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アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

漫画のアニメ化について

先週、ラノベのアニメ化について触れましたが、今度は漫画のアニメ化について触れます

漫画のアニメ化というと誰もが「成功」を確信する瞬間だと思われます

ですが、必ずしも漫画のアニメ=成功ではないのです

今回挙げるのは一例に過ぎませんが、調べてみればいっぱい出てきますよ

 

1.緋弾のアリアAA

緋弾のアリアAA (1) (ヤングガンガンコミックス)

緋弾のアリアAA (1) (ヤングガンガンコミックス)

 

 もうこれは何回も言及しているので、説明は抽象的でも良いと思いますが、原作の良いところを全て潰しました

なんでロボット出てくるの

なんでアリアとあかりを対立させるの

しかも1番腹立つのがこのアニメをベースに遊技機が作られたんですよね・・・

最強リーチが原作にないアニメオリジナルって・・・

こんなの絶対おかしいよ!!

 

何度も話してますが、アニメは黒歴史です

原作を読みましょう

 

・・・やべえ、最近アリアAAの感想掲載してない・・・

 

2.SKET DANCE

SKET DANCE 1 (ジャンプコミックス)

SKET DANCE 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者:篠原 健太
  • 発売日: 2007/11/02
  • メディア: コミック
 

篠原先生の代表作であるスケダンこと「SKET DANCE

このアニメもあまり良い出来とは言えませんでした

というのは監督が「ハヤテのごとく!」を改変したことで知られている某監督でして・・・

アニメ開始前から危惧されていたことが現実になってしまったというわけです

 

更には主人公ボッスンの妹の声優をAKBが担当

これがかなりの賛否両論に

しかもそれに伴い彼女の出番が増えてしまう事態

彼女の出番って原作だと10巻あたりであえて登場させずにいたのに序盤から出すという失態・・・

ほんとスケダンのアニメは色々迷走したとしか言えませんでした

 

なおスケダンのコミックスは1話ごとに作者によるライナーノーツが記載されています

文庫版には載っているのかな?

 

 

3.テガミバチ

テガミバチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

テガミバチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 浅田先生最大のヒット作であり、一時はSQの代表作でもあった「テガミバチ

ただアニメはと言うと・・・

 

テガミバチの場合、尺が足りずやむを得ずオリジナルを投入せざるを得ない事態になってしまった

これ、テガミバチ以外の作品もそうなんだけど漫画原作の作品で尺が足りないとオリジナルを投下せざるを得なくなってしまうのです

NARUTOやコナンも経験している

原作とオリジナルってあまりに作品の質が出過ぎてしまう・・・

それにオリジナル設定をぶち込まれてしまったら・・・

 

ちなみにテガミバチは終盤に向かうにつれ、どんどん主人公が別人になる作品でもあります

泣き虫主人公があんな感じになるとはね・・・

 

もちろんアニメによって成功した作品も多いです

青の祓魔師」はアニメ化で人気大爆発しましたし、「フェアリーテイル」はオリジナル展開が功を奏し、原作では影が薄かったキャラが一気に人気になったりもしました

 

特にアニメの大成功例は「銀魂」でしょう

スタッフが完全にやりたい放題やり出して、原作特有のテンションの高さを失うどころか更に強化してしまったのですから

更に「銀魂」は実写も成功

アニメ以上に暴走する事態になりました笑

 

貧乏神が!」もアニメやりたい放題になってましたが、あれは銀魂のスタッフも参加していたんですよ笑

ギャグ漫画をアニメにするには銀魂スタッフは必要不可欠かもしれませんね

 

でもここには触れませんでしたが「ロザリオとバンパイア」のアニメは原作ファン(というか僕全巻所有しているんですが・・・)から良い評判聞きませんし、「テラフォーマーズ」に至ってはメディアミックスが全てこけて作者が体調を崩してしまったという話も聞きます

だからアニメ化で成功不成功がはっきりしてしまうんですよね・・・

悲しいことに・・・

 

制作スタッフが原作破壊してやろうなんてスタンスで制作していないのは分かっています

しかしながらやっぱり制作するからには質の良い作品にしていただきたいというのが僕の願い

今後アニメ化されるであろう作品もどうか、変なアレンジはしないでくれ・・・