「大東京鬼嫁伝」の連載1話目が読み切りをほぼそのまま投入したのでOVAをそのままTVで放送した作品をピックアップしてみた
月曜日が休日だったら、土曜日にジャンプが発売されたのも今や過去の話
最近では火曜日に発売されることも多くなりましたが、今週のジャンプで「大東京鬼嫁伝」がいよいよ3話目を迎えました
…といってもこれ、9月20日のジャンプが発売される前に書いているのですが
個人的に「大東京鬼嫁伝」は2話はとても面白かったです
しかし1話目は読み切りのほぼまんまというまさかの事態が起こりました
読切をそこまで変えずに1話目として掲載されるのは極めて異例です(読切時代の話はここで参考になるかも↓)
anime-manga-lightnovel.hatenablog.com
なぜなら
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「アオのハコ」
現在のジャンプでラブストーリー兼スポーツ漫画と唯一無二の位置を掴んでいる「アオのハコ」
僕はこの作品のプロトタイプを読んだことありますが、その際にはヒロインの1人蝶野雛は居ませんでした
つまり、主人公の猪股大喜と鹿野千夏によるほぼ一直線のラブストーリーだったというわけです
連載化に伴い蝶野雛が追加されましたが、この「アオのハコ」の読切が掲載されたジャンプ、一時駿河屋では単行本化出来なかった「アクタージュ」のエピソードが掲載されていたので、高騰していました
読み切りはそのうち単行本に入ると思われるので、無理に買わない方が良いです
というか国立国会図書館が1番無難です
※昔「SKET DANCE」や「Luck Stellar」のプロトタイプを読むためにだけに行きました
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「ハイキュー!!」
ジャンプのバレーボール漫画の代表作にまでなった「ハイキュー!!」
2回読切が掲載されましたが、自分は「ジャンプNEXT!」に掲載されていた読切を読んだ記憶があります
その読切は連載版と設定が大きく異なってました
なんせ連載版だと日向と影山は最初、敵として遭遇しましたが、最初の読切だと敵ですらなかった記憶があります
でもその時から非常に面白かったです
なお僕は一時ニートになった関係で金欠となり、単行本購入が途中でストップしました汗
残りも回収したほうがいいかな…
途中までは全て初版で購入したたんだけどね…
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「ニセコイ」
その「ハイキュー!!」プロトタイプが掲載された[ジャンプNEXT」には、実写映画にもなったこの作品のプロトタイプが連載されました
この読み切りでは一条楽と桐崎千棘は幼なじみという今では考えられない設定でした
というかこの設定のまま、連載すればよかったのに
だって、連載始まってから(以下略)
この際、思い切って断言しますが僕は6巻までは購入したものの、途中で友人に譲渡しました
あのときの判断は今も間違ってないと思っている
この作品が反面教師になったケースが多発しているし
とまあ、このように読切と連載では多少中身が変えたりするのが通例です
そこまで変わってなかったのは「ひめドル」くらいかな…
もう覚えている人、ほとんどいないよな・・・
しかし、TVアニメも似たようなケースがあります
まずは昨年、アニメも一応完結した銀魂
一応ってなんだって?
「銀魂」は終わる終わる詐欺やられたから、突然墓場から掘り起こされてもおかしくないんですよ!!
その銀魂、ご存知の方も多いでしょうがTVシリーズが始まる前にこんなプロトタイプがありました↓
というのはアニメ開始前にジャンプアニメツアーに「銀魂」は参加し、「酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラ取れ」を大幅にアレンジした話が上映されたのです
簡潔に話すと花見で万事屋と真選組がバトった会
そこに何故かヅラ…じゃなかった桂小太郎が○○と共に乱入してきます(笑)
そうしたオリジナル要素が入ったエピソードでしたが、↓
アニメ3年目に原作ベースで逆輸入されました(笑)
これはしょうがないよ!
銀魂のアニメはとにかくストック尽きないように必死だったから!
4年目なんてオリジナルだらけだったし!
…なお筆者の銀魂ロスは永遠に終わりません
…明日にも突然オリジナルエピソード発表されるのでは?と思い続けています
…そして空知先生、いつ新作書くんですか?
…元アシスタントの篠原先生は3作連続でヒット作生み出してますよ※篠原先生が異常すぎるんです、ジャンプ作家で3作連続ヒットほそういません・・・
同じくジャンプアニメツアーに参加していた「テガミバチ」もジャンプアニメツアーで上映されていた「光と青の幻想夜話」を逆輸入
…といってもこれ、掲載雑誌だった「月刊少年ジャンプ」が廃刊となり、「ジャンプSQ.」に移動するまで移動作品が週刊少年ジャンプにリリーフ登板していたんです※「ロザリオとバンパイア」や「クレイモア」もそうでした
その時のエピソードをアニメ化したものなんです
またテガミバチは当時、ストックもあまりなかったので「テガミバチとディンゴ」としてアニメオリジナルエピソードも加えられて放送
※Prime Videoには出てきませんでした…何故?
原作で事前に読んでましたが、個人的には良いアレンジでしたよ
ちなみにテガミバチはストックが少ないことを逆手に取って、2期は原作と大きく異なる展開になっています
興味ある方は是非!!
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夜桜四重奏〜ハナノウタ〜
そしてここからは雑なケース
アニメ第1作はなかったことにされ、2作目が原作ベースでアニメ化された作品です
夜桜は2度目のアニメ化がされる前、「ホシノウミ」がOVAとしてアニメ化されてました
この後に放送されたのが「ハナノウタ」
しかしこの「ホシノウミ」、アニメでは
↑の回にダイジェストで放送されるあまりに雑な扱いを受けました(笑)
いいのかそれで?
多分ブックオフで安く購入できると思います
いい加減、単行本回収しないと…
そして仕様上、仕方なかったのがWIXOSS4期
1話として放映されたこのエピソードは、アニメ放送前に販売されたWIXOSSのカードセットにOVAとして同梱されていたものの
しかし、このエピソードが放映されないとストーリーを把握できない視聴者が出てしまうため、TVシリーズでも放映されたのだと思われます
OVAがそのままテレビで放送されたのはこれくらいではないでしょうか?
なおWIXOSSは今も普通に続いています
やったことないので面白いかはともかく
というわけで今回は「大東京鬼嫁伝」の連載1話が読切をほぼそのまま掲載したことをきっかけに、OVAをそのままアニメで放送した作品について取り上げました!!
では!!