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アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

最後のページが意味するものとは 〜「三角の距離は限りないゼロ 6」〜

タイトル:三角の距離は限りないゼロ 6

作者:岬 鷺宮

イラスト:Hiten

三角の距離は限りないゼロ6 (電撃文庫)

三角の距離は限りないゼロ6 (電撃文庫)

 

前巻が刊行されたのは5月

そこから半年近く間が空いたのは5月に始動した新シリーズ「日和ちゃんのお願いは絶対」の2巻と同時に刊行するためでしょうか

秋玻と春珂の2人を愛するのではなく、どちらかを選んで欲しいと告げられた四季

岬先生が「シリーズラストスパート」と告げた通り、この巻はほぼオールキャストとなっております

 

  • 企画会議しつつアピール合戦!?

2人の決断によって秋玻か春珂か選ぶことになった四季

ただ作中は2年の終盤…

誰もが経験あるかもしれませんが高校って途中から分岐があります(文系や理系に別れ、特別進学コースをもうける学校も)

四季達も例外ではなくみんな離れ離れになることを伊津佳はめちゃくちゃ悲しんでいます… 

※参考までに

文系特進…時子、晃、秋玻春珂

文系進学…四季、伊津佳

理系特進…修司

 

僕も高校2年の時に文系理系に別れましたがクラスが近かったのでそこまで離れ離れになる感じはしませんでした(むしろボウリングしたりディズニー行ったりしたなー)

でも一緒に過ごす時間は格段に減ります

しかも四季と修司と伊津佳は2年続けて同じクラスでしたね

余計に悲しくなるわけだ※晃と時子は別クラスでした、この辺りは「読書と主人公と二人のこれから」参照

 

このみんなが離れ離れになるやり取りの中で春珂は日直だったということで後から合流したのですが、悲しむ伊津佳を見て春珂は行動へ

ホームルームにて「解散会」をやることを提案したのです

進級する際にやった方も多いのでは?

 

でもこれはただの「解散会」ではない

消えてしまうかもしれない春珂にとっての思い出作りでもあったのです※序盤で百瀬が四季に「新学期にまでにはこの現象は終わるみたい」と伝えたようにここまで安定していた入れ替わりの時間はまた短くなっています…30から20か…

これに四季は春珂から実行委員として指名されたので共同で企画会議をしていくわけですが、実はこの前後から秋玻と春珂によるアピール合戦がスタートしております(笑)

秋玻はイメチェンを行ったり、春珂は手を組んだり間接キッスを狙ったり…

もうこれは戦争ですね

羨ましい

まあ一応企画も進行しているのですが、正直このアピール合戦の印象が如何せん強すぎる

「恋は人を変える」とはよく言うけどほんとその通りです

爆発しろ

 

  • それぞれが予想するなかで…

そうしたやり取りを経て「解散会」の中身はおおよそ固まるのですが、四季は「これでいいのか?」と悩んでいる様子

春珂にとって最後の思い出になるかもしれないのだから

悔いは残したくないのでしょ

 

そんな悩める四季にとって転機となったのはあの九十九

前巻に続けて美味しいところを持っていきます(まあ前巻のラストで柊ところの新作に協力したお礼というのもあるけど…)

 

その転機とは九十九がところや四季、春珂と会食した際に九十九と百瀬の結婚式(この時、やっぱり春珂は反応しまくります(笑))を見せるのですが、その際に結婚式ではよくある2人のこれまでを振り替える映像を見て、これを四季は取り入れることにしたのです

・・・というか九十九は百瀬に怒らないのだろうか・・・ 

 

僕がいた中学校ではこれ、よくやっていたのですが、中学の行儀が終わる度に生徒を集めて教員が撮影した写真を集めて何本かの映像にしていたんです

それをやることによってあの時はあんなことがあったなって思えば、こんな表情をしてたんだなって確認することもできる

解散式にはうってつけです

 

ただこれをやるには膨大な写真の量が必要…

と言うわけで伊津佳や修司達に協力を求めていくわけですが、同時に秋玻と春珂に「選んで欲しい」と言われたことを明かすことに

これは四季がどちらを好んでいるか、客観的な意見が欲しかったからだと思われますが、

 

秋玻→修司、古暮、晃

春珂→伊津佳、Omochi、時子

 

と見事に二分

そりゃどちらかに偏ることなんてないよな…

なお晃と時子は珍しく喧嘩しているのですが、この時にどうして付き合うことになったかという「読者と主人公の〜」のあらすじが簡単に2人の口から話されます(気になった方は是非そちらも読んでください)

結局仲直りするけど

読者と主人公と二人のこれから (電撃文庫)

読者と主人公と二人のこれから (電撃文庫)

 

 

 しかしながらただ1人の別回答をした人物も

それは3巻で3人の関係を荒らした(と書くと語弊があるかな…?)霧香

文化祭の写真を提供してもらうために再び接触した際に霧香にも訪ねたのですが彼女だけは「どちらでもない」と回答したのです

この意味深な回答が終盤の大きな鍵になるとは…

 

このように多くの人々に協力を得ていよいよ「解散会」が行われようとしていましたが…

 

  • 楽しいお別れ会、そして…

その「解散会」を行われようとしていた場所は寸前でキャンセルに

なにやら事故が起こったのが原因らしいですが汗※現実ではこのようなことは起こって欲しくない…

 

しかし四季は冷静でした

なぜならすぐに交渉して会場を教室に変更でしたのです

この「解散会」、終業式の数日後に行われているのですが、よく考えたら終業式後って新学期になるまでは部活をしている生徒以外は学校に戻ることはほとんどない

それは学校に用がないということが理由でありますが、プライベートでかつ自由に教室を使えるなんて機会は滅多にないと思います

しかも食事は古暮の実家から提供(どうやら実家が喫茶店のようです)し、BGMはOmochiが提供

あまりにも贅沢すぎますよこれ

ちなみに秋玻が関わった曲は動画サイトに公開されているとか

絶対恥ずかしいだろ

 

でも楽しい時間はあっという間

四季が計画していた思い出フォトグラフィを動画で公開したあと、春珂は遂に秋玻と春珂が入れ替わる現象が新学期になるまでに終わることを告げましたが、こうして思い出を作れて嬉しかっただろうな

 

なのに

 

 

最後の数ページ

 

 

四季の夢に出てきたのは・・・

 

 

あなたは一体誰ですか?

 

 

終盤には衝撃が走りました

だって誰もが秋玻か春珂と思っていたのに… 

これは一体どういうことなんだ!?

 

恐らく多くの人は春珂が消えて秋玻が残ると思っていたはず

ただここにきてそうじゃない可能性が出てきた

ひょっとしてこれは秋玻と春珂の魂が融合したということ?

昔、遊☆戯☆王GXで十代とユベルが融合して1つの存在になる話があったけどこれもそのようになるの?

 

僕の予想だと次が最終巻、長引くのであれば2巻

それに後日談を交えて+1巻というところでしょう

残された時間は10日間…

この作品の結末も近いということです

 

次も「日和ちゃん〜」と同時刊行するなら半年後になりそうな予感がしますが、その前にコミカライズ終わらないよな?

このままだと原作1巻だけをコミカライズして終わる未来が見えるぞ…※「ニーナとうさぎと魔法の戦車」や「ブラックブレット」が該当

僕は動く晃や時子も見たいんです

頼むから2巻まではコミカライズやってくれ…!!

 

これだけインターバルが空くと28ヶ月連続刊行していたかまちーがいかにヤバイかよく分かる

いよいよ物語は終盤へ!!ストライクウィッチーズROAD to BERLINの4~7話を振り返る

今年も早いもので残り1ヶ月になろうとしています

そろそろ大掃除を考える方もいらっしゃると思われますが、今年の終わりが近いと言うことはストライクウィッチーズ ROAD to BERLINもいよいよ終盤に突入!!

1クールは確定しているので終わりが近づいてくると知ると悲しくなりますが・・・

 

本日放送の8話から終盤に突入しますが、4-7話を振り返ってみましょう

 

4話で自分のストライカーユニットではなくシャーリーのストライカーユニットを着用しというのもあるもののルッキーニが、6話ではウルトラエースであるハルトマンが撃墜…

今回のネウロイこれまでのシリーズとは比較にならないほどの強さを誇っています

 

 

第4話 「200マイルの向こう」

第4話 「200マイルの向こう」

  • 発売日: 2020/10/29
  • メディア: Prime Video
 

 

4話では基地に被害をもたらしたり、5話では井戸に化けていたり、6話では芳佳や静夏、シャーリーを即退却させるなどここまでネウロイが強かったことは今までなかったと思います

普通に考えればラスボスでもおかしくないような敵がどんどん出てきますからね…

インフレにも程がある

 

更に気になるのはPVに出てきたベルリンの壁を思わせるようなネウロイがまだ出現してないこと

このネウロイが今回のラスボスだと思われますが、この段階でも苦戦しているのにまだ上がいる…

恐ろしすぎる…

  • 魔力に悩まされる芳佳

これまで以上のネウロイの強さに誰もが驚く中、誰もが予想していなかったのが芳佳の魔力問題

2期では実践から離れていた為に序盤は魔力トレーニングを行っていたましたが、3期でこのような事態になるとは・・・

 

第5話 「クィーン・オブ・ネーデルラント」

第5話 「クィーン・オブ・ネーデルラント」

  • 発売日: 2020/11/05
  • メディア: Prime Video
 

 

5話の温度調整をきっかけに多少は飛べるようになったもののまだ完全ではないようで6話では3日連続に疲労を隠しきれませんでした

しかも7話では病み上がりで飛行し続けたのもあって一時期的に飛行禁止に・・・

芳佳の魔力が安定する日は来るのでしょうか・・・?

 

本調子であれば2話のような1人で大型ネウロイを追い込むほどの実力を発揮できるのに・・・

  • もはやホラーといっても過言ではなかった7話

 そんな中で誰もが度肝を抜いたのは毎回やらかすことで知られるスト魔女伝統の7話

過去にルッキーニがペリーヌのパンツ盗難騒動を引き起こしたり、小型ネウロイに501全員が振り回されたりと7話は毎回ギャグ回という位置づけが強くありました

 

そして今回の7話

ギャグという次元を超えてホラーでした笑

第7話 「ポヨンポヨンするの」

第7話 「ポヨンポヨンするの」

  • 発売日: 2020/11/19
  • メディア: Prime Video
 

 

リーネが持ち帰った土偶をきっかけにルッキーニが体を乗っ取られ次々と仲間に襲いかかるという・・・

しかも襲われた方も体を支配されるまさにミイラ取りがミイラになるような展開

「「発進します」のような世界観になる」とフミカネさんが話してましたが、「発進します」の次元通り越してますよ

トゥルーデとハルトマンの絆が描かれた6話が名作だっただけに反動が凄いことになってました・・・

 

そして今夜はいよいよ第8話!!

  • 次回はエイラーニャ回

ラジオウィッチーズに出演した内田さんが「6話がエイラーニャ回じゃないと分かってTwitterが騒然としていた」と話していたようにトレンド入りするほど注目されているエイラーニャ回

今回は第8話で登場となりました

公式での予告を見る感じ霧を出して隠れるネウロイサーニャが中心となって対峙するといった話のようですが・・・

 

気になるのは前回の予告でサトゥルヌス祭に言及したこと

Twitterでも言及しましたがブレイブウィッチーズでは7話でサトゥルヌス祭をテーマにした話があってここにエイラとサーニャがサプライズ登場したのです

なので一部の人も言及されてましたがニパやひかりが登場する可能性もあります

可能性は低いけどひかりが登場した場合、ストライクウィッチーズシリーズには初出演となります

芳佳とひかりの初対面が来ないかな・・・ 

 

また来月のラジオウィッチーズには久々にサーニャを演じる門脇さんが登場するのですが、同時に映画に出演したハイデマリーを演じる植田さん(はやてちゃんの中の人だ!!)も出演

ハイデマリーの登場もささやかれています

さあどっちが登場!?

 

どっちも出演したらいいのに

  • 謎に包まれている芳佳の新型ストライカーユニットと服部の固有魔法

次の注目点は8話放送前現在、未だに謎に包まれている芳佳のストライカーユニット

HPが立ち上がった当時から気になっている方も多いと思われますが、サトゥルヌス祭ってクリスマスみたいなものでブレイブ7話では実際供給という形ではありますが、プレゼントが基地に届いてました(その時、伯爵がひかりに渡したお守りが終盤のキーとなる)

またスト魔女2期でも8話に芳佳の新しいストライカーユニットが登場する話がありました

なので芳佳の新しいストライカーユニットがここでベールを脱ぐのでは?と思われます

登場したとしても本格的に躍動するのは9話からだと思われますが

 

更に気になるのは静夏の固有魔法

公式では固有魔法の欄が「ーーーー」になってますが、ユナフロでは静夏の固有魔法が「精神統一」と紹介されています

本当にこれなら一時的に能力を高めるタイプの魔法になりそうな予感がします(502にいる伯爵の「マジックブースト」みたいな感じ?)

ブレイブではストーリー開始当初、固有魔法を持ってなかったひかりが少しずつ能力を発現させる展開になってましたが、静夏は未だにその気配はありません・・・

次の8話から発現する伏線が出るのでしょうか?

  • 本当にベルリンは奪還できるの!?

そして最も注目は本当にベルリンを奪還できるのか

スト魔女2期は終盤、いきなり巻きはじめてロマーニャ奪還の話になりましたが、今回はところどころでベルリンを奪還するための話が出ています

ただ、この「ROAD to BERLIN」は2つの見解がありまして

  1. ベルリン奪還への道
  2. ベルリン奪還への準備

自分もぶっちゃけ後者だと思うんですよね

尺足りませんも

 

加えてストライクウィッチーズって「継承」をテーマにした物語みたい("みたい"と書いたのはニコニコ大百科を通して知ったからです)なんですが、今回は「繋がり」をテーマにした話が多いんです

4話はルッキーニとシャーリー、6話はトゥルーデとハルトマンといった感じで

だから今回のテレビシリーズはベルリン決戦に向けて絆を結ぶ物語ではないかなと僕は思っているのです

そうなったら「続きは劇場版で!!」になりますが

構わん、劇場でやってくれ

 

さあ今夜はいよいよ後半開始を告げる8話!!

Dアニメストアは地上波に先駆けて先行で視聴できます

僕は一足先に見ますが、ネタバレはほどほどにする予定です

皆さん、楽しみましょう!!

僕の本の読み方

昨日は更新できなくてすいませんでした

本当ならライトノベルの感想を執筆して投稿する予定だったんですが、今仕事の方が多忙でして・・・

これ執筆しているのは当然昨日なんですが、一昨日寝たのが28時なんですよ・・・

具体的には言えないけどさ、僕が勤めている会社もヤバいんです

だからこうなってしまうわけ

僕だけではない気がするけどね

こうなってしまっているのは・・・

 

さて今回のテーマは僕の書籍の読み方

といってもここでいう書籍とはライトノベルや漫画のことであって音楽雑誌のことは対象に入りません

サブカルブログだから当然の気もしますが

 

まず漫画

もうほぼ電子書籍で読んでいます

理由は単純、置き場所がないからです

ライトノベルと違って漫画は刊行ペースが早いし週刊連載であれば1年に5-6冊は出る

ライトノベルを買いまくっている以上、僕には本を置くスペースがございません

なんでだいぶ前から電子書籍に移行して今年は単行本1冊も電子以外では購入してませんね

 

しかも音楽ブログの方読んでいる方ならご存じだと思われますが、僕は1度ニートになった関係でお金が底をつき、購入していた単行本も途中で辞めてしまったものが多いんです

それらを購入したら膨大な量となってしまい、ますます置き場所に困ってしまいます・・・

だから全て電子書籍で購入したというわけです

しかも自分が使用しているブックライブなら、毎日クーポンもらえるので場合によっては新刊なのに半額で買えることもあります

それも電子書籍で購入している理由ですね

中途半端で止まっている単行本は全て売ろうかな

 

続いてライトノベル

こちらは書籍:電子=3:2といったところです

電子で購入している本は大半が既にシリーズ完結している作品、あるいは自分が好きなアニメのスピンオフであるケースが多いです

こっちも理由はやっぱりスペースを取るから

今から「ゼロの使い魔」購入したら本棚を圧迫します笑

 

ただライトノベルは正直、書籍の方が良くて・・・

なぜかというとライトノベルでメディアミックスされていない作品の場合、キャラクターのイメージは挿絵が頼り

なので冒頭のカラーイラストを頼りにシーンを頭の中で想像したりしていくのですが電子書籍の場合、わざわざ最初のページに戻らなければ行けないのです

手元にあればすぐ確認できるのに電子だとそれが非常に手間

だから未だにラノベは書店で買いまくっているというわけです

※この前も購入しまくったよ

年末に向けてそろそろ本を整理しないとまずいかも・・・

 

今回はこんな感じで記事を書かせていただきましたが、念のため今後の感想掲載予定を

ライトノベル

・三角の距離は限りないゼロ 6

・声優ラジオのウラオモテ 3

・日和ちゃんのお願いは絶対 2

・ぼくたちのリメイク 8

 

漫画

カッコウの許嫁 4※最新刊出たし漫画の感想、優先順位はこれが1番手かも

・彼女、お借りします※もちろん感想継続です、最新刊でいよいよヤバい展開来た?

・彼女もカノジョ※何故もうアニメ化?2巻の感想まだ載せてないよ!!

 

アニメ

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN 振り返り(4-7話)※来週掲載予定、8話からいよいよ後半戦です!!

 

コロナの第3波がどえらいことになっていますが、皆さん手洗いうがいは徹底しましょうね

僕も飲み会は一切行かないようにするから!!

 

それではまた

アニメとパチンコの関係性について

今回はかなりきわどいテーマについて触れたいと思います

それはアニメとパチンコの関係性について

多分アニメ好きな方からするとパチンコって言葉聞くだけでアレルギー反応が出るのでは?

 

気持ちは凄い分かる

僕だって好きな作品がパチンコになるって聞くと「うわ・・・」になることあるから

でもその気持ちは少し抑えてこの記事を読んでみてください

パチンコを打つユーザーでもある自分がユーザーとアニメファンの視点で描きたいと思います

 

  • ユーザー視点

まずパチンコのユーザーからするとアニメファンでは多くの方が知っている作品であってもユーザーは知らない方がかなり多い

業界的に見ると最近ではシンフォギアやリゼロがヒットしましたが、導入当初は「何それ?」状態でしたから

 

その上でユーザーはよっぽどスペックが良くない限りは新台に座ることはありません

ユーザーは基本的に勝つことをメインに考えているから

ゲーセンみたく遊ぼうと思って座っているわけではないのです

スペックが悪くても座る人はその作品のファンくらいでしょう

スロットはかなり厳しい時代を迎えていますし・・・

 

ただパチンコはここのところ、流れが変わりまして

一時期継続率が65%に規制される厳しい時代がありスペックが似たり寄ったりとなっていたのですが、それが緩和

同時に速度規制も生まれてしまったのですが、その速度規制をかいくぐるような台が登場

ユーザーにとって魅力的な台が次々と生まれ、新台に触れるユーザーも多くなったのです

そうした新台に触れる機会が増えると言うことは作品に触れるきっかけにもなるということ

ユーザーからすれば新しい作品との出会いに繋がるのです

 

僕もパチンコをきっかけに知った作品がかなり多く、「緋弾のアリア」や「魔法少女リリカルなのは」などはパチンコを通して知りました

その中でも特に印象深いのは「ガールズ&パンツァー

 

自分が職を失ってニートだった頃、自動車学校に通いながらパチ屋に通う日々が多くなるほど自信をなくしていたんですがその時にたまたま立ち寄ったホールで見つけたのがガルパンのスロット

それをやったらドはまりしてしまいまして笑

自宅で契約していたWOWOWガルパン劇場版も予約したのがとどめとなり、今や完全に作品の大ファンとなってしまったのです

劇場版は5回みて、立川の爆音上映にもシンフォニックコンサートにも行きました

それらはスロットがもたらしてくれたものだと思い、今でも感謝しきれません

自分がスロットをやってなかったらガルパンに触れることは今でもなかったんじゃないかなと思っています

よってユーザーからすれば新しい作品に触れることが出来るので良い機会だと考えています

 

  • アニメファン視点

ただこれがアニメファンになると事情が変わってきます

パチンコになると聞くだけでまずネガティブになりますが、1番言われたくないのは糞台呼ばわりされること

そういってネガティブイメージがつくことを嫌うのです

更にスロットは前述したとおり厳しい時代を迎えています

どんなに頑張っても2400枚がMAXなんですよ?メーカーがどんなに頑張っても良い台が作れないんです

なんでスロット化はファンからみるとパチンコになるよりもショックです(知らない方が多いかもしれませんが実は来年「青の祓魔師」や「Angel Beats!」もスロット化が決まってます・・・)

 

更に言えばどのメーカーから発売されるかも影響する

例えば藤商事なら多くのアニメ版権を発売している会社ですし、アニメのファンが台を作るみたいなので演出はファン好みになります(演出バランスは知らん)

後は平和もかつては萌え台を量産してましたし、ダイイチも結構アニメ版権は頑張ってくれます(今年出たひぐらしの新台はかなり面白くロング稼働になりました)

歌ものならSANKYOは相性抜群ですし、今度出るらしいアイドルマスターの新台もファンは楽しめるのではないでしょうか

 

ただやっつけ仕事制作するメーカーもありまして・・・

どことは言いませんが、「どうすれば当たるんだよ?」といらつかせるメーカーもあれば世界観をぶっ壊すメーカーもいます(シリアルな場面で主題歌流せば良いでしょという考えは辞めていただきたい)

そういうメーカーに作られたらファンからすれば最悪です

実際、僕もそういう経験ありますからね・・・

好きな作品ほどぶち壊されたら怒り狂います

だからアニメファンはパチンコスロット化を嫌うというわけです

 

僕が考えるアニメとパチンコの関係性はこんな感じです

まあアニメファンも分かっているんですよ

パチンコになったお陰で続編制作出来た事例もあるから完全には嫌いになれないと

 

それでも作品を大切にして欲しいんですよね

ファンからすれば

 

これは永遠の問題になるんじゃないかな・・・

 

妹も押しかけてきた!! ~「カッコウの許嫁(3)」~

タイトル:「カッコウの許嫁(3)」

作者:吉河美希

発売から結構時間が経ってしまってもうすぐ4巻が発売されてもおかしくないような気がする「カッコウの許嫁」の3巻

この巻はある意味表紙にいる彼女のための巻かもしれません

  • 幸、襲来 

前回の感想からかなり空いてしまったのですが、2巻のラストはエリカに秘密を抱えていることを匂わせる寸前で終了

まあ、結局凪は聞かなかったのですがそのうち聞くとエリカには伝えたので、どっかでこの秘密は明らかになるでしょう

物語に大きく影響を与える伏線なのか、それともエリカ個人の過去に関する伏線なのかはまだ分かりませんが

 

それはさておき、前巻の巻末ラストにもあったようにこの巻序盤で凪の妹こと幸が家出してきます

それも両親に堂々と家出を宣言して

あれ、家出って堂々と宣言するものだったかな?

 

当然、凪は幸に戻るよう話しますが幸は帰る気ゼロ

いや、家出する人間がそう簡単に帰宅するわけないって汗

じゃあなぜ家出したか

それは凪と居たいからです

 

幸はどうやら小さい頃から凪に懐いていたようで…

いつからは離れ離れになることが分かっているからこそ、少しでも長く凪と時間を過ごしたかったというわけです

兄妹仲がいいとこんな心境になるんでしょうか

 

それを耳にした凪は幸の家出を容認することに

ただこの後3人で買い物にいった際、エリカと幸が美人過ぎるから喫茶店にいるだけで注目を集めてしまったり、凪と幸の親父に釣りに連れていかれたりと凪は振り回されてばかり

爆発しろとか決して言わないように

 

  • ひろと初デート

ただ、そんな日々の中でも凪には嬉しいことがあって

それはひろからデートに誘われてたのです

爆発しろ

なおデート当日、それはファッションとしてありなのか?という服を凪は着用してますが、エリカはほぼスルー

急に服装整え出したら皆さんスルーするのが正解ですよ

 

で、凪はひろに誘われた理由を御朱印集めだと思っていたようなのですが、理由は全く異なり遊園地を満喫するためでした(笑)

しかも絶叫マシーン乗りまくりのようですが、凪はあまり得意じゃないようで…

絶叫苦手な人には絶叫続くのはキツいよなあ

まあ、凪は怒ってないしOKってことで

 

そんななか、少し休んだあとに2人は鏡迷宮のような迷路に参加するわけですがここでちょっとしたハプニングも

しかし、ひろの一言は

 

「照れてる海野君ってかわいいね…!!」

 

掲載当時、どれだけの読者が壁ドンしたのだろう(笑)

 

  • 対照的な2人

そのうえで後半はエリカと幸の2人が中心となるわけですが、この2人意外と対照的

 

まず両親についてですがエリカは父を苦手にしており

 

「全部 自分のやりたいように決めちゃう人」

 

と思っているようです

そういえば婚約させようとしているのも記憶が曖昧だけど父親だっけ?

「連れ戻しにきた」は考えすぎだと思うけど、エリカと父親の関係は複雑なようです(母親とはそうでもなさそうだけど…)

 

逆に幸は凪と共に母の日のプレゼントを送ったりするくらいだから仲は良好でしょう

プレゼント選びの際、母のイメージ映像が雑だった気がするが

 

一方、凪への思いについてはエリカは「結婚する気ないよ」と話しており、今の段階では友達程度

「LOVE」と「LIKE」の中間にも立ってない様子です

それどころか、凪がひろに好意を抱いていることにも気づいてますし、エリカはラブコメ作品としては珍しい立ち位置にいますね

普通はこの頃だと「何か」が芽生え始めるのですが

 

しかし、幸はというと凪とエリカの親密すぎる関係に嫉妬したり、凪に妹扱いされることを嫌がっている

ブラコンもあるかもしれませんがその類いでこれを片付けるのはちょっと…

そして最後にはある事件が…!?

 

巻末予告には次巻からいよいよ本番とのこと

吉河先生はこれまで2作もヒット作を書いているのもあって、ラブコメを書くいろはは熟知している

ここまでほぼ完璧と言っていいでしょう

 

それだけに4巻からどうなるのか

楽しみな反面、不安な面もあります

 

荒れるような展開にはならないで…

 

ターニングポイントになるであろう重要巻〜「彼女、お借りします(12)」〜

タイトル:「彼女、お借りします(12)」

作者:宮島礼吏

11巻が怒濤の展開だったかのかり

12巻は墨ちゃんとのデートから始まりますが、デート直後に更に畳み掛けてきます

  • 墨ちゃん、覚醒!?

11巻のラストと言えば、和也墨ちゃんがイルカショーを見る直前で終わりましたが、会場に響く注意喚起のアナウンスがどう考えてもびしょ濡れフラグ

ただ、びしょ濡れを避けるべく墨ちゃんを対策を練っていたようで水がかからないギリギリの席を選択

あれはブラフかと思われました

 

しかしフラグを覆すことは簡単ではなかったようです(笑)

イルカの調子が良すぎたため、ずぶ濡れエリアが拡大

結局、和也と墨ちゃんはずぶ濡れになりましたとさ(笑)※BGMはアニメの主題歌だったhalcaの「告白バンジージャンプ」で

告白バンジージャンプ

告白バンジージャンプ

  • halca
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

これで墨ちゃんは落ち込んでしまいますが、和也は気にせずにむしろ励ますというコミュニケーションのお手本を見せるのですが、このタイミングで墨ちゃん「好き」と言っちゃいました

それも咄嗟に言ってしまったので慌てて誤魔化しましたが、墨ちゃんはもう和也への好意を自覚しているよう※某漫画の告白騒動みたいなことにはなりませんので安心を

 

だってこのデート、和也に楽しんでいただき感謝を伝えるためのデートですからね

釣り堀の下見もしたし、和也への誕生日プレゼントも贈る

これは墨ちゃん覚醒と言っていいでしょう

るかにとっては更なるライバルの出現です・・・というかこの巻るかいないぞ!?

千鶴は…

この時点ではまだ好意を自覚してないからね…

 

その上で、墨ちゃんは和也が何か悩んでいることを察し和也の悩み(もちろん千鶴の祖母の小百合のことです)を聞くのですが、そこで墨ちゃんが話したのは、

 

「悩まないで…私も…居るから…」

 

これで和也は吹っ切れたのか、行動に出ることに…!!

 

  • 明かされる千鶴の過去

一方で千鶴はと言うと焦っています

小百合に残された時間が少ないと知っている以上、最後に自分が頑張っている姿を見てもらいたい

親しき人のタイムリミットが近いと知っているならば誰もがこういった考えに出るのでしょう

しかし現実は…

 

そんななか、ここでまだ明らかになっていなかった千鶴の過去が遂に明かされます

 

昔の千鶴はというと今の彼女からは想像もできないような性格なのですが、彼女を育ていたのは小百合と祖父に当たる勝人でした

この勝人が非常に熱くティモンディよろしく「願えば…夢は叶う…!!」という言葉を常日頃から口にしていたのです

毎日聞かされたらうっとうしいかもしれませんが汗

 

ならびに千鶴が女優を志したきっかけも判明 なんと小百合が女優だったのです

それも処女作が注目を浴びるような大女優

千鶴は昔から映画を見たりしていたようなのですが、たまたまレンタルショップで小百合が出演していた作品を見つけ、それが衝撃を与えたというわけです

 

これにより、千鶴は「女優」になる夢を抱く

それを祖父母が応援するのですが勝人はというと…

 

あえてここでは書きませんが、アニメ放送時ここは衝撃を与えるシーンになるでしょう

ショックを受ける方も多いと思います

しかも深夜なら規制の必要ないからね※前に「SKET DANCE」が「スイッチ・オフ」を放送する際、規制の関係で描写を変更せざるを得なくなりました・・・そもそもあっちは連載直後賛否両論になってしまったみたいですが・・・

ブコメでこんなシリアスな場面に突き当たるのは何年ぶりだろう…

 

回想を終えた直後の千鶴にも驚くと思います

千鶴の「弱さ」が一気に爆発しますから

  • 救いの手

そんな絶望している千鶴を訪れたのは和也

ここで、和也が驚くべき行動に出るんです

 

それはクラウドファンディング!!

大半の方が内容を把握しているだろうから説明は省きますが、何でもCAMPFIRE(実在するクラウドファンディングサイトです)では年間200本自主製作映画が企画されるようで、成功率は70%

確かにこれなら間に合う…!!

しかも自主製作だから千鶴は主演で登場できるというわけです

 

とはいえ、やるかやらないかを判断するのは千鶴自身

和也が提案したところで千鶴が「やる」と決めなければ計画は動き出さないのです

でも、千鶴の決断は勿論…

 

というわけでこの12巻も怒濤の展開に…

しかも次の巻からは千鶴が出演する映画を製作するという新たな展開に進みます

しかし、前にも話しましたがここからの物語はマガジンの表紙すら見ないてください

ネタバレ喰らうだけで面白さが大幅に半減しますから…

 

先行企画に参加させていただいた作品です〜「終焉ノ花嫁」〜

タイトル:「終焉ノ花嫁」

作者: 綾里けいし

イラスト:村カルキ

終焉ノ花嫁【電子特典付き】 (MF文庫J)

終焉ノ花嫁【電子特典付き】 (MF文庫J)

 

ここのところ、漫画の感想が続いてましたが久々にラノベの感想となります

今回紹介するのは「異世界拷問姫」の作者、綾里けいし先生の新作である「終焉ノ花嫁」

発売前からMF文庫で猛プッシュされていた注目作品です

実は発売前に1巻丸ごと試し読みできる企画が行われていたのですが、その企画に僕も参加していました

※公式HPを見ていただけると僕の感想を見ていただけますよ

 

  • 死から始まる物語

ざっくばらんに話すとこの作品は主人公であるカグロ・コウが死んでから物語が始まります

「ストレート過ぎないか?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、コウが死ぬ前と死んだ後では世界観が異なりすぎるのです

コウは同級生とキヘイの研究のために残骸を回収していた際に、襲撃に合って仲間を助けるために自分を犠牲にした

 

…のですが、コウは蘇生します

それは白姫と結婚したから

一度は死んだものの結婚することによって身体が復活したのです

これが大きく彼の運命を変えていくことになるのです

 

なおこの作品が始まる前、公式Twitterでは簡単なキャラクター紹介が行われており、ウェディングドレスのような白い衣装を身に纏った少女が白姫ですが、この白姫めちゃくちゃ可愛いです(笑)

可愛いんですが、コウを狙おうとするものなら全力で排除しそうとする勇ましさも併せ持っています

 

※1キヘイ:作中に登場する主人公達の敵。このキヘイが出現したことによって、セカイは大きく変化することに。【乙型】、【甲型】、【特殊型】の3つに分かれている。

※2結婚:この作品の結婚は世間で言われている結婚とは大きく異なりキヘイと契約を結ぶことを意味しています。しかも花婿=人間、花嫁=キヘイといった感じ。この契りを結ぶことによって夫婦となり、花嫁は花婿を守るために戦います。

 

白姫と結婚したことでコウの運命は大きく変わってしまいました…というかファンタジー作品にはこの手の導入は付き物だけど(青の祓魔師で燐が悪魔の力を解放してしまったり、灼眼のシャナで悠二が存在を食われてしまったりなど)

死ぬはずだったのにコウと結婚したことで、蘇生してしまったからです

 

そうなるとどうなるかというと、コウと白姫はカグラと名乗る男性からの誘いで百鬼夜行に入ることに

要はキヘイに対抗する集団に入ったということです

いきなり先輩のカゲロウ・ツバキに殺…いや倒されかけたり、白姫と同居を強制(というよりは制御できるかの試験)させられたりしますけど(笑)

 

そのうえで以前のコウなら探索隊の立場(残骸を回収したりする前述のことが仕事)

でも今はキヘイを殲滅する立場

なので、探索隊を救助したりキヘイを白姫の力を借りて殲滅したりと世界は180度変わったというわけです

知ってはならないものを知ってしまったと表現するべきでしょうか

 

ただ状況は千年黒姫の出現によって一変します

出会いはコウと白姫が先輩と共にキヘイの殲滅作戦に参加していたところ

千年黒姫とはキヘイの女王、要するに統率者のようなもの

ならば当然強いわけでコウと白姫はもちろん先輩方も太刀打ちでない…

それほどまでに彼女は強すぎるのです(もちろん「百鬼夜行」側にもササノエというトップクラスに強い先輩がいますが、彼でも互角といったところ)

 

そのうえ、彼女が現れたということは多くの人々が抹殺されてしまう「逢魔ヶ時」が近づいてしまっているということ

コウは勿論、百鬼夜行はそれに抗おうとするのですが…

  • 千年黒姫の正体

この千年黒姫って実は白姫なんですよ…

どういうことかというと、遥か昔乗り越えられなかった逢魔ヶ時の際にコウを食べた白姫が彼女でして

コウを死なせないように白姫はあらゆる手段を尽くしたのですが、どれもこれもうまく失敗

最終的に自分が千年黒姫を名乗り、倒して運命を変えるように仕組んだのですが、結局ばれてしまったと言うわけです

 

この作品、各章冒頭に誰かは分からない人物の描写があるのですがそれこそが千年黒姫

僕もまさかこれが千年黒姫だなんて最初は気付きませんでした

敵でありながらもコウが生き延びて欲しい…

なんて悲しい愛なんでしょう…

 

そのうえでコウが取った選択は2人の白姫を生還させること

そのためにコウは時空を遡っていくのですが…

 

この作品、刊行と同時に2巻が発表され話題を呼びましたが2巻は凄まじい内容になっているようで…

異世界拷問姫」の作者ですからね

どんなハードな展開が用意されているかは分かりませんよw

 

でもこの1巻はダークファンタジーが苦手な方でも読めると思う

素晴らしい愛の物語だから

 

それが2巻ではどうなるか

僕はまだ手をつけてないので楽しみです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにカグラの正体にはビビると思います