次の戦いへの一休み〜「緋弾のアリアAA (5)」感想〜
タイトル「緋弾のアリアAA (5)」
原作:赤松中学
漫画:橘書画子
アリアAA5巻
「コードネームAA」も成功し、平和な日常に戻ったあかり達
この巻は短編エピソードが中心となっています
- キマシタワ〜
アリアAAは百合要素がやや高いのですがそれを裏付けるのが最初の麒麟ライカコンビと志乃VS高千穂のエピソード
まず前者
ここはアニメでもやっていたので見覚えがある方も多いと思われますが、ここからライカが本格的にぶっ壊れていきます(笑)
3巻のエピソードでもあった通り、ライカは可愛いものに弱い
その弱点を麒麟にまんまと利用されてしまうというわけです(笑)
あの豪華な部屋を何処から用意したのか気になるが
ちなみに理子りんは背景を見た感じ、海外にいた様子
原作2巻ではここにいたのか(笑)
続いて後者
前巻4巻であかりのピンチにたまたま出くわした高千穂
ここら辺から高千穂も出番が増えてきますが、彼女も危険です(笑)
あかりを志乃から自分のもの(本当は友達になりたいだけなんだけど、コミュニケーションのやり方が分からないんだろうな…)にしようと自宅に招くわけですが、それを阻止するためにスト…失礼、尾行していた志乃が登場(突入のためとはいえ、マンションのガラス窓に穴を開けています)
そこから志乃VS高千穂のバトルへ(勿論あかりもいる)
ですが、たまたまバトル現場に宗宮つぐみ(原作にいたかな?)が居まして…
バトル現場を見てしまった動揺から落下寸前に(なんとか3人で連携して救いましたが…)
これを機に2人は何かに目覚めてしまったようです(笑)
なお、宗宮が触れていたワンワンとレキのペットことハイマキのこと
実際、このエピソード終盤にキンジとレキがしれっと登場
また理子りんが司法取引に触れているので、3・4巻あたりかな?
- 乾桜登場!!
この巻の大きなエピソードは乾桜(以後桜ちゃん)の登場
後に原作にでも挿し絵つきで登場を果たすキャラで個人的にAAでは一番のお気に入りです
初登場のエピソードでは武偵ランク定期外審査
何でも出来る桜ちゃんに対してあかりは頑張っても結果が振るわず
おまけにあかりの実戦試験の相手…
ただここで桜ちゃんのある行動が仇に
というのは桜ちゃんの武偵ランクはA
つまり連載開始当初からEランクだったあかりとの実戦となれば消化試合そのもの
なので自己アピールを始めてしまうのです(ビル屋上戦という想定なのに…)
ただ、あかりは実戦のつもりでやっていた
このあかりの本気が桜ちゃんをKOする奇跡を生むのです!!
この試験後、あかりはDランクに昇格
試験後にいつもの仲間達と食事をしていたところ、桜ちゃんと再会
実はKOした際にあかりは桜ちゃんの手を離してなかったのですが、その真意を桜ちゃんが聞くと一転戦妹希望に(笑)
その理由は意図的に書きませんが、ここから桜ちゃんも少しネジが…
ただ、桜ちゃんは他のキャラと比較したらまだまとも
あかりと桜ちゃん以外は…※ちなみにこのエピソードは4巻のバックグラウンド、まだアリアがあれに襲われる前です
- 再び戦いの予感…
そしてラスト1話では間宮ひかりが登場
名字で察すると思われますが、あかりのいとこです
名古屋武偵女子校からの研修生として登場しますが、桜ちゃんは何か嫌な予感を感じている様子
次はどうなる…!?
なおアリアもこの後、大変な目に合います…
アニメで放映されたエピソードはここまでで、ここからAAは更に面白くなります
特に次の巻はかなりシリアスな展開になりますので必見です!!