クラウドファンディング達成のために共同戦線!! ~「彼女、お借りします(14)~」~
タイトル:「彼女、お借りします (14)」
作者:宮島礼吏
最近、最新刊のあらすじをしれっと見てしまい「そうくるか!!」となったかのかりの14巻
前巻に引き続き千鶴の映画を制作するための準備が続きます
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難航する脚本探し
前巻13巻の終盤でクラウドファンディング企画にGOサインが出て、企画が動き出した和也達
千鶴の映画のクラウドファンディングは最初から協力者の方が多く上々の滑り出しとなっています
ただ、楽観は出来ません
というのもまだ千鶴の映画の脚本を誰が担当するかは決まってないのです
実際、映画を作るに当たって脚本担当は不可欠ですからね(冴えカノを読んでいた方なら特に分かるでしょう、監督と脚本は別々ですからね。プロデューサーであり物語も書き下ろした倫也はやはりチートです)
それを聞いたるかは自身がよく読んでいている小説サイトを和也に紹介しますが、るかは思った以上に千鶴の映画に協力的
13巻の時はてっきり和也が千鶴と一緒に居る時間が増えるのが嫌であるからと思いましたが、るかは千鶴の祖母である小百合の体調のことも知ってますし、和也が千鶴のためにやろうとしていることも叶えたい
何より盲目的で情熱な和也が好きだからこの企画に参加したとのことです
初期の頃の和也はすっかり消えつつあるな
1巻の時は「なんだこの主人公・・・」って感じだったけど、2巻の花のエピソードから和也の良さが少しずつ出始めて、千鶴も和也に対する考え方が少しずつ変化
更にはるかも和也のスタンスが心を動かして好きになりましたからね
和也には人を呼び寄せる何かがあるんですよ
まあ、るかはアピールチャンスととも捉えているようだけど笑
ちなみに和也はるかが紹介したサイトを元に脚本候補になりそうな方をリストアップ
それを千鶴に紹介してましたが、ひょっとして最近のラノベ新作もこのようにしてリストアップされているのかも
ライターとかも含めて
あー、羨ましい
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八重森みにの正体
一方前巻で初登場した和也のお隣さんこと、八重森みに
前巻では「レンカノ」と言う言葉を聞いてしまったので、動向が気になってしましたがこの巻ではいきなり和也を自分の部屋に引きずり込みますw
お隣さんとはいえ、よくそんな行動できるな・・・
そんな奇抜な行動を取ったみにですが、彼女の正体はコスプレイヤー
YouTuberでもありツイキャス主、更にはニコ生配信者
いかにも現代的な少女です
皆さんの身の回りにもそうした方はいらっしゃるのでしょうか?
その一方で前巻終盤に出てきてしまった「レンカノ」発言をみにはしっかり録音
こうなるとまずいと思ったのか、和也は千鶴の正体を伝えるのですが、千鶴と1年以上もこの関係を続けていることからみには「愛情を課金しまくっている」と考えたようで和也のことを「師匠」と呼ぶようにw(「政宗くんのリベンジ」かな?)
加えてみには
「"好き"に決まっているじゃないですか。水原さんも師匠のこと」
と言い出すので、和也が千鶴の前で意識するようになってしまいます
この子、和也と千鶴の関係を色んな意味で大きく動かしそうな予感がしますw
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停滞状態を打破せよ
その後脚本が決まり制作にも和也と千鶴が通う大学の映研が関わってくれることが決まったものの、徐々にクラウドファンディングは伸び悩むように
CAMPFIREの清水さんからも心配されるほどです
ただ、この事態をすべく動くのはなんとみに
実は彼女、クラウドファンディング経験者でこのままではまずいと考えたのか、千鶴達を集めて作戦会議を行うことを申し出たのです
突然、赤の他人が現れて千鶴とるかは当然困惑しますがw
けれどもみにの指摘は的確
- 経過報告が足りない
- リターンが弱い
1は基本だよね・・・
ソーシャルゲームだって今後の計画を随時発表するくらいだから
特に知名度が低い場合は定期的に更新しないと忘れ去られます
ブログだってそうだからね
初心者は毎日更新しようって書かれる理由は存在感を高めるため
最初は地道にやっていくしかないんです
なにをやるにしてもこれは基本です
その上で、大事なのは勝つこととのこと
みにも話してますが、クラウドファンディングは目標金額に達することも大事
到達しなかったら全てが無になってしまうのですから
あれ、クラウドファンディング指南漫画でしたかこれ?
加えて千鶴さん、あなた私物を普通に返礼品としていいのか!?
とはいえ、みにのお陰で結束したのも事実
もしやみにはこの映画制作編のキーパーソンか?
そして数日後、新宿でビラを配っているとき、偶然出会った墨ちゃんもまた・・・
というわけで映画制作編は壁に立ち止まりつつ、必死にみんな頑張っています
このエピソードは今もマガジン本誌では続いているのかな?
なお14巻最後のエピソードはクラウドファンディングの返礼品を探すためにみにが千鶴の部屋を荒らし捜索しまくりますが、最後にみにがとっておきの爆弾を落としていきます
その爆弾の中身はここまで読めば分かりますよね?
15巻では早々にその爆弾が炸裂しますので14巻を読んだらすぐに15巻に飛び込みましょうw
銀魂 SEMI FINALを見た[やっぱりネタバレ大量]
映画感想に続いて、先日副音声上映や上映後の舞台挨拶までばっちりネタバレしてしまったこのブログ
まあ、この流れで来れば察せられるかと思われますがもうこのままSEMI FINALの感想もやっちゃいます
docomoユーザーだから実質500円くらい月額で取られたけど※docomoユーザーの皆さん、ご注意を
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万事屋篇
前半、ほぼ鯱メインだったよねこれ?
かつて桂が牢獄に入れられた際に初登場し、銀さんも牢獄に収監された際に再登場しそこから気がつけばギャグキャラに変貌を遂げてしまった鯱
確かに原作終盤に出てきていた記憶あったけど、確かにこの場面は劇場版の尺に入れるには勿体ないよね※筆者は原作を全話読んでいます
加えて死神の池田朝右衛門も再登場してたなあ
死神篇は記憶がないんだよね・・・
新八はバクマン。に出てくる編集の如く鯱の漫画をボロクソ言ってましたが
で、その後に新八と神楽がいつもの服装に戻って仲間と共にターミナルに向かう流れになるのですがあの後、鯱はどうなったんだろ
無事帰ってきた後、また銀さんと漫画書いているのかな?
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真選組篇
で真選組篇はというと原作終盤にまさかの設定が蘇った近藤とゴリラの披露宴
いきなりゴリラの披露宴がジャンプで始まったときは困惑した記憶ありますし、これ終われるのか?とも
終われるわけないだろ
ただそのエピソードが掲載されたものも1年以上前の話で
近藤の結婚相手とされていたゴリラが普通に地球語しゃべり出したときは「え、しゃべれたの!?」となりますよ
だって柳生篇の時、そんな気配微塵もなかったし!!
第一、この漫画どれだけゴリラが出てくるねんw(洛陽決戦篇)
あ、原作者もか
まあ最終的に戻ってこれて土方や沖田と合流できましたが、終戦後はやっぱりお妙をストーキングしているんでしょうね
というより、最終話読んだ人なら2人の関係どうなっているか分かりますよねw
ゴリラと結婚回避できて良かったね近藤さん
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でカットされたのは?
その上でカットされた下りですが、ハタ皇子の出てくる場面や英雄マダオの下りが大幅にカットされることに
ハタ皇子は劇場版に一瞬しか出てこないけどまあ良いよね
マダオこと長谷川さんは最後に暗躍するからいいでしょ
これは映画のオチに繋がるから最後まで黙ります
気になる方は原作最終巻をどうぞ
続いて、新八と神楽がターミナルに向かうちょっとした流れも一部カット
尺の都合上、しょうがないとはいえそよ姫のシーンは少し入れて欲しかった
そして「テニプリネタ」は当然全カット
やったら膨大な使用料発生するとはいえ、お通の最後の見せ場は遥か彼方に飛んでいきました
しゃあないだろ!!
これまでいくら円盤で差し替え食らっていると思うんだ!!
キッズステーションくらいしか完全版流してくれないんだよ!!※テレビ放映ver.をキッズステーションはそのまま放送していました
これがテレビで放送されていたらスタッフが最後の悪ふざけでぶち込んだかもしれないけど、配信限定となるとそうは行きませんでしたとさ(配信ver.だと聖闘士星矢回は普通にオリジナルです)
まあでもこれで本当に終わりなんですよね銀魂
終わる終わる詐欺を幾度もくり返しているから信用は出来ないけど
でもふとある日、再放送していた銀魂を見たことを契機にどっぷりはまって友人からコミックスを借りまくって原作もアニメも見まくってアニメも完走にたどり着けた作品ってそうないよね
「ハイキュー!!」もそうなるのかな
青エクは・・・どうだろう
ほんと、自分にとって生涯忘れることが出来ない作品ですよ、銀魂は
これからも銀魂のことは愛し続けますし折角だから主題歌の感想書いていきたいとも思っていたりする
だからこれからもよろしく、そしてありがとう
終わる終わる詐欺で復活したって罵倒はしないよ
最新のジャンプ新連載について[2021年2月度]
徐々に恒例となりつつあるジャンプの新連載感想
今回の新連載は4つ
去年の夏以来の4作連載ですね
あの時の連載陣はほぼ軒並み生き残っているのは何気に凄いと思います
ある漫画を除いてな
それでは今回も新連載陣をチェックしていきましょう
※それぞれ3話終了時点での感想です
- 「逃げ上手の若君」/松井有征
【少年ジャンプ新連載】『逃げ上手の若君』TVCM【松井優征】
「暗殺教室」を筆頭に数多くの名作を世に送り出してきた松井先生、5年ぶりの新連載
今回のテーマはまさかの史実を基づいた歴史漫画です
ジャンプで歴史をテーマにした漫画って自分が中学生くらいの頃にやってた気がするんだよな
確か明智光秀が主人公だったけどBASARAみたくぶっ飛び系で速攻終わった記憶がある
長期連載を編集部が前提にしているのか、本編が始まる前に解説コーナーを設けてますが松井先生が歴史漫画をやってくるなんて驚きですししかも鎌倉時代・・・
歴史フィクションといえば戦国時代や幕末が多い
にも関わらずです
歴史好きのジャンプファンは歓喜、学生には歴史の勉強に役立つとまさに良い床づくし
ただ鎌倉時代辺りって似たような名前多いので、知識多くないと混乱しそうな気配も
まあ松井先生のことなのでその辺りも計算してそうですが
前作が大ヒット作だし既にメディアミックスも準備していそう
アニメよりも実写で見てみたい作品
それにしても主人公が逃げ回るって設定が斬新すぎる
- 「アイテルシー」/稲岡和佐
恐らく今回の新連載陣で最大の番狂わせです
「キミを侵略せよ!」の稲岡先生にとって2度目の連載
表紙を見たら刑事2人の物語かと思って蓋を開けたら犯罪者を愛する女性刑事相生りさが主人公というトラップをいきなり仕掛けて来ました
「キミを侵略せよ!」は最初から「う~ん」な感じだったのですがこちらは最初からたたみかけまくる
しかもこうした刑事モノって犯罪者の方が怖いはずなのに、りさの方が犯人に会いたいと言わんばかりに接近する主人公の方が怖い珍事
急成長にも程がありますよ、稲岡先生
ちなみに相当な速筆なようで早くもおまけ漫画が掲載されてましたが今後の新連載次第では生き残るのではと思ってる
単行本買って良いかも
ただし、りさは付いてこないでくれ
あの人にストーキングされたら色んな意味で終わってしまうw
- 「ウィッチウォッチ」/篠原健太
【少年ジャンプ新連載】『ウィッチウォッチ』TVCM【篠原健太】
「SKET DANCE」や「彼方のアストラ」といったヒット作を世に送ってきた篠原先生が本誌には8年ぶりの帰還
鬼と魔法使いの幼なじみをテーマにした作品ですが、スケダン時代から見られた軽快なトークは健在
顔が巨大化したり、紙になってしまったり、みんなネガティブになってしまったり・・・
スケダンのファンタジー部分が大きく出てきた作品と言った印象です
ただスケダンと異なるのが序盤からストーリーが動いていること
スケダンは修学旅行編を境にストーリー漫画に移行しましたが、この「ウィッチウォッチ」では序盤から動いてます
後々の伏線となるような不穏なシーンも見せて
今のところは学園ファンタジーコメディといった感じ
しかし篠原先生は伏線回収が非常に上手いのはご存じの方も多いでしょう
その上、「スイッチ・オフ」のような衝撃シリアスを篠原先生は唐突にぶち込みますので油断は出来ません
コミックスは絶対購入すると決めてます
スケダン僕全巻持ってますからね
- 「クーロンズ・ボール・パレード」/原作:鎌田幹康 作画:福井あしび
令和の野球漫画、始動!ジャンプ新連載『クーロンズ・ボール・パレード』開幕CM - Music by SUSHIBOYS
ジャンプではかなりの率でこけるスポーツ漫画
野球漫画だといつ以来なんでしょうか
ジャンプのスポ根というと「黒子のバスケ」や「テニスの王子様」のような超人スポーツがほとんどで「ハイキュー!!」みたいなリアル思考な漫画は稀でした
この漫画も超人スポーツになってしまうのか?
と思いましたが3話まで見た時点ではそのような描写は今のところ見られないので安心
むしろ野球のことよく理解しているような描写が多くて安心します
ただこれに突然消える魔球とか必殺打法とか始めるのはなしで
だって現実には柳田悠岐みたく変態打撃する打者や千賀広大みたい161とか当たり前になっているもん
現実に忠実でいいです
編集部も超人路線に持って行くんじゃないぞ
その一方、前回の新連載陣はというと島袋先生が大苦戦しています
掲載順がかなり下の方にいるなんて信じられないです
何があった・・・
「SAKAMOTO DAYS」はすっかり人気になって安定している
このままだと島袋先生、アプリ送りも・・・
今回の新連載はどれも期待できそう
長く続きますように・・・
映画製作に向けて準備スタート…!! ~「彼女、お借りします(13)」~
タイトル:「彼女、お借りします(13)」
作者:宮島礼吏
感想掲載は久々となるかのかり13巻の感想
どうやらこの単行本発売時にアニメ化が発表されたようですね
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ここから始まる2人の新しい関係
さて前巻では祖母である小百合に残された時間が少なく、今まで見せなかった千鶴の弱さや過去が大々的に取り上げられましたが、終盤に和也がクラウドファンディングという救いの手を差し伸べるところで終了
ではこの巻から本格的にクラウドファンディング企画が本格的に動き出すのかと言われると、いきなり壁にぶち当たります
というのは千鶴に「相談しろ」と言われたことでCAMPFIRE(前回の感想でも書きましたが実在する会社です。今、草なぎ剛が出演してます)を訪れたのですが、いきなり相談相手である清水鉄平にボロクソ言われます
まあクラウドファンディングってそんな簡単なのものじゃありませんし、認知度が高い方ならともかくそうでない方は簡単には成功しないんですよ
だって聞いたこともない赤の他人に簡単にお金を出す方はいらっしゃいますか?
千鶴はこの時点で知名度はほとんどありません
そんな彼女のためにお金を出そうとする方はまずいないでしょう
とはいえ、和也の気持ちは本気
なので千鶴との会議(諸事情で和也の部屋で行われます)では具体的な数字やリターンについて話す場面もあり、千鶴が感心してしまうほどです
その上で映画のテーマは「千鶴が小百合について(要は女優を志すきっかけを)話す」ことを和也は提案し、千鶴もそれを受け入れますが、1時間から1時間半のショートフィルム作るにも200万前後はかかるようで…
実際に映画を制作する際はそこにプロモーション費用とかも絡んでくるから間違いなく2000万は超えるんでしょうね
そりゃ赤字を出せないわけだよ(「テラフォーマーズ」や「約束のネバーランド」の実写を企画した方々は本気で反省しろ)
そうした会議をやっていくうちに千鶴は和也にオムライスをご馳走するのですが…
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突如隣に引っ越してきた新キャラ八重森みに
その一方でこの巻から新キャラとして登場するのが八重森みに
和也と千鶴が生活するアパートにいる入居者の描写って今までほとんどなかった(よね?)のですが、ここに来て和也の隣の部屋に入居者が入ってくるのです
それが八重森みに、しかも和也の後輩である1年と
登場シーンが和也と千鶴による話し合いの最中に割り込んでくるというすごい登場方法ですが(というよりアパートベランダの隣人同士の会話って丸聞こえするもんなんですか?)
その時は若干上から目線(?)な気がしますが、実際はYouTubeから学んだりソーシャルゲームのイケメンキャラを恋人といったりといかにも今風な子です
痛いとか言うな
ただこの巻の後半、あるシーンで「レンタル彼女」について一瞬聞いてしまうんですよね…
今後、この子が思わぬ波乱を巻き起こす可能性もあるんじゃないかな
この子が和也に急接近するようなことはないと思うが、この子がしゃべりまくってあの子に情報が行き渡るようなことだけはないことを祈りたい
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るかも協力!?
そして和也が千鶴と映画について会議していたとき、ふとした拍子にドアを開けるとるかちゃんが現れます(笑)
案の定、るかは暴走しますが勘違いされるとまずいと思ったのか千鶴はるかに映画製作のを打ち明けることに(まあるかならあの人よりは信頼できる)
するとるかも映画製作に関わると言い出すのです!!
まあ監視の目的が半分占めていると思われますが
人手は多ければ多いほどいい
ということで承諾されることになります
やっぱり千鶴に対しては負けん気全開ではありますがw(千鶴が作ったオムライスとるかちゃんが以前つくったカレーと比較して和也がカレーを選ぶとるかは勝ち誇ったような表情を見せます)
そうした出来事もあり、千鶴も小百合に協力を頼んだりしていったりすると、和也から遂にクラウドファンディングの許可が出たという知らせが!!
次の巻から少しずつ進展していくのかな~
そんなわけでこの巻は映画製作への準備がメイン
なので摩美や墨ちゃんは出てきませんでした
墨ちゃんは映画製作に関わりそうだけど摩美はな…
ここでも暗躍しそうなんだよな…(ファンの皆さん、ごめんなさい)
今回は平和でしたが、この作品は次の巻になると突然シリアスになること多いので油断できません
次巻も平和で終わりますように…
ジャンプのラブコメ戦国時代を覚えている方はいるだろうか
この前の銀魂の記事で書いていたジャンプ関連記事第2弾
今回はラブコメ戦国時代についてです
現在、ジャンプに掲載されている漫画でラブコメに分類していい漫画はあまり多くありません
「あやかしトライアングル」はラブコメよりもバトル要素が強いですし、「ウィッチウォッチ」もラブコメなのか?※篠原先生は過去作品で幾度も伏線を見えないところで投下し回収する技術が非常に上手いので今回も早々に爆弾をぶち込んでいる可能性有
一時期「ゆらぎ荘の幽奈さん」や「ぼくたちは勉強ができない」が掲載されていただけに喪失が大きいですね
マガジンはラブコメ今強いからな…
そんなジャンプにはかつてラブコメ戦国時代と呼ばれる時代があり、短期間に4作品ラブコメが連載されていた時代がありました
今から8年前なので今の高校生や中学生は分からないかも…
そんな時代に掲載された作品を紹介します
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「パジャマな彼女」/濱田浩輔
今や「はねバド!」で知られる濱田先生ですが、元々はジャンプで連載している作家でした
一応ラブコメではあるのですが、ヒロインが眠り姫のように呪いにかけられて幽霊になってしまう設定があったり、時折少年誌にはかなりハードな描写が載っていたりもしてました
絵が非常に好きだったのですが、打ちきりの関係で最後は昼ドラみたいに後味悪い描写も残ってしまいました
しかし、実は4年前に新装ver.が発行されたようで後味の悪さが書き下ろしで少し消えています
もっと読んでみたかった作品です
後に長期連載となり、アニメ化もされる大ヒット作「ゆらぎ荘~」のミウラタダヒロ先生初の連載作品
ミウラ先生の絵の上手さはこの頃から健在でプロトタイプも覚えているのですが、絵で連載に持っていけたといってもいいぐらいでした
ただストーリーがな…
ちなみに原作の坂本先生は「カンピオーネ!」のコミカライズを担当されていた方としても知られています
ミウラ先生の新作を心からお待ちしております
この作品は戦国時代の少し前に掲載された作品ですが、後に始まる某有名ラブコメと掲載時期が被っていたので掲載
長年のジャンプ読者ならお馴染みの叶先生、3作目の連載作品
単行本3巻で終わってますが、三角関係である主要キャラ3人が入れ替わりで鏡の中に閉じ込められるというユニークな設定を活用し、かつモヤモヤも一切ない
短期集中連載だったという噂もありましたが果たして
個人的には単行本も購入した好きなラブコメ作品の1つ
3巻なのであっという間に読めるのもグッドです
そしてジャンプのラブコメでは過去最長連載となり、ラブコメ戦国時代の象徴だったのがこれ
しかし、ネットをみるとかなり酷評目立ちますよね?
その原因はラブコメ漫画の反面教師にするべき代表例であるからです
何故か
それは作者がメインヒロインを一方的に優遇しまくる展開が多かったからです
本来ラブコメ作品では主人公とヒロインが結ばれるまでに様々な障壁が用意されます
それを乗り越えて少しずつ距離が縮まっていくのですが、この作品のヒロインはなんも努力してません
というか勝手にチャンスが降りてきた
そんな感じなのです
更にラブコメ作品と言えばヒロインとヒロインが意識し合うのも見所
ヒロイン同士のぶつかり合いが作品を更に面白くしていきます(実際「ゆらぎ荘~」でもライバル同士で競い合う展開もあれば、「ぼく勉~」でも文乃が他のヒロインが成幸を好きな事を知っており苦悩する展開が多々ありました)
でもこの作品、覚えている限りそんな展開はほとんどなかった
気付くのも確か終盤だったような…
…というか皆さんご存知だと思いますが、この作品のスピンオフを書いていたのがぼく勉の筒井先生です
なのでそれを反面教師にした可能性が大いにあります
その上、作者がメインヒロインをごり押しするも人気投票では3回目までメインヒロインは1位になれず…
だからか作者のごり押しが更に強化されたような…
それもあってストーリーは見事に破綻していきました
ほぼキャラ漫画と化しましたね
途中で僕も友人に単行本あげた
これ以降に制作されたラブコメはこの作品を反面教師にしたものが多くなった気がします
とくに、障壁を与えない展開はやってはならない
ぼく勉やゆらぎ荘もシリアス多かったですし、マガジンの寄宿学校のジュリエットや五等分の花嫁もそうした要素ありました
かのかりは途中からシリアス強くなっていきましたね
あとはライバル関係
これがあるとどんどん引出し広げられるんですよ
バレンタインの話で協力してチョコ作ったり、プレゼントで競ったりと色々膨らみますから
だから皆さん、これは反面教師にしてください
ラブコメのスタンダードは「とらドラ!」、「いちご100%」だ
ちなみにAmazonのレビュー、星こそ多いですが批判レビューがかなり上位に来ています
それだけこの作品が酷かったということです
なぜこれが実写になったのか
謎謎謎
如何だったでしょうか?
そろそろ僕が昔愛読していた作品についても書こうかな?
ちょっとずつですが、感想記事もポツポツ完成しているのでそちらもお楽しみに!!
銀魂の副音声上映に参加してきた[ネタバレ大量]
先日映画銀魂についての感想記事を公開しました
→銀魂を久々に見た自分が思ったこと - Anime,comic,Light novel... (hatenablog.com)
本当ならあれで終わるはずでしたが、その後に銀魂の副音声上映に行ったら「これは感想を書かなければ!!」という内容なので急遽記事にしました
ここから書くのは副音声上映と途中から追加された舞台挨拶のダイジェストについてのネタバレです
公開日は最後の来場者特典配布が開始された2/26の翌日にしましたが、今から聞く方は回避推奨です
逆に聞かない方でこれ聞いて興味持ったならすぐ劇場へ向かうんだ
※銀魂の副音声上映を楽しむには「HELLO!MOVIE」アプリのダウンロードが必要です
※上映中、スマホを起動状態にする必要があるため携帯充電器は必須です
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最初からDBじゃねえーか!!
さて、今回の劇場版
原作最終刊の第699訓以降を映画化したものになっているのは既に見た方はご存じの通りでしょう
その冒頭と言えばもろにドラゴンボールをパクるという銀魂らしい展開となってますが劇場版でもその展開を再現してしまいましたw
そのため、作画までDB化してましたが副音声でも銀さん役の杉田さん、神楽役の釘宮さん、そして新八役の坂口さんがDBの話をしています
何の副音声だよこれw
しかも好きなZ戦士やゲーム、ピッコロやベジータの話が出てきたりと序盤は全然銀魂の話をしていないのです
まさか円盤の副音声もこれじゃないだろうなw※別に副音声が収録される可能性有
おまけに例の主題歌については杉田さんが「沢山課金しまくったんでしょう」と元も子もない言葉を言い出す始末w
まあ銀魂はテレビシリーズで各所に散々喧嘩売ってきましたからね
どれほどの曲が差し替えになったことやら(B'zとかperfume)
ただ、その序盤のDB展開ですが本家に関わっていたスタッフが映画制作スタッフの関係者にいたようでその方に監修していただいたとのこと
これ、事実上黙認ですね
良かったね、円盤化大丈夫だよ!!
・・・ところでSEMI FINALの方ではテニプリ流したんですか?※まだSEMI FINAL見てない
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関係者による銀魂の思い出
そんな怒濤のDBラッシュの後は真面目に映画やこれまでの銀魂について関係者のコメントを交えながら3人は語っていくのですが、中には関係者が「ココを見て欲しい!!」と語る場面もありまた銀魂の映像が見たくなるものになっています
その代表的なものとして
①過去と現在の対比
②最後のかぶき町が蘇るシーンにとっておきのたれを用意した
③高杉の最後の場面
なかでも③ですね
高杉の最後は原作では描かれなかったアレンジが行われていて高杉のファンは号泣必須ではないでしょうか(僕は詳細は確認してませんが、空知先生が本当は高杉死なせたくなかったらしいですね。ファンブック購入しないと)
あのシーンは本当に美しかったです
さらに桂役の石田さんや高杉役の子安さんといった声優陣やDOESの氏原ワタル、SPYAIRのKENTAからのコメントも届いてますが、個人的に衝撃は虚役として劇場版にカムバックを果たした山ちゃんのコメント
Q.銀魂で好きなキャラは?
A.神楽!!
Q.銀魂が15年間続いた理由は?
A.神楽!!
山ちゃんが壊れたようです
山ちゃんってこんなコメントする方だったかな?
なのはの時はおのれ山(ryだったけど
更にさっちゃ役の小林さんのコメントも暴走気味だったり、お登瀬役のくじらさんも「現場で会ったら構ってください」というコメントに参加者総ツッコミと和気藹々
途中から近藤役の千葉さん、沖田役の鈴村さん(過去に空知先生に真綾と夫婦であることを弄られたことあり)、土方役の中井さんも合流しましたが、山崎役の太田さんは呼ばれず汗
そのため、真選組の3人は太田さんにめちゃくちゃ謝ってました
まあザキはザキですから(僕と誕生日同じだけど)
終盤のメガカバディの発音にとても苦戦していたとのこと
他にも神威役の日野さん(杉田さんに「100億の男」と弄られるw)やお妙役のゆきのさん(近藤への仕打ちをする際のアフレコで1度のどを潰しかけたそうです)、マダオ役の立木さんといったそうそうたる面子からのコメントが到着してました
円盤で収録されるかは分からないので要チェックですよ!!
そして副音声を聞いたらもう1度劇場へ
あ、3回は見に行く必要あるわw
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舞台挨拶と言う名の懺悔大会
そして2月の上映分から上映終了後に舞台挨拶のダイジェストが加わりました
その関係で上映時間が若干伸びているのですが、これほぼ懺悔大会となっていますww
杉田さん「「千の風になって」を思い出せなくなる感じで歌ってと書いてあったので台本の通りにしたら、EDに起用されて親から電話がかかってきました。すいません。」
釘宮さん「銀魂に関わったお陰で下ネタを抵抗感なく発せられるようになってしまいました。昔の自分を返して!!」※シャナやアリア、ルイスの声優さんです
千葉さん「常に下の部分を出してしまい、申し訳ありません。」
銀魂の犯した罪は深いね(褒め言葉)
しかし、
鈴村さん「ラジオで「銀魂」と「鬼滅の刃」どっちが好きですか?という質問が来た際に「鬼滅の刃」と答えました。すいません。」
鈴村さーんwww
こりゃ、イベントあったらまた空知先生に弄られるね
仕方ないね
石田さんもしれっと「鬼滅が何百億たたき出しているから銀魂もそれくらいたたき出すだろうね」と話してましたが
その上で杉田さんは現場で「万事屋さんと一緒に仕事できて光栄です!!」など言われることも多いようで銀魂がもたらしたものについて語り、銀魂はいつまでもなくならないと話してくれました!!
絶対銀魂を忘れることはありませんよ、こちらも
原作を題材にしたアニメ化はこれがラストですが、どうやら声優陣はスピンオフを見てみたいとも思っているとのこと
若干終わる終わる詐欺を警戒していたような・・・
今週が特典最終週です
これを見て副音声が聞きたくなった方は劇場へ行こう!!
もしかしたらSEMI FINALの感想書くかも
現連載陣の過去作を前作を中心に振り返ってみよう
という訳で銀魂の記事でもお伝えしていた企画第1弾
今回の新連載陣を含めて現在連載中の作者の前作を振り返るというある意味、地獄の企画です
先に言っておきますと、今回が初連載という作者とそもそも前作ないわ!!って作者は言及しません
なのでONE PIECEは除外、HUNTER×HUNTERは連載中に加えるべきか微妙なので除外します
富樫はよ戻ってこい
という訳で骨のおれる作業開始~
※全ての作者に言及するわけではありません
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堀越耕平先生(「僕のヒーローアカデミア」連載中)
前作「戦星のバルジ」
前々作「逢魔ヶ刻動物園」
今やジャンプの看板であるヒロアカを連載している堀越先生
しかし、実は前作の「戦星のバルジ」はとんでもない速度で打ち切りを食らっています(ヒロインが可愛かった記憶しかない)
更にその前の「逢魔ヶ刻動物園」は動物園をテーマにした作品でしたが、僕がジャンプを読み出した辺りからバトル化してました
当時のジャンプは暗黒時代だったからね…※2010の新連載陣を参照
そんな苦労を経て今やヒロアカは大ヒット
ストーリーも終盤に突入してますが、最後まで期待しています!!
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田畠祐基先生(「ブラッククローバー」連載中)
前作「HUNGRY JOKER」
熱血バトル漫画の「ブラッククローバー」で知られる田畠先生ですが、実は田畠先生は連載開始前から評判高かった記憶があります※ネット掲示板では早く連載してくれ~なんて声が多かった
ただ、「HUNGRY JOKER」も記憶がない…
これも速攻で終わったからな…
いきなりヒット作を描けるわけではないんでしょうね
前作「アイシールド21」
科学が苦手な自分でも楽しめる「Dr.STONE」の作画を担当している稲垣先生
前作はあの「アイシールド21」
アニメ化もされましたよね~
当時読んでませんが
なお、「アイシールド21」の作画を担当した村田雄介先生は「ワンパンマン」の作画を担当…
って「ワンパンマン」の作画、アイシールドの方だったの!?
知らんかった…
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権平ひつじ先生(「夜桜さんちの大作戦」連載中)
前作「ポロの留学記」
もはや完全に人気漫画となった「夜桜さんちの大作戦」
ギャグとシリアスの緩急を使い分けるこの作品の作者、権平先生の前作は「ポロの留学記」
ぼく勉やDr.STONEと共に新連載6連弾の1つとして連載されました
ただハートウォーミングなストーリーはジャンプの読者層とは合わず…
そのあと、「夜桜さんちの大作戦」を連載するようになりましたが、今ではセンターカラー連発
長く続いて欲しいけど案外伏線をハイペースで回収してるから引き伸ばしはあまりしないかも
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矢吹健太郎先生(「あやかしトライアングル」連載中)
過去作
「ToLoveる」
矢吹先生は「ToLoveる」に「BLACK CAT」と正反対の作品を書きつつ、ラノベの挿絵を担当したり、コミカライズ作品の作画を担当したりとありとあらゆる場所で活躍されてました
なので完全新作って「ToLoveる ダークネス」から3年、WJ時代で終了と考えると10年ぶりなんですよね
徐々に「あやかしトライアングル」はシリアス強くなってきてるのでやっぱりラブコメには行きそうで行かなそう
ちなみにファンはやっぱりエロを望んでいるようで…
僕は「フタガミ☆ダブル」の方が好きなんで今の路線で行ってください(笑)
前作「腹ペコのマリー」
前々作「べるぜバブ」
「べるぜバブ」が面白すぎたのか、なかなか壁を越えられない田村先生
「腹ペコのマリー」も発想は面白かったんだけど徐々にダレてしまい、それが今回も…
このままだと一発屋になりかねないので奮起して欲しいです
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島袋光年先生(「BUILD KING」連載中)
前作「トリコ」
数年ぶりにジャンプに帰って来た島袋先生の前作といえば「トリコ」!!
シンプルで面白かったもんなー
美食をテーマにあんなに面白い作品が描けるなんて…
作中に出てくる料理を食べてみたかった
これ執筆している号でドベ転落という衝撃の事態になっていたけど・・・まさかの速攻打ち切りはないよね?
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松井優征先生(「逃げ上手の若者」連載中)
前作「暗殺教室」
新連載がまさかの歴史をテーマにした作品だった松井先生
松井先生と言えば「暗殺教室」を数年前まで連載していたのが記憶に新しいですが、あの作品はタイトルとは真逆にシュールなギャグ作品だった印象
その分、シリアスのインパクトは抜群でしたね
敵キャラとかすげえムカついたもん
そんな松井先生と言えば、常にどんな状況になってもいいように何パターンも想定して制作している作家
今回の新連載も恐らく何パターンも想定していると思いますが、勿論願うは完走パターンで!!
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福岡和佐先生(「アイテルシー」連載中)
前作「キミを侵略せよ!」
1話目からいきなりインパクトある話を炸裂させた福岡先生
これは予想してなかったのですが、まさか連載経験者だったとは…
「キミを侵略せよ!!」ってそこそこ面白かった記憶があったんですけどね
前作から進化しすぎだろ
新連載の順番って期待度を現しているらしいですので、今回は相当期待されているのでしょう
伝説の新連載になるべく頑張れ!!
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篠原健太先生(「ウィッチウィッチ」連載中)
前作「彼方のアストラ」
前々作「SKET DANCE」
本誌は久々の篠原先生
銀魂の元アシスタントとしても有名ですが、「彼方のアストラ」、「SKET DANCE」と次々にヒット作を作ったヒットメーカーでもあります
スケダンは全巻持ってるほどの大ファンでしたが最初から最後まで最高の漫画でした
アニメ?知らんな?
篠原先生の帰還は待ち望んでました!!
今回も期待してますよ!!
新連載組が3話掲載し終わったらいつもみたく感想載せますね!!