Anime,comic,Light novel...

アニメ、漫画、ライトノベルについて書くブログです

ぼくたちのリメイク8巻発売決定!! ここまでを振り返る

これを書いているのは10月上旬

この記事を執筆している時点ではまだ公式HPでは発表されてませんが多くのラノベファンが参考にしているであろうラノベの杜によると11月に「ぼくたちのリメイク8 橋場恭也」が発売されるとのことです

本編が最後にリリースされたのは昨年の12月

その間にスピンオフが発売されたとはいえ、本編のリリースはかなり久々となります

 

既にアニメ化が発表、コミカライズも展開中でさらにはスピンオフも刊行中という話題作ですが、今のところメディアミックス企画に対する次なる動きは不明

スピンオフの最新刊では打ち合わせは行っているとのことなので8巻発表と同時にキャストが出るでしょう

シノアキの博多弁を再現出来るキャラをキャスティングしてくれ・・・

 

その8巻のタイトルは橋場恭也

7巻の終盤で感じていた置いて行かれている恭也の何かが爆発するのか、それとも恭也が自分のやりたいことに気付くのか

第3部が始まる重要な巻となることは間違いないでしょう

 

というわけでここまでを振り返ってみましょう

  • 1~3巻(第1部)

この作品の始まりは会社をクビになった恭也が実家に戻ってから10年前にタイムスリップするところから

ここでタイムアップしなかった未来がスピンオフになるのですが、昔は選ばなかった芸術大学を選択しタイムスリップ前なら出会わなかったであろうまだ才能が開花する前のプラチナ世代であるシノアキやナナコ、そして貫之とともに学生生活を送ることになります

※シノアキはデザイナー、ナナコはシンガー(というより歌い手だったかな?)、貫之は作家

 

ただ芸術大学という性質上、定期的に課題を出さなければなりませんし、個性的な生徒にも振り回される日々

それでも恭也は未来から来たアトバンテージを活かして絶体絶命であった動画撮影の課題を乗り越えたりナナコが歌い手に目覚めるきっかけを作ったりするのですが、それが3巻後半、貫之をゲームを創作する際に仇に・・・

 

この作品の序盤、「ものづくりは最後まで妥協してはならない」という発言が出てきており、それは現実でも共通しているのですが、恭也はそれを忘れてしまうんです

その結果、恭也は貫之の未来を変えてしまうことになるのです・・・

 

  • 4巻(改変された未来)

その上で業界に衝撃が走ったのは4巻

タイムリープを取り入れた作品では異例となる未来に戻ってきたからです

タイムリープ異世界転生が今日、多くなっていますが未来に飛ぶ例はあまりないのでは・・・

 

ただこの未来って恭也が介入したことによって変化してしまった未来

プラチナ世代の活躍を恭也は奪ってしまったのです

その中でも初期から才能の片鱗を見せていたシノアキが絵を描かなくなっていることは衝撃でした

しかもシノアキが絵を好きな理由って7巻でも明かされるのですがとても泣かされるものだったんです

つまり恭也の行動は愚行です

擁護できません

 

そんな暗い未来に染まりつつあった恭也ですが、非常事態を目の前にした際、クリエイターとしての本能が騒いだのか、驚異的な行動力で危機を回避

更にはその後、あるキャラの言動で「自分が頼ろうとしてこなかった」ことを自覚させられたのです

そうして自分の弱点に気付いた恭也は再び過去へ

もう過ちを犯さないために動き出していくことになったのが4巻です

アニメで4巻を原作通りやらなかったら覚悟してくださいw

 

  • 5~7巻(第2部)

貫之が大学を去った後が舞台である大学2年編(僕は第2部と呼んでいます)

この第2部の中心となるのは5巻から登場する九路田と恭也による動画対決

「作品が良ければどうなっても構わない」という九路田に対して「作品も仲間も大切にする」恭也と動画制作に対して正反対のスタンスを取る両者ですが、そこまでギスギスとした展開にはならず読みにくさはほとんどないです

 

その一方で貫之の情熱を恭也が取り戻させたり、恭也の後輩であるシノアキのライバルとなるべく登場した美乃梨が暴走したりと色んな意味で見所もありますが、シノアキが絵を描く理由は「亡くなった母とコミュニケーションを取るための手段」だと明かされたりもします

 

そうした一面も見せつつ、九路田と恭也の勝負が行われたのですが、その勝負が終わった後シノアキやナナコ、そして貫之は自分の進路が決まり始める

でも恭也は・・・というところで7巻は終わりました

 

なので次の8巻は「恭也が本当にやりたいことは何か」

それがテーマになるエピソードだと僕は思っています

したがって今まで1番重いエピソードになる可能性もあります

だって恭也だけ取り残されつつありますからね

そうなると焦燥して誰かを傷つけてしまう可能性もある

まあ、これはあらすじが公開されてない時点での妄想なのでなんとも言えませんが・・・

 

今、またラノベ作品のアニメ化が次々と発表されているわけですが、この作品は絶対に見ていただきたいアニメだと思っている

今から買えばまだ間に合います

 

さあ、読みましょう!!

 

※原作1~2の内容は現在漫画化されています

 

そろそろ3巻のエピソードに突入しようとしているのでそこからチェックするのも○