武装巫女にご注意下さい 〜「緋弾のアリア Ⅱ」感想〜
タイトル:緋弾のアリア Ⅱ
作者:赤松 中学
イラスト:こぶいち
えー、感想掲載するのは昨年の夏以来ですかね(汗)(しかもあのときはまだラノベ感想のいろはが分からない状態でした…。あー、消したい)
だいぶ時間が空いてしまいましたが、「緋弾のアリア Ⅱ」
一応シリーズは5巻まで読みましたが、こちらのブログの方針転換に伴い現在読み直している最中です
- 危険すぎる巫女さん
前巻の感想(と呼べる代物かあれは…)がかなり前なので、ラストがどうなっていたか忘れている方が多いと思われますので振り返りますと、前巻のラストはキンジとアリアが帰宅すると、キンジは白雪から送られてきた大量のメールに戦慄
→直後に白雪が突入してきました(笑)
そんな白雪の襲来からこの巻は始まりますが、彼女と言えばラノベファンじゃなくてもテレビシリーズで視聴者を震え上がらせたヤンデレとして有名(笑)
普段は生徒の見本的存在なんですが、キンジのことになると暴走を始めます(笑)
かの有名な「し た の ね ?」はこの巻の序盤
1巻でもアリアの気配を感じると目の色を変えましたし、後の巻でも既成事実を迫ったり、AAでも志乃を更なるヤンデレ化へ突き進ませようと裏表が激しすぎます
まさに危険人物
おまけに彼女、星伽の巫女=武装巫女で超能力持ち
※テレビシリーズのこの話見ればよく分かります↓(リンク出来てるかな…)
敵に回したら終わります(笑)
なんでキンジのことが絡むとこうまで変貌するか
それは幼少期にキンジが白雪と遊んでいたというのもありますが、キンジが白雪を連れ出したというのが大きい(白雪の実家は外出がほとんど許可されてません)
外の世界に連れ出してくれたという恩義などもあってキンジのことが大好きという訳です
だから邪魔するものは敵と見なされます
なんでアリアと当然衝突
この巻の大まかなあらすじって「白雪のボディーガード」でキンジの自宅をアリアに続いて白雪も訪れますが、アリアの扱いが酷すぎる(笑)
でもアリアを嫌っている訳ではないです
むしろキンジが以前より明るくなったことを感謝しています
しかし敵には変わらないって感じですね
- キンジとアリアの距離
一方のキンジとアリア
アリアは白雪に襲撃され、キンジは襲撃を逃れるためベランダに避難している状況(武偵校の学生寮は防弾ガラスが使用されているとか…いわゆるシェルターです)
そんな2人が学校で白雪が呼び出された情報を契機にアリアは白雪の話を盗み聞きし、アリアはボディーガードすると約束
が、白雪はこれを拒みキンジもボディーガードに参加してもらうことを条件に契約が成立したという次第です
…キンジは不幸な役割を担う宿命なんでしょうか(笑)
同時に進行していたのが白刃取りの練習
これはキンジのヒステリアモードを危険時にすぐに発動できるようにするため、アリアが考えたもの
ただ、もちろんこれでヒステリアモードがコントロール出来るわけがない
あれはキンジが興奮した結果、起こる現象ですからね(5巻辺りでヒステリアモードが起こる理由は判明するのでそれまで暫しお待ちを)
でも白刃取りの練習をさせていた理由はもう1つ
それはアリアが「魔剣」の存在を警戒していたから
この「魔剣」がいるいないでキンジとアリアは大喧嘩してしまい…
アリアはキンジに強く当たってこそいますが、それはキンジにだけは本音を言えるという信頼の現れ
だから信じてくれないのは余計にショックなんですよ
独唱歌(アリア)と呼ばれる時期が多かったから余計に…
アリアが白雪のボディーガードをやめて、白雪とキンジがお祭りに出かけた翌日、事件は起こります
- 超偵vs超偵
その事件とは白雪誘拐
レキの手助けもあって、地下倉庫に急行するとそこには白雪と「魔剣(これもイ・ウー!!)」の姿が
最初は様子見していたキンジですが、「魔剣」にバレてしまい白雪を助けようとしますがこの「魔剣」も超偵なんですよね…
氷を操る魔法使いと説明すれば分かりやすいかな…
キンジは身動き取れなくなってしまいますが、そこにアリアが訪れ間一髪セーフ
その後「魔剣」はアリア達を捕まえるために水没させようとしたり、理子りんから学んであろう変装でアリア達を騙そうとしたりとにかく厄介(おまけに至るところにピアノ線を仕掛けてやがる…)!!
キンジは白雪と接吻することでヒステリアモードになり、なんとか危機を乗り越えていきますが、この「魔剣」こそアリアシリーズの人気キャラ、ジャンヌ・ダルク(通称ジャンヌ)です(最初は敵でした、パチンコでは何故かレキより優遇されていた(笑))
ちなみに「魔剣」の由来は絶対折れない聖剣ディランダルを持っているからだったかな
そのジャンヌにアリアの動きを抑えられ、ピンチに陥りますがそこに現れたのがもう1人の超偵こと白雪
その白雪の超能力は「禁制鬼道」
ざっくり言えば炎を攻撃力に変換できる能力です
だから氷vs炎みたいなもん
しかもこういう超偵と超偵の対決はアリアすら手が出せないという…
ただそれでも勝機を見逃さないのは流石アリア
しかもこの時アリアとちゃっかり和解するキンジ(笑)
そしてこの戦いに決着をつけるのはあの人です(笑)
…一応クレバーなんだけどね
なおこの事件後、アリアと白雪は一応仲直りしますがキンジを巡っては…
そして…あの「武偵殺し」が帰ってくる…!!
というわけで次の巻では理子りんが戻ってきます!!
…まあ次の巻まではアニメ化されているし、パチンコ打っていた方も大方あらすじは把握しているでしょう
でも3巻は個人的にかなり熱いんですよね
今まで通りに行かなくなるので!!
ちなみにコミカライズはようやくかなめが登場したようで…
AAの感想も引き続き書く予定ですが、確かAAでかなめ登場するのは名古屋の武偵校とのバトルの後だよな!?
アリアアニメ2期やってくれよ〜
余談
バトルもののラノベの感想執筆するのは苦労する…