今のジャンプで生き残るには?
皆さんご存知かもしれませんが、ジャンプで新連載が始まりました
「PPPPPP」です
タイトル見てパチンコ浮かべたの誰だ
更にPPAP想像したの誰だ
今回の新連載はまさかの1本のみ
とは言っても近年、ジャンプで新連載が1本のみは珍しくありません
バクマンでジャンプの連載会議の光景が描写されたのを覚えている方は多いでしょう
基本的に編集長が「面白い」と言わなければゴーサインは出ません
つまり今回の連載会議が不作だったということです
もしくはジャンププラスに回された?
で前回の連載陣はというと既に打ち切り圏内に…
あやかしトライアングルよく生き残ったな
単行本買ってるけど!!
2021年度の新連載陣で好調は「逃げ上手の若君」の松井優征先生と「ウィッチウォッチ」の篠原健太先生のベテラン組
新人で好調は「SAKAMOTODAYS」の鈴木祐斗先生、マガジンから移動してきた三浦糀先生の「アオのハコ」
冷静に考えたら今年当たり年です
ただそれでも若手は苦戦してまして、
打ち切りになってるのはほぼ若手です…
去年「約束のネバーランド」や「ぼくたちは勉強ができない」、「ゆらぎ荘の幽奈さん」、「鬼滅の刃」と2016年組が一気に連載終了
大幅に連載陣が刷新されたわけですが、次の主力はすぐ出てくる
「アンデッドアンラック」や「マッシュル」、「夜桜さんちの大作戦」と次の世代が出てきました
生き残るには至難の業なのです
そんなジャンプで必要だと思われるのは、スピードです
ジャンプの新連載組はとにかくスピードが求められる 人気が定着するまでスローテンポは厳しい だから連載経験組の作者は最初からとばして余裕が出るとどんどんキャラを掘り下げるんだけど、レッドフードは序盤スローペースだった…
— softman@音楽ブログとサブカルブログ (@softman_mfrdkok) 2021年9月13日
U-19に匹敵するほど遅すぎて心配だった https://t.co/iFOG11jOyX
かつてのジャンプの主力だった「BLEACH」、現在ジャンプSQに移動した「ワールドトリガー」
SQの看板「青の祓魔師」
これらは展開がスローペース(「BLEACH」は一週辺りの情報量はそんなに多くないけど大ゴマ使いまくっていたので結局遅いことには変わりない)なことで知られてますが、序盤は非常にスピーディーな展開でした
人気が出てくると展開が遅くなっていきますが、これは濃度を高めるため
いわば必要な行為なのです
さらに人気が定着すると実行するのはキャラの掘り下げ
これが顕著なのは篠原先生
どんどんサブキャラを掘り下げていきます
矢吹先生も少しずつキャラを掘り下げていくし、上木先生も掘り下げまくってる
人気が出ればこうやってキャラの掘り下げを行う事ができます
バクマンで「余裕が出てくれば(キャラで)遊ぶ事もできる」とある編集が話してましたが、そこに至るまでは人気を定着させる必要があります
そのためには分かりやすい展開で人気を獲得する必要があるのです
今回の新連載、「レッドフード」がやや展開が遅く不安視してましたが案の定嫌な予感は的中
危険水域に入りました
過去にジャンプで連載されていた「U19」はここ10年で最も序盤が遅すぎて印象に残った作品
面白かったは面白かったんですが、その時の同時連載があの「ぼくたちは勉強ができない」、「Dr.STONE」
更には現在「夜桜さんちの大作戦」を連載している権平ひつじ先生が初連載作品としめ「ポロの留学記」を連載する超激戦区でした
他にも「黒子のバスケ」の藤巻忠俊先生、「べるぜバブ」の田村隆平先生が連載する近年最大の大型入換だったのですが、他の作品が飛ばしまくっていたのにこの作品だけ徐行運転でもしているかのように遅かったのです
その結果はもちろん…
ジャンプで結果を出すにはスピードが大事だということはこの事案が証明してます
新しく始まった「PPPPPP」はピアノをテーマにした作品
なにやら「SOUL CATCHER(S)」のようなとんでも音楽作品の匂いがプンプンしてますが大丈夫でしょうか汗
この作品の感想は3話掲載してから書きますが持つのかな…
不安です
来週は「カノジョも彼女」6巻の感想掲載予定です