いな!

 

トドメに咲は直也と花火大会を満喫できず…

こうして花火大会を堪能できないと手持ち花火を持ってくるのはベタ(ドラマでも多いよねー)

そこで直也は咲が本当はどう思っているか、知る行動に出ることに

「二股してよかった?」にイエスと答える人はいる訳ありませんが

 

気になる咲のアンサーはやっぱり寂しさがあるわけです

渚がいなければ咲は直也を独占できたわけですが(あれ、重くね…?)

それでも直也が好きであることには変わらない様子

しかも咲はずっと直也に告白され続けた

だから直也を信用しているようです

絶対別れないとも

 

だめだ、この漫画に限って二股は認めよう

咲にも渚にも悲しい思いはして欲しくないもん

無理です

降参です

 

結局キスしなかったけど

 

これに紫乃は疑問をいだきますが、同時に次巻でここのところ邪険な扱いをされていたミリカが何かを企んでいます

今度は何をする気だ?

 

次巻予告を見ていただけると、ミリカの企てが何を指すか分かるでしょう

ただ同時にこの漫画、無事に着地できるか心配になってきました

少年漫画が二股エンド出来るんでしょうか?

かなりハードル高いと思われます

ラノベだったら出来たかもしれない

けど漫画だとどうだろう…

 

マガジンは現在ラブコメ戦国時代状態

シリアス路線の「彼女、お借りします」、ハーレムエンドは確実にない「カッコウの許嫁」があるので結末が気にならずには入られません

 

そして次の7巻でいよいよ追いつくことになりました

10月中旬までに7巻の感想書くことを目標に頑張ります